2022年5月に1stミニアルバム『FEARLESS』でデビュー以後、K-POPガールズグループ第四世代の代表的アーティストとなったLE SSERAFIM(ル セラフィム)。
韓国人2人、日本人2人、韓国系アメリカ人1人というグローバルなメンバー構成や、様々なキャリアを持った実力派が揃った5人組ガールズグループです。
今回は、LE SSERAFIMの最年長メンバーで、HKT48から世界的アイドルとなったサクラ(宮脇咲良)の経歴や魅力についてご紹介します。
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目次
LE SSERAFIM サクラのプロフィール
- ・本名:宮脇咲良(みやわきさくら)
- ・生年月日:1998年3月19日
- ・ニックネーム:ックラ、クラオンニ、さくちゃん、さくらたん
- ・出身地:鹿児島県鹿児島市
- ・血液型:A型
- ・身長:163cm
- ・担当:ボーカル、ダンサー
- ・MBTI:INTP(論理学者)
- ・好きな食べ物:キムチチゲに入っている豆腐
- ・特技:絵を描くこと、ダンス
- ・趣味:ゲーム
- ・所属事務所:SOURCE MUSIC(韓国)、A.M.Entertainment(日本)
子役時代は劇団四季の舞台に出演
サクラといえば、HKT48のメンバーとして活躍していたという印象が強いですが、実は子役出身。劇団四季のミュージカルが大好きなお母さんの影響で、小学3年の時に鹿児島のミュージカルスクールに入学しました。
子役として芸能事務所に入ったサクラは、なんと2008年には劇団四季『ライオン・キング』福岡公演で、ヤングナラ役としてミュージカルデビューを果たしました。
また、幼いながらもアメリカへ一週間のミュージカル留学に行き、ミュージカルの本場、ブロードウェイの舞台に立つ俳優や振付師などによるレッスンを受けるなど、本格的なミュージカルの勉強を経験しています。
サクラが通っていたミュージカルスクールには、同時期に女優の上白石萌歌も通っており、二人は当時からの旧友としても知られています。
2011年にHKT48のメンバーに
2011年にHKT48の1期生オーディションに合格したサクラは、2012年にHKT48の正規メンバーとなり、チームH所属となります。同年開催された『AKB48 27thシングル選抜総選挙』で47位にランクインし、AKB48の次作シングルCDの楽曲に参加資格のあるネクストガールズ入りを果たしました。
2013年に開催された『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』では26位にランクアップし、シングルCDのカップリングの楽曲に参加資格のあるアンダーガールズ入りを果たし、徐々にサクラに注目が集まるようになります。
2014年には、HKT48に新設されたチームKIVへ移動。またその後AKB48兼任とHKT48チームKIVの副キャプテン就任が発表され、同年開催された『AKB48 37thシングル選抜総選挙』では11位となり、シングルCD表題曲の選抜メンバー入りを果たしました。
AKB48のメンバーとしての活動も増え、2016年にはシングル『君はメロディー』で初のセンターを務め、選抜総選挙の順位も2016年の6位から2017年には4位とランクアップ。サクラも様々なメディアや歌番組に出演するようになり、AKBグループの代表的メンバーとなっていきました。
そして2018年の総選挙では、SKE48の松井珠理奈とサクラの1位争いがファンの間で話題となりましたが、サクラは3位に、松井珠理奈が1位にランクイン。この総選挙の後、サクラのAKB48の兼任解除が発表され、HKT48の活動に専念するのではとファンからも今後の期待の声が上がっていました。
『PRODUCE 48』の参加、シグナルソングではセンターに抜擢
2018年にAKBグループのプロデューサーである秋元康が企画した、Mnetのオーディションサバイバル番組『PRODUCE 48』に参加したサクラ。
AKBグループの多くのメンバーが参加したこのシリーズは、従来の『PRODUCE 101』シリーズと同様、デビューメンバーは期間限定の日韓合同ガールズアイドルグループとしてのデビューが約束されていました。サクラは、出演時にはすでにトップアイドルとして日本で活動していたため、韓国の練習生たちからも大きな注目を集めます。
しかし、初回のクラス分け評価では審査員たちが期待したほどの実力を見せることができなかったことから、審査員から厳しい言葉を掛けられ、AクラスかBクラスか審査員たちの間でも評価が分かれることに。
