目次
白熱バトルの内容とは…?
6組のアイドルグループたちが挑んだ情熱的なレジェンドステージ、そして努力のストーリーをご紹介いたします!
バトルの開幕&対面式
参加者メンバーが一同に会する対面式では、各グループが顔を合わせ、挨拶代わりにそれぞれクールなステージを披露。
1位に与えられるベネフィットは1,000点で、ステージが収録当日にリアルタイムで公開され、ファンに評価されるというものでした。
Stray KidsのチャンビンとATEEZのウヨンとの掛け合いも最高でした。
最年少グループのATEEZが先陣を切り、荒波に立ち向かい前へ進んでいく力強い姿を表現。
続いてBTOBが美しい生歌で感動を与え、SF9がスーツ姿で圧巻のスタイルと大人のセクシーさで魅了します。
Stray Kidsはオオカミをイメージしたアクロバティックなパフォーマンスを。
THE BOYZは見事な陣形で王者の貫禄を見せ、iKONはカリスマ性溢れるコンサートのようなパフォーマンスで魅了しました。
対面式1位はStray Kidsが獲得し、第1ラウンドのパフォーマンス順を決めることとなりました。
第1ラウンド「TO THE WORLD」
第1ラウンドでは、”全世界へ披露したい曲や伝えたいメッセージ”をコンセプトに各グループが自分たちの曲を選んでステージを披露しました。
ベネフィットは2万点です。
トップバッターはTHE BOYZ。
「No Air」を選曲し、氷と火をイメージした、まるでゲームを見ているかのような壮絶な感情表現が際立つストーリー性のあるステージを披露しました。
女性の手が映り込む1人称ショットは、このステージを皮切りに他グループも取り入れていましたね。
続いて披露したのはiKON。
音楽チャートを席巻した「LOVE SCENARIO」、「KILLING ME」の2曲をミュージカル調に編曲した爽やかなパフォーマンスで魅了しました。
楽曲の新しい魅力を感じられましたし、練習風景は過酷で、努力の舞台裏が垣間見えました。
BTOBは自己最高の記録を更新したバラード「Missing You」を選曲し、韓国の伝統を感じられる衣装と美しいパフォーマンスを披露。
ミンヒョクの剣を使ったパフォーマンスも圧巻でした。
Stray Kidsは「神メニュー」と「Side Effects」の2曲を組み合わせた重量感のある編曲、しっかりとしたコンセプトでステージを作り上げました。
フィリックスがベルを打ち鳴らすダークな世界観も印象的でしたね。
練習の合間に先輩グループ、2PMのメンバー・ウヨンがアドバイスしてくれていました。
おかげでメンバーも1位のプレッシャーに打ち勝つことができたようです。
ATEEZは壮大なイメージの「WONDERLAND」を選曲し、対面式から続く海賊コンセプトで、映画のような力強いパフォーマンスを披露。
ホンジュンが作曲のアイデアを得るため、徹夜して映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見て、ステージの着想を得ていました。
SF9はお互いの美しさに嫉妬する姿をイメージして、「Jealous」を選曲し、童話のようなダークで美しい世界観を演出しました。
”大規模なパフォーマンスが初めて”ということで苦労する姿も見られましたが、衣装が良く似合っていて、鏡を使ったパフォーマンスが目を引きました。
ジェユンが膝を痛めながら果敢に高難度なパートに挑戦する姿も。
無事に成功させることができて本当に良かったです。
専門家評価と出演者評価を含めた1位は、ATEEZとなりました。
第2ラウンド「RE-BORN」
”生まれ変わる”という意味の「RE-BORN」がテーマとなった第2ラウンド。
他グループと自分たちのグループの楽曲を交換し、アレンジしてパフォーマンスするというユニークなバトルで、ベネフィットは2万点です。
SF9は”ノワール映画”を参考に、THE BOYZの「The Stealer」を披露しました。
演技力を高めるため、特別に俳優チョン・ソンファに指導を仰ぐシーンも。
極意を学び、彼ららしい大人でセクシーな楽曲に仕上げていました。
THE BOYZはSF9の「O Sole Mio」を情熱的にパフォーマンス。
結果が思うようでなく自信を失っていたメンバーたちでしたが、新しい挑戦や魅せ方に果敢に挑んでいく彼らの姿勢には、他グループも圧倒されている様子でした。
iKONはATEEZの「INCEPTION」を全く異なる雰囲気に編曲し、iKONらしいヒップホップなステージにアレンジ。
映画「インセプション」をイメージしたセットや、バビーのラップパートで見られた特殊効果も新鮮でした。
楽曲交換を通して培ったATEEZとの交流も微笑ましかったです。
ATEEZはiKONの「RHYTHM TA」を選曲し、ドラマ「ペーパーハウス」をモチーフにステージを演出。
エネルギー溢れるカッコイイステージに、見ていたチャンビンも、「”分かったよ、リズムに乗るから”という気持ちになる」とコメントしていましたね。
BTOBはStray Kidsの「Back Door」をロック調にアレンジ。
まるでコンサートに招かれたような、舞台裏からステージという流れ使ったカメラワーク・演出が素敵でした。
Stray KidsはBTOBの高難易度楽曲「I’ll be your man」を情感豊かに披露し、大切な人への思いを込めた余韻の残るステージを披露しました。
