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QUEENDOM2への出演
再デビューしたばかりのVIVIZですが、2022年3月にサバイバル番組「QUEENDOM2」への出演を決めました。この番組は既にデビューしているガールズグループが同時にカムバックをして順位を競う番組で、前回のシリーズではMAMAMOOやOH MY GIRL、(G)I-DLEらが出演し、話題となっています。
VIVIZは新人ながらもGFRIENDとしての経験は長く、第一線で活躍してきた彼女たちが新たなグループとしてどのような魅力を見せてくれるのかが期待されました。ステージで披露する楽曲を決めるためにGFRIENDのメンバーにも相談する場面が放送され「VIVIZはGFRIENDでもある」というメンバーの考えから、VIVIZはGFRIENDの楽曲「Time for the moon night」と「Rouge」を選曲したのです。
GFRIENDとしての景色を見せながらも、3人という新たなメンバーで歌われたGFRIENDの楽曲は、当時の活動を知らない視聴者へも届き、SNSには「特にファンじゃないけど感動した」という声が投稿され、観覧席には涙を流すファンの姿も見られました。
また、ステージの最後にはGFRIENDのデビュー日「1月16日」とVIVIZのデビュー日「2月9日」を合わせた「01160209」の文字が浮かび上がり、突然別れを告げるしかなかったファンへの感謝と、GFRIENDとVIVIZは繋がっているという気持ちを表現したようにも感じられます。
VIVIZはその後のステージでは慣れない楽曲に苦戦して涙を流す場面も見られましたが、最後まで妥協することなく臨みました。GFRIENDで活動していたときはガールクラッシュの印象がある曲や中毒性が高い楽曲よりも、純粋なアイドルイメージの楽曲が多かったため、振り付けが覚えられなかったり思ったようなパフォーマンスができなくて後輩に教えてもらう場面もありました。
さらに、最後のステージを披露するときには選曲についてスタッフから「野生的でパワフルな曲を選んだほうがいい」というアドバイスをもらうなど、VIVIZとしてのカラーを出すのか、視聴者が好む曲調を選ぶのか考えさせられる場面も…。
しかし、VIVIZは自分達のスタイルを活かした新曲「Red Sun!」を披露することを決めました。「Red Sun!」はまるでミュージカルを見ているようなステージに仕上がり、最終順位3位という好成績で番組を終えることができました。
アメリカへの進出
「QUEENDOM2」に出演したことでグループの存在感をさらに広めたVIVIZは、2022年4月にデビュー曲「BOP BOP!」をベルギー出身のDJであるYves V(イヴ・ヴィー)とタッグを組み、リミックス音源として発表することが決定します。
さらに、所属事務所は「VIVIZはアメリカ現地の有名レーベルと契約を済ませ、エージェント、プロモーター、パブリシスト契約の手続きを行い、本格的にアメリカ進出を進めている」と公式に発表し、VIVIZはプレデビューキャンペーンの一環として「GRAMMYs Global Spin」に出演することも決定。関係者が「素敵なパフォーマンスだった」と評価するなど、デビューにむけて順調に進んでいることが窺えました。
「GRAMMYs Global Spin」でのパフォーマンスは韓国の東大門にあるDPPで撮影が行われ、韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」をアレンジした衣装に身を包んだVIVIZが「BOP BOP!」を披露しました。この楽曲はアメリカのiTunesエレクトロニックチャートで1位を獲得すると、スペインやベルギーのiTunesオール・ジャンル・トップ・ソング・チャートでも1位を獲得するなど世界中から高い評価を受けています。
2度目のカムバック決定
2022年7月、VIVIZは2ndミニアルバム「Summer Vibe」を発売して約5ヶ月ぶりにカムバックを行いました。タイトル曲「LOVEADE」は、韓国で人気のドリンク「エイド(果物から作った飲料)」をモチーフに、VIVIZらしいカラフルで爽やかな印象を持つポップな楽曲で、新たなサマークイーンの座を獲得しています。
さらに2022年8月にはVIVIZとして初の単独ファンミーティングを開催し、直接ファンとコミュニケーションを取りました。ファンミーティングでは曲の披露はもちろん、ゲームやトークコーナーも準備され、グローバルファンのためにインターネットを通じて生中継されるなど、貴重な時間となりました。