BEAT INTERACTIVE所属の、韓国の5人組男性アイドルグループ、A.C.E(エイス)。
『The Unit』や『MIXNINE』などのサバイバル番組出演を通して実力を証明し、日本ツアーやアメリカ10都市ツアー、アカデミー賞授賞式のアフターパーティでのパフォーマンスで注目を集めるなど、グローバルに活躍の幅を広げています。
そこで今回は、多才な5人のメンバーと、彼らの魅力溢れる楽曲・ステージについてご紹介していきます!
目次
A.C.Eって、どんなグループ?
A.C.Eは、2017年5月23日にデビューし、2021年で4周年を迎えた実力派グループ。
グループ名は「Adventure Calling Emotions(冒険心を呼び起こす感情)」の頭文字をとったもので、ファンクラブの名前はCHOICE(チョイス)です。
メンバーは、年齢順にドンフン、ワウ、ジュン、キム・ビョングァン、チャンの5人。
そして所属するBEAT INTERACTIVEは、当時彼らだけが所属する小規模な事務所でした。
シングル『Cactus』でデビューすると、ステージ衣装のホットパンツ姿が一躍話題になり、続いて『Callin’』を発表しますが、そこから直接的な楽曲の人気を獲得するのは難しかったようです。
その後『The Unit』にメンバーのジュン、チャンが、『MIXNINE』にドンフン、ワウ、ビョングァンが出演し、少しずつ知名度を上げていきました。
デビューしたばかりのグループが、分離する形でサバイバル番組に出演するというのはなかなか大変なことだったと思いますが、2つの番組からオファーがあったため、それぞれに合った番組に出演することに決めたとのことです。
番組を通してA.C.Eというグループをより多くの方々に知ってもらうため、お互いに最善を尽くしていたメンバーたちの姿には胸を打たれます。
当時は顔を合わせるたびに励まし合っていたそうです。
結果、デビュー組としてA.C.Eからは3名が選抜され、チャンは『The Unit』の合格者9名で構成されたグループ、UNB(ユエンビ)としての活動も本格的にスタートしました。
『MIXNINE』に出演していたドンフンとビョングァンは選抜メンバーに入っていましたが、オーディションを企画したYGエンターテイメントが、グループのデビューが白紙になったことを発表。
残念な気持ちを抱えながらも、A.C.Eという“帰ってくる場所”があったことは、彼らにとって大きな支えになっていたようです。
その後も『KCON JAPAN』への出演などを通して日本でも人気を獲得しながら、A.C.Eはグローバルに活躍の幅を広げていきます。
カナダ公演ではTwitterのトレンド1位を獲得するなど注目を集め、世界的DJスティーヴ・アオキと、ラッパーのhutmose(タットモス)とのコラボレーションも実現。
SWINGエンターテインメントがマネジメントを務めるなど、国内外問わず彼らの存在感が高まってきています。
メンバー紹介
続いて、魅力溢れる5人のメンバーをご紹介いたします!
ステージ上で様々な魅力を見せてくれるA.C.Eのメンバーたち。
パフォーマンスではクールな印象も受けますが、メンバー同士ではしゃいでいる様子など、プライベートの明るく元気な姿も微笑ましい限りです。
それぞれのメンバーの個性や魅力について、探っていきましょう。
DONGHUN
- イ・ドンフン
- 生年月日:1993年2月28日
- 身長:176cm
- 血液型:A型
- 担当:メインボーカル
A.C.Eの最年長メンバーで、お兄さん的存在のドンフン。
優し気な目元が印象的で、包み込むような圧倒的で美しい歌声は、いつまでも聴いていたくなります。
彼はデビュー前からオーディション番組『SUPER STAR K5』や、音楽バラエティ番組『I Can See Your Voice 4』などに出演して確かな実力を発揮していて、Plan B(プランビー)というボーカルグループに所属していた経験もあります。
また、『MIXNINE』でも注目を集め、8位という順位でデビューメンバーに選ばれています。
男らしさや大人の魅力溢れるステージは圧巻で、ダンス中の高音パートもブレない、安定感とパワーがあります。
グループではいつも周囲をよく見ていて、年上メンバーとして弟たちを気にかけている様子が伝わってきます。
感受性豊かな性格で、ツンデレな一面もあるようです。
WOW
- キム・セユン
- 生年月日:1993年5月15日
- 身長:176cm
- 血液型:A型
- 担当:メインダンサー・ラップ・ボーカル
王子様のような美しいビジュアルと、セクシーでキレのあるダンスや透き通った歌声が魅力的なワウ。
YGエンターテイメント、CJエンターテイメントでの練習生経験があり、パワフルでカッコいいステージと、天使のような笑顔とのギャップがたまらない、という声も多いです。
最近では期間限定でグループのリーダーに就任し、しっかりとまとめる姿を見せてくれていて、”普段は口数少なくメンバーたちの後ろに隠れているようなスタイルのワウが、率先して気遣っている”とメンバーたちが感じるほどなのだとか。
「リーダーを延長すれば良いのに~」とメンバーたちから言われるほどの変化があったようです。
また、不思議なオーラがあり、ふわっとした優しい雰囲気に引き込まれます。
多才で芸術的センスも高く、描く絵の世界観も独特です。
公式YouTubeチャンネルで公開されている『A.C.E Diary Season 2』では、海外のファンから寄せられた悩み相談に優しく答える姿も映し出されています。
JUN
- パク・ジュンヒ
- 生年月日:1994年6月2日
- 身長:175cm
- 血液型:O型
- 担当:リーダー・リードボーカル・リードダンサー
A.C.Eのリーダーで、年上メンバーと年下メンバーのバランスをとりながらグループをまとめているジュン。
