少女時代 5年ぶりにカムバック! ガールズグループを牽引してきたレジェンドを徹底解説

少女時代  5年ぶりにカムバック! ガールズグループを牽引してきたレジェンドを徹底解説

2022年5月、少女時代が完全体で5年ぶりにカムバックするというビッグニュースが韓国だけではなく世界中を賑わせました。

所属事務所のSMエンターテインメントは2022年8月にデビュー15周年を迎えることを記念したニューアルバムを発売することを発表し、さらにリアリティ番組の放送や、韓国で行われるSMエンターテインメント所属アーティストが参加するイベントに出演者として少女時代の名前がラインナップされ、ファンを喜ばせています。

今回は「少女時代の活躍をリアルタイムで知らない」という方に向けて、少女時代の歴史を紹介したいと思います。今からでも間に合います!一緒に当時を振り返ってみましょう。

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少女時代って、どんなグループ?


少女時代は2007年にSMエンターテインメントからデビューした9人組ガールズグループです。現在は1人が脱退し、3人が少女時代に籍を置きながら他の事務所で活動中、5人が派生ユニット「少女時代-Oh!GG」を結成しています。

少女時代というグループ名には「少女たちの時代が来た」という意味が込められており、韓国語では「소녀시대(ソニョシデ)」と発音されることから略して「ソシ」と呼ばれています。

少女時代が所属しているSMエンターテインメントは、1990年代からアイドルグループを次々と輩出してきた大手芸能事務所で、2000年以降も東方神起やSUPER JUNIOR、SHINeeといった大型グループがデビューしており、少女時代は「女性版SUPER JUNIORを作る」という構想のもとに作られたグループでした。

少女時代のメンバーを決定するために事務所内で何度も話し合いが行われ、グループの人数や組み合わせを変えたりと、かなりの試行錯誤が行われました。SMエンターテインメントはアイドルからも憧れられる事務所で、高いスキルを持った練習生が所属してます。にも関わらず、まるで社内でオーディションが行われているかのようにデビューメンバーを厳選し、その審査を合格した練習生で構成されたのが少女時代なのです。

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デビュー曲から音楽番組1位獲得


2007年8月5日、デビューシングル「また巡り会えた世界」を発売し待望のデビューを果たしました。少女時代がデビューした2007年は、Wonder GirlsやKARAなど名前を聞くだけでヒット曲が頭に浮かんでくるようなグループがデビューした年でもあり、翌年以降もAFTERSCHOOL、T-ARA、f(x)、SISTAR、miss Aといった多くのガールズグループが誕生、アイドル飽和状態と言われていた時期です。

しかし、少女時代はデビュー曲から5万枚を売り上げ音楽番組1位を獲得すると、2009年には1stミニアルバム「Gee」で史上初の音楽番組9週連続1位という大記録を達成したのです。売上枚数も前作を上回る10万枚を突破し、韓国に少女時代旋風を巻き起こしました。

2011年からは日本や海外での活動も多くなりましたが、韓国国内での人気は衰えることを知らず、音源はCDではなく配信が主流の韓国で、発売する楽曲は常に100万枚以上の売上を記録するなど、ガールズグループのトップを走り続けています。

メンバーの脱退と契約終了

2014年9月、ジェシカが少女時代としての活動を休止することがSMエンターテインメントより発表されました。当時は少女時代の契約更新時期とも重なることから「ジェシカの更新はないのでは?」といった不安もありましたが、メンバー全員が契約更新を発表したことから、安堵の声が聞こえていました。

しかし、ジェシカが自身のSNSに「事務所と8人から、今日をもって私は少女時代のメンバーではないという連絡を受けた」と書き込み、SMエンターテインメントも2015年8月、正式にジェシカとの契約が終了したことを認める文を発表したのです。

ジェシカが脱退して8人体制となった少女時代は2015年4月に「Catch Me If You Can」でカムバックし、すぐさま7月にシングル「PARTY」と5枚目のミニアルバム「LION HEART」を発売しますが、Red VelvetやMAMAMOO、TWICEなどの新たなガールズグループの誕生も影響したのか、以前のような大ヒットは見られなくなっています。

さらに2017年にはソヒョン、スヨン、ティファニーの3人がSMエンターテインメントとの再契約を行わないことを明かし、事務所を離れる決断をしました。5人体制となってしまった少女時代に対して、ファンからは「少女時代解散か!?」との声もあがりましたが、事務所側は「少女時代はSMエンターテインメントにとってもファンの皆さんにとっても、とても大切で意味のあるグループだ」とし、今後の活動に関してはメンバーと協議の上、慎重に決定することを発表しています。

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