MOMOLAND(モモランド) 伝説のガールズグループを徹底解説

MOMOLAND(モモランド) 伝説のガールズグループを徹底解説

現在、韓国だけではなく日本でも様々なオーディション番組やサバイバル番組が放送されており、次々と新しいアイドルグループが誕生しています。今回紹介するのは、サバイバル番組「MOMOLANDを探して」からデビューしたガールズグループMOMOLAND(モモランド)です。

番組では審査員たちから酷評を受けながらも、印象が残るパフォーマンスを披露し、あっという間に大人気グループへと変化。日本でも公式ファンクラブが設立されたほどの人気を獲得していましたが、残念ながら2023年1月27日に所属事務所との契約が終了し、事実上の解散となりました。MOMOLANDがどのような経歴を辿ったアイドルグループだったのか、もう一度彼女たちの経歴を確認していきましょう!

MOMOLANDって、どんなグループ?


MOMOLANDは、サバイバル番組「MOMOLANDを探して」を通じてデビューした9人組ガールズグループです。2019年に2人が脱退、1人が活動休止中ということで6人で活動を行なっていました。

MOMOLANDというグループ名には「時間に追われる人々に1つずつファンタジーを取り戻す」という意味が込められており、ミヒャエル・エンデの童話「モモ」になぞらえているとか。「LAND」は遊園地という意味なので、この2つを合わせたグループ名となっています。

MEMO

公式ファンクラブ名は「merry-go-round(Merry)」です。ファンタジー感あふれる可愛いファンクラブ名ですね!

MOMOLANDがデビューしたのは2016年のことでした。サバイバル番組「MOMOLANDを探して」で10人の練習生が集められ、デビューへのオーディションを開催しました。審査員と国民投票、ファイナルステージの観覧者による投票で選ばれたメンバーがデビューできるというシステムを採用しています。

番組では初回からパフォーマンスを見た審査員に練習生が酷評されるなど、辛いスタートを切ることになりました。あまりの酷評に涙する練習生もいたほど。そこから合宿をして再度、審査員にパフォーマンスを披露しましたが「前回よりはよくなっていたもののデビューを考えるとまだ足りない」と評価する審査員も…。

その中でも練習生は自身のスキルアップをするべく練習に励みましたが「MOMOLANDを探して」という番組自体の認知度が非常に低く、ファイナルステージの観覧者3,000人が集まらないという事態になってしまいました。

通常は番組を放送するごとにファンが増えて「自分の推しをデビューさせたい!!」というファンが会場に殺到するはずなのですが、MOMOLANDの場合は予想外の展開が待っていたのです。

MEMO

観覧者が集まらなかったことでデビューは延期となり、メンバーはファンを獲得するためにフェスへの参加や学校訪問をして1ヶ月後に10人中7人がMOMOLANDとしてデビューという形になりました。

2016年11月10日、ミニアルバム「Welcome to MOMOLAND」を発売し、晴れてデビューとなったMOMOLANDでしたが、翌月にはメンバーのヨンウが腰痛と肩の痛みにより休養することに。デビュー早々6人体制での活動をすることになってしまいました。

また、2017年にはMOMOLANDにとって大きな変化の年となりました。サバイバル番組「MOMOLANDを探して」で脱落したメンバーのデイジーがMOMOLANDに加入することになったのです。さらに、他のオーディション番組に出演していたテハもMOMOLANDに電撃加入というニュースが報道されました。短期間でメンバーが2人も増えるのは異例なことだと感じます。

もちろん、他のK-POPグループでもサバイバル番組で脱落したメンバーが、最終的にデビューメンバーに合流するという話はありましたが、全く違う番組に参加していたメンバーまで合流させてしまうとは誰が予想していたでしょうか。新メンバーの加入により、MOMOLANDは9人体制で活動することになりました。

しかし、星の数ほどアイドルグループが存在するK-POP業界で、MOMOLANDはアルバムのチャートを伸ばすことができず、低迷を続けていたのです。デビューすれば自然に人気が出るというわけではありません。このまま消えていくアイドルも多い中、MOMOLANDはここから快進撃を繰り広げていくことになるのです。

 

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