そんな中、振付師のペ・ユンジョンはサクラのスター性に注目し、サクラはAクラスの評価を受けます。シグナルソング『ネッコヤ(내꺼야)』のセンター決めでは、デビュー経験のある実力派練習生イ・カウンとの一騎打ちになったものの、練習生たちの投票でサクラが抜擢されました。
『PRODUCE 48』では、抜群のビジュアルに加えてサクラの真面目な性格が、韓国のファンからも高い人気を得、第一回投票から1位を獲得。その後もデビュー圏内の順位を維持し、最終投票では2位となり、IZ*ONEのメンバーとしてデビューが決定しました。
IZ*ONEのメンバーとしてグローバルに活躍
2018年10月に1stミニアルバム『COLOR*IZ』でデビューしたIZ*ONE。『PRODUCE 48』ではAKBグループから3人がデビューメンバーとなりました。2年6か月の期間限定グループと決められており、IZ*ONEで活動している間はAKBグループとしての活動は休止することが発表されました。
デビュー直後からガールズグループのデビューアルバム歴代最高初週売上を記録し、音楽配信チャートで1位を獲得したり、数々の音楽賞で新人賞を総なめするなど、新人ガールズグループとして数々の記録を打ち立てたIZ*ONE。日本でも活動をスタートし、日本でのK-POP人気に拍車を掛けました。
韓国へ渡った当初はほとんど韓国語が話せなかったというサクラ。IZ*ONEのメンバーから韓国語を教えてもらったり、自らも進んで韓国語を勉強したことで、ソロで韓国のバラエティ番組などに出演するほどの実力をつけ、韓国での生活にも徐々に慣れていったそうです。
IZ*ONEの人気は世界的なものとなりましたが、2021年4月に2年6か月の活動を終了し、サクラ自身もIZ*ONEとしての活動を終了しました。
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HKT48卒業コンサートでは撮影OKのカメラ席を設置
朝起きて、昨日の楽しかった一瞬一瞬を思い出してます。今日はいっぱい余韻に浸ろうと思う。綺麗な写真をいっぱい撮ってもらえて、カメラ席設けた私ナイスすぎ!😉って自分で自分褒めときました。素敵な写真、載せてこ😌 pic.twitter.com/GFILsaEpSV
— 宮脇 咲良 (@39saku_chan) June 20, 2021
IZ*ONEとしての活動終了後は日本に帰国し、HKT48に復帰したサクラ。2021年5月にHKT48からの卒業を発表し、ファンを驚かせました。
2021年6月19日にマリンメッセ福岡にて開催された『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート~Bouquet~』では、サクラ本人の希望で、カメラ席を設置。この席は、ファンが自分のカメラやスマートフォンでステージを撮影できるという特典がついており、撮影した素材はSNSなどに投稿してもよいことがアナウンスされていました。
日本ではコンサートやアーティストの撮影は禁止されていることが多く、AKBグループでも初の試みだったというカメラ席の設置。サクラ自身が韓国で経験した文化を自ら取り入れ、自分が一番輝く瞬間を多くのファンが撮影してくれたことをサクラ本人も大変喜んでいたようです。
LE SSERAFIMのメンバーとしてデビューのために韓国へ
HKT48卒業後は、コスメのプロデュースをこなすなど、ソロ活動をしていたサクラ。しかし、2021年8月にHYBEとの契約報道が浮上します。この報道については特にコメントを発表しなかったサクラでしたが、8月下旬に渡韓したことが報じられ、韓国で芸能活動をするのではないかとファンの間で注目を集めました。
その後しばらくは、目立った活動はありませんでしたが、2022年3月に元IZ*ONEのキム・チェウォンと共にHYBE傘下のSOURCE MUSICと専属契約を締結したことが公式発表されました。
2022年4月には、SOURCE MUSICのSNSに”LE SSERAFIM(ル セラフィム)”という新たなガールズグループのデビューが予告され、デビューメンバーの一人としてサクラの名前がアナウンスされました。
2022年5月2日には、1stミニアルバム『FEARLESS』がリリースされ、サクラはLE SSERAFIMのメンバーとしてデビューを果たすことになったのです。彼女にとっては、HKT48、IZ*ONEに次いで3回目のデビューとなりました。
現在は韓国で活動しながらも、2023年1月には日本でのデビューも決定。HKT時代は出演経験があったNHK紅白歌合戦に、2022年にはLE SSERAFIMとして初出場することが発表され、今後も世界を股にかけた活躍が期待されています。
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