ビジュアルも整っていて、目鼻立ちのすっきりとしたルックスに惹きつけられます。
彼はJellyfishエンターテイメントやCJエンターテイメントに所属していた経験があり、ダンスも歌も実力が髙いです。
『ペスト』というミュージカルに1000倍という競争率を勝ち抜いて出演した経験も。
『I Can See Your Voice』にも出演していて、美しい歌声を披露しています。
また、芸名候補として、”OCEAN”にしようかと考えていたこともあったようですが、結局無しになったのだとか。
他のメンバーからいじられたりと、明るい愛されキャラで、リアクションも大きめです。
大声で手を叩いて笑ったり、ホラー映画を見て目を見開いて激しく体を動かしたりと、動作がエネルギーたっぷり。
ころころと変化する彼の表情を見ていると、こちらも元気になります。
KIM BYEONGKWAN
- キム・ビョングァン
- 生年月日:1996年8月13日
- 身長:174cm
- 血液型:A型
- 担当:メインダンサー・ラップ・ボーカル
溢れるカリスマ性と、派手なメイクやヘアカラーもばっちり似合う、クールな顔立ちが印象的なビョングァン。
『MIXNINE』でも個性や実力を発揮して、4位でデビューメンバーに選ばれています。
”ジェイソン”という名前で活動していた時期もありましたが、オーディション番組などを通して本名の”キム・ビョングァン”がよく知られるようになったため、活動名を変更したそうです。
努力家でストイック、マルチな才能を持っていて、力強いダンスと歌声が特徴的。
『K-POP STAR シーズン1』への出演や、JYPエンターテイメントに所属していた経験もあります。
また、明るく面白い性格でメンバーを和ませることもあり、末っ子のチャンから”お笑い担当”と言われることも。
ファンからもらったぬいぐるみを抱いて寝るなど、可愛らしい一面もあります。
カナダへの留学経験があり、ネイティブな発音で歌う、英語曲のライブパフォーマンスも魅力的です。
CHAN
- カン・ユチャン
- 生年月日:1997年12月31日
- 身長:177cm
- 血液型:O型
- 担当:メインボーカル
A.C.Eの末っ子メンバーで、最近では大人っぽいパフォーマンスにも注目が集まっているチャン。
MCを担当するなど、末っ子ながらしっかりとした一面もあります。
ビョングァンとともにJYPエンターテイメントに所属していた経験があり、TWICEの『Like OOH-AHH』のMVに、ゾンビ役として出演したことも。
『The Unit』では、見事デビューメンバーに選ばれ、UNBのメンバーとして約1年間活動しています。
オーディション番組に出演していた頃は、明るく可愛らしい、子犬のような印象がありました。
最近ではデジタルドラマ『TWENTY-TWENTY』に出演するなど、演技の才能も発揮。
活躍するチャンの姿を見ようとメンバーたちがサプライズで撮影現場に訪れた際は、とても嬉しそうにしていました。
また、メンバー同士で”マフィアゲーム”を行った際にも、優れた演技力でマフィアの仕事を全うしていました。
すっかり騙されているお兄さんズ含め、とても愛らしいです。
グループのビタミンのような存在で愛嬌があり、お兄さんたちから可愛がられている姿もよく見かけます。
コンセプトごとに魅せる、変幻自在な魅力
圧倒的な実力を持つメンバーが集まっているので、5人が合わさった時のパワーは圧倒的です。
また、明るく爽やかな楽曲や、幻想的で神秘的な楽曲、ヒップホップ調のクールな楽曲などなど…。
コンセプトごとに新しい魅力があります。
A.C.Eの5thミニアルバム『SIREN:DAWN』のタイトル曲、『Higher』は、彼らの大人の魅力がたっぷり感じられる幻想的な楽曲。
”人魚の恋”をテーマに、切なく儚い恋物語を描いているそうです。
アルバムにはPENTAGONのキノが楽曲制作に参加している『Atlantis』や、メンバーのドンフンが作詞・作曲、チャンが作詞に共同で参加している『Story』など、幻想的でストーリー性の高い楽曲が収録されています。
童話やファンタジーの世界に迷い込んだような、幻想的なコンセプトフォト・ビジュアルにも注目です。
他にも、アメリカのDJ・プロデューサーであるGreyが参加したハッピーなエネルギー溢れる楽曲『DOWN』や、ワウとビョングァンの力強いラップが印象的で、ヒップホップとギターサウンドがクールな楽曲『UNDER COVER』など、おすすめしたい楽曲がたくさんあります。
デビュー当初から、”自分たちらしく得意なことをアピールしていこう”と苦労を重ねながら努力してきたメンバーたち。
どんなコンセプトも彼らなりの世界観で美しく表現していて、これまで培ってきた多くの経験や努力を感じます。
5人全員がメインボーカル…?
「全員がメインボーカル!」と言っても過言ではないほどの、圧倒的歌唱力も魅力のひとつです。
アイドルの楽曲をロック調にアレンジしてステージを披露したり、高音パートの多い難しい楽曲も難なくカバーしたりと、個々のメンバーの歌唱力の高さに驚かされます。
また、それぞれの歌声に個性があるので、メンバーのパートごとに酔いしれる感動があります。
海外アーティストのカバーも魅力的で、公開されている動画には、「A.C.Eより美しい楽曲カバーは見たことが無い」、「彼らは黄金の歌声を持っているね」といった英語のコメントがたくさん寄せられていますよ。
公式YouTubeチャンネルなどを通してアーティストのカバー動画もたくさん公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
5人5色、異なる魅力を持ち、圧倒的パフォーマンスと魅力で世界的に存在感を増してきているA.C.E。
これからも温かく見守っていきたいですね!
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