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LE SSERAFIM チェウォン・経歴
PRODUCE 48を経てIZ*ONEとしてデビュー
チェウォンが練習生になって11か月目の2018年4月、チェウォンはMnetのオーディションサバイバル番組『PRODUCE 48』に出演します。『PRODUCE 48』では自己PRの際に自らを”天使少女”と紹介したことから、天使少女がチェウォンの公式ニックネームとなりました。
『PRODUCE 48』出演当初は、大手事務所の練習生でありながらも、控えめな性格からか、番組の放送時は分量がほとんどなかったチェウォン。第一回目の順位発表では28位で、さほど注目をされていない練習生でした。
そんな彼女が注目を集めたのが、ポジション評価でのパフォーマンスです。課題曲は、デビューを目指す女性練習生の登竜門の曲とも言われている、少女時代の『Into the new world(また出逢えた世界)』。
それまであまり目立った存在ではなかったチェウォンでしたが、同じWoollimの先輩練習生のクォン・ウンビを見習って、ポジション評価のグループのリーダーに立候補します。パート決めで若干険悪なムードになったチェウォンのグループでしたが、チェウォンのリーダー就任で和やかな雰囲気になりました。
しかし、それまで安定した歌唱力を見せていたチェウォンは、課題曲のレッスンでトレーナーからロボットのような歌い方だと指摘されてしまいます。このことをきっかけに、歌の表現力が大切だと理解したチェウォンは、沢山練習を重ね、本番のポジション評価投票で1位を獲得!
その後もぐんぐんと順位を上げたチェウォンは、最終順位10位でIZ*ONEのデビューメンバーの座を射止めたのです。『PRODUCE 48』のファイナルでは、デビューを掴んだチェウォンの様子を涙ぐみながら見守るチェウォンのお母さんもカメラに映りました。
チェウォンのお母さんは、韓国で活躍する舞台女優のイ・ランヒさん。30年以上のキャリアを持つベテラン女優さんなんです!チェウォンの美しさはお母さん譲りだとファンの間では言われています。
IZ*ONEではリードボーカルを担当
IZ*ONEのメンバーとしてデビューしたチェウォンは、リードボーカルを担当。大人しく心優しい性格だったチェウォンは、IZ*ONEのメンバーたちからイジられたりすることも多く、他のメンバーとのケミがファンからも人気でした。特に同じWoollim所属のクォン・ウンビからは、イタズラされることが多く、嫌がる様子を見せつつもウンビからの愛情を目一杯受けていました。
またキム・ミンジュは、チェウォンの高校の後輩だったこともあり、チェウォンが逆にミンジュにイタズラしたことも!そして、チェウォンの性格を変えたと言われているのが、チェウォンと宿舎でルームメイトだったチェ・イェナです。明るい性格のイェナと同室になってから、チェウォンが大変明るくなったと言われているんです。
抜群の歌唱力や安定したボーカルの実力を持つことから音色妖精(음색요정)と呼ばれていたチェウォン。IZ*ONEのファンが選んだ、チェウォンに最も似合うIZ*ONEの曲は?というアンケートでは、半数のファンが『BEAUTIFUL COLOR』と回答しました。
『BEAUTIFUL COLOR』は、IZ*ONEのデビューアルバム『COLOR*IZ』の収録曲。チェウォンが歌うパートが多いことから、彼女のボーカルが特に際立つ曲として知られています。
温厚で穏やかなチェウォンですが、メンバーたちも驚く大声を出した事件(?)があったんです。振付の練習中、あまりの振付の複雑さに混乱してしまったメンバーたちに「ストップ(스땁)!!」と大声を上げたチェウォン。普段大人しく温厚な性格のチェウォンが”一度、ストップして状況を整理してみよう!”という意味で放ったこの一言に、メンバーたちも大変驚いたそうです。
「デビュー後、チェウォンが出した一番大きい声だった。一年中静かな子なのに、そんな姿を見て嬉しく幸せだった。」とメンバーたちが話すほど、IZ*ONEのメンバーたちにとっては衝撃の出来事だったようです!
チェウォンが放った「ストップ(스땁)!!」という言葉は、その後IZ*ONEのメンバーの間で大流行!何か意見を言いたい時に、「ストップ!!」と言ってから意見を言うようになったのだそうです。
IZ*ONE解散後にSOURCE MUSICへ移籍
2年6か月という活動期間が決まっていたIZ*ONE。数々の記録を残した最強のガールズグループとなった彼女たちでしたが、2021年4月に惜しまれながら活動を終了しました。
IZ*ONE解散後は、YouTubeチャンネルでカバー曲を披露するなど、ソロとして活動していたチェウォン。
クォン・ウンビがWoollimからソロデビューを果たしたことから、チェウォンもソロとして、もしくはガールズグループのメンバーとしてデビューするのではないかとファンの間でも彼女の動向に注目が集まります。
しかし、2021年9月にWoollimの公式サイトのアーティストリストからチェウォンの名前が削除されていることが報道され、Woollimとの契約を終了したことが明らかになりました。韓国のポータルサイトであるNAVERやDaumに掲載されていたチェウォンのプロフィールからも、所属事務所情報が削除されました。
チェウォンがWoollimと契約終了をする前の2021年8月、チェウォンがHYBE傘下のSOURCE MUSICへ移籍するのではないか?というニュースが報道され、移籍説が囁かれていた彼女。この報道にHYBEは「確認ができない」とコメントをしましたが、2022年3月に、IZ*ONE出身の宮脇咲良と共に、SOURCE MUSICへ移籍したことが公式発表されました。
チェウォンは移籍について、IZ*ONEの活動終了後にもっとグループとしての活動がしたいと思っていた時に、ちょうどSOURCE MUSICから、新しいグループを準備していると提案を受けたこと。前の所属事務所のスタッフが、サポートする気持ちで自分の意見を尊重してくれたこと。所属事務所を移籍し、全てのことを練習生として一から始めなければならないというのは簡単ではないと思うが、やらなければ後悔しそうだったことなどを語っています。
IZ*ONEとして絶頂の人気を得たチェウォンが、他の事務所に移籍して一から全てのことをやり直すことは相当の苦労だったと思いますが、もう一度ガールズグループとして挑戦したいという意思が彼女を動かしたのかもしれませんね。
LE SSERAFIMではリーダーを担当
SOURCE MUSICに移籍したチェウォンは、2022年4月にガールズグループLE SSERAFIMのメンバーとしてデビューを果たしました。LE SSERAFIMでは、サクラ(宮脇咲良)が最年長メンバーのため、サクラがリーダーを務めると思われていました。
しかし、しっかり者で頼りがいがあるチェウォンの性格や、歌・ダンス・ビジュアルと全てを兼ね備えた点、冷静で落ち着いてグループの面倒を見ることができる点などが考慮され、チェウォンがリーダーに任命されたそうです。
実力派メンバーが揃っていることや、IZ*ONE出身メンバーが2人所属していること、また世界が注目しているHYBEがデビューさせるガールズグループということで、大きなプレッシャーも感じていたというチェウォン。
他のメンバーたちからも頼られるしっかり者のお姉さん的存在のチェウォンは、LE SSERAFIMのリーダーにぴったりではないでしょうか?
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