難しい原曲キーで美しく熱唱し、BTOBメンバーも「(ラッパーじゃなくて)ボーカルじゃないか」と、特にオールラウンダーのハンの実力に驚いているようでした。
第2ラウンドの専門家評価と出演者評価を含めた1位は、第1ラウンドに引き続きATEEZでした。
第3ラウンド「NO LIMIT」
”限界のない”、”無限大”という意味の「NO LIMIT」がテーマとなった第3ラウンドは、その名の通り限界を超えて、自由にパフォーマンスするステージ。
第3ラウンドはこれまでとは違い、1次と2次に分かれます。
1次対決ではグループの枠を超えて3チーム1組に。
「メイフライ」、「イッツワン」チームと、大きく2手に分かれてのバトルとなりました。
それぞれラップ、ダンス、ボーカルユニットに分かれて対決し、ベネフィットは1つのステージに5,000点。
評価は音楽の専門家や後輩グループのメンバーによるスペシャル評価団によって行われました。
また、この時点で視聴者評価などを含めた1位はStray Kidsとなっていました。
THEBOYZのメンバー・キューが一緒にチームを組みたいメンバーを聞かれ、チャンミンに熱い視線を送る姿が可愛らしかったです。
イッツワンチーム(iKON、SF9、THE BOYZ)は、バビー・フィヨン・ソヌによるラップユニット、DK、テヤン、ジュヨンによるダンスユニット、ジェイ、ジュネ、インソン、ジェユン、サンヨン、ニューによるボーカルユニットとなりました。
メイフライチーム(BTOB、Stray Kids、ATEEZ)は、ミンヒョク、バンチャン、チャンビン、ハン、ホンジュンによるラップユニット、プニエル、リノ、フィリックス、アイエン、ソンファ、ユンホ、ヨサン、サン、ウヨンによるダンスユニット、ウングァン、スンミン、ジョンホによるボーカルユニットです。
それぞれのステージに配分されたメンバーの個性や人数によって見せ方が大きく異なり、とても見ごたえのあるパフォーマンスでした。
1次対決では全てのステージを”メイフライチームが勝利する”という結果となりましたが、このラウンドを通してグループ間の絆が育まれていて、大変心温まりました。
ベネフィットが2万5,000点と配分の大きい2次対決では、それぞれのグループに戻って、各グループがジャンルや表現・コラボの制限もない自由なステージを披露。
iKONはBLACKPINKのリサとコラボしていて、ステージを圧倒する存在感が話題となりました。
また、BTOBはQueendomでも活躍を見せた(G)I-DLEのミヨン、ATEEZは声楽家とのコラボも実現。
Stray KidsはMVのような世界観でBLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」を、THE BOYZは難易度の高いEXOの「Monster」を完璧に揃え、見る者を唸らせるパフォーマンスを披露しました。
SF9はSHINeeのメンバー・テミンの「MOVE」をパフォーマンスし、まるで現代アートのような美しさで魅了。
各グループ、ステージにかける熱量や練習量もNO LIMITでした。
SF9のチャ二はセクシーなパフォーマンスに悩み、テミンに電話でアドバイスを求めていました。
テミンの「君は世界に1人しかいないんだよ。君が格好よかったらそれでいいんだよ。」というアドバイスは響きました…。
男性グループが披露する女性アーティストの楽曲というのもまた新鮮で、オリジナルアレンジが楽しめるのもまた一興です。
そして、2次対決の専門家評価と出演者評価を含めた1位は、SF9となりました。
迎える最終対決!キングとなったのは…?
ファイナルラウンドでは、音源チャート評価2万点、ステージを見て視聴者が評価するグローバル評価3万点を合わせた、合計5万点が与えられます。
音源チャート評価は、各グループが新曲を公開して、その音楽ストリーミング数とダウンロード数で順位を競うというもの。
最終結果に反映されるとあり、それぞれのグループのファンの力や熱意を感じました。
音源チャート評価ではTHE BOYZが1位を獲得。
Road to Kingdomから続く長い旅を終える、壮大な楽曲「KINGDOM COME」のパフォーマンスも圧巻でした。
それぞれのステージを応援し、たたえ合いながら進められたファイナルラウンド。
フィナーレに相応しい、グループの個性が生かされた輝かしいステージでした。
各ステージの累計点数、そして投票の結果、最終王者はStray Kidsに。
自分のことのように喜ぶ参加者たちの姿は、何より美しかったです。
約100日間に及ぶKINGDOMという長い旅路。
そして、37個のステージを作り上げながら、ともに汗を流し、時には涙しながら歩んできたメンバーたち。
番組を通して、グループやグループの垣根を超えた絆を感じられましたし、諦めずに挑戦し続ける姿勢に勇気づけられました。
また、毎回新しい発見や、アレンジ・大胆なパフォーマンスを見せてくれるので、ファンへの熱い想いも感じられましたし、見ていて飽きない充実したプログラムでした。
精神的にも肉体的にもかなりハードな日々を送っていたことと思いますので、時にはゆっくり休憩しながら、無理せず新たな可能性を切り開いていってほしいものです。
番組を通してまた一回り、二回りと大きくなったように感じられる彼らを、これからも温かく応援し続けていきたいですね!
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