【2024年】アニソン名曲10選 話題を呼んだ楽曲を徹底解説

【2024年】アニソン名曲10選 話題を呼んだ楽曲を徹底解説

物語とマッチして本編を盛り上げるアニメソング。“アニソン”と呼ばれ、これまでも世界的にヒットし、愛される曲が数多く生まれてきました。

本記事では2024年に放送のTVアニメで使用されて、各種配信サービスなどで好成績を出し話題となった10曲を紹介します。

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2024年、TVアニメのOP・EDテーマ10選 Part.1

第1位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts


2024年1月から3月まで放送のTVアニメ『マッシュル-MASHLE-』の第2期『神覚者候補選抜試験編』で使用されたヒップホップユニットCreepy NutsによるOPテーマ曲。主人公のマッシュと自身を重ねて制作され、耳から離れない独特なリズムと呪文のような歌詞、子どもから大人まで踊れるダンスが国内外で注目された楽曲です。

「第57回 オリコン年間ランキング2024」(集計期間2023年12月25日〜2024年12月16日)の発表によると、本曲は通算7週間「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」1位を獲得。YouTubeのMV映像は2.9億回再生を突破。TVアニメ第3期の制作も発表され、まだまだ勢いにのっています。

同ランキングの「デジタルシングル(単曲)ランキング」では期間内DL数37.4万DLを記録し、男性グループの同ランキング史上初かつ自身初となる1位を獲得。さらに、「ストリーミングランキング」で期間内再生数5.8億回で年間1位となり、2023年度のYOASOBI「アイドル」を超え、年間ランキング史上最高の再生数を記録しました。

オーディオストリーミングサービスSpotifyの「2024年Spotifyランキング」においては、本曲は国内と海外で最も再生された国内楽曲に選出。同じ楽曲が2つのランキングで1位に選ばれるというSpotify史上初の記録を打ち立てました。

ABEMA「日本アニメトレンド大賞2024」では「アニメソング賞」を受賞し、「現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」ではTOP10に選出されるなど、音楽のジャンルを飛び出して多くの“史上初”を叩きだしました。

「本曲を機に漫画を購入した、Creepy Nutsをよく知らなくても耳に残る曲を作れるのは才能」といった感想もあり、国内外で幅広い年代に聴かれ、“2024年の顔”と言っても過言ではない1曲です。

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第2位「ライラック」Mrs. GREEN APPLE


2024年4月から7月まで放送のTVアニメ『忘却バッテリー』第1期で使用されたOPテーマ曲。2023年に結成10周年を迎えた3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLEが務めました。

ライラックの花言葉は「青春の思い出」を意味して、甘酸っぱい青春を描いた清々しい楽曲。楽器隊の技術や曲調は変化に富み、ボーカルの高音が爽やかに曲全体をまとめています。

「ビルボードジャパン2024年間チャート」の「Artist 100」では彼らの17曲が総合ソングトップ100以内に入って首位を獲得。「第66回 輝く!日本レコード大賞」では大賞を受賞し、2023年「ケセラセラ」に続き2連覇を達成し、快挙を遂げました。

彼らの音楽は、現代の10代だけでなく、大人が自身の青春時代を振り返って胸を震わせています。新規ファンも増え続け、2025年以降の躍進にも期待が高まる存在です。

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第3位「晴る」ヨルシカ


2024年1月から3月まで放送のTVアニメ『葬送のフリーレン』第2クールに使用されたヨルシカによるOPテーマ曲。ボカロPとして活動するコンポーザーn-bunaと女性シンガーsuisによるユニットで、シンガーソングライターのキタニタツヤがサポートメンバーのベースとして参加しています。

n-buna(Gt・コンポーザー)は「晴れではない状態から晴れを願い、フリーレンの世界と彼らの旅に花を添えられるものになっていれば幸い」とコメント。旅の足音や雨音を想像させる穏やかなリズム、日本語の深みを感じる文学的な歌詞、透明感ある歌声が調和している楽曲です。

mora「2024年 年間ダウンロードランキング」(集計2023年12月1日から2024年11月30日まで)では「総合シングル(単曲)部門」で2位を獲得。

「余韻に浸らせてくれる、“はる”という発音に様々な意味を持たせている」と、作品の物語性・映像の美しさ・詩的な楽曲が総合し、大人たちの心を震わせました。

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第4位「オトノケ」Creepy Nuts


2024年10月から12月まで放送のTVアニメ『ダンダダン』で使用されたCreepy NutsによるOPテーマ曲。タイトル『ダンダダン』の音に合わせて韻を踏むラップパート、死を連想させる数字の〈4〉など都市伝説的な単語や奇妙な音を織り交ぜた和風オカルティックミュージックです。

ABEMA「日本アニメトレンド大賞2024」では本曲を使用したOP映像が「オープニングアニメーション賞」に輝き、同賞において『ダンダダン』は「日本アニメトレンド大賞」も受賞。YouTubeで公開中のOP映像は、2024年12月時点で総再生回数1,800万回を越え、MV映像は4,100万回を突破

「原作へのリスペクトが群を抜いている」と、不気味でワクワクする世界観で今もなお席巻中。2025年夏には第2期の放送も決定し、ダンダダンブームは加速する一方でしょう。

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第5位「夢幻」MY FIRST STORY & HYDE


2024年5月から6月まで放送のTVアニメ『鬼滅の刃』第4期『柱稽古編』で使用されたOPテーマ曲。ロックバンドMY FIRST STORYとソロアーティストHYDEという先輩後輩の2組が共演してファンを驚かせました。

ハスキーボイスのHiro(Vo)と凛々しいHYDEの歌声が共鳴した疾走感あふれるラウドロックで、“鬼殺隊 vs 鬼舞辻無惨”の迫力が伝わってくる楽曲です。

Billboard JAPANチャートの「ダウンロード・ソング・チャート」(2024年5月22日公開)では初登場1位を獲得。同チャートの「ストリーミング・ソング・チャート」では、公開後32週目にストリーミング累計再生回数1億回を越え、MY FIRST STORYにとって2回目、HYDEにとって自身初の1億回超えとなりました。

HYDE × MY FIRST STORYとして担当したEDテーマ 『永久 -トコシエ-』は「HYDEが鬼舞辻と重なる」と彼の変わらない美しいビジュアルも魅了しました。

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