目次
イ・ハンジュンのここを見てほしい Part.3
アクシデントにも動じない度胸
ステージは生き物です。そのため、いつどんなアクシデントが起こるかわかりません。実際に現役アイドルたちも様々なトラブルをステージ上で経験してきました。そんなとき、パニックになるのか冷静に対応できるのかで、その技量が試されます。
ハンジュンも「青春スター」でトラブルを経験しました。それは第2ラウンドでの出来事…。ハンジュンたちのチームはH.O.T.の大ヒット曲「Candy」を披露したのですが、序盤で服に付けていたマイクが外れてしまうというアクシデントに見舞われました。
マイクが落ちないようにと、片手でマイクを押さえながらパフォーマンスをするしかなく、周囲とのバランスが合わなかったのです。審査員席にいたSUPER JUNIORのシンドンはその瞬間を見逃しませんでした。
しかし、そのアクシデントに気付かない審査員も。シンドンは「気付かなかったということは、彼がうまくやったということだ」と、ハンジュンのプロ意識の高さを認めています。シンドンも数々のステージを乗り越えてきたアイドルです。パフォーマンス以外の部分もしっかりと捉え、評価をしていました。
また、第1ラウンドでは初めてのラップに挑戦したメンバーが歌詞ミスをするというアクシデントが…。そのメンバーは今回のステージで初めてラップに挑戦することもあり、中間評価から「ミスが多いし、感情がない」「できていないのが目立つ」と、トレーナーから酷評を受けていたのです。
プロのコンサートであれば、歌詞ミスもライブの楽しみだと感じるのですが、オーディション番組では基本的なことができて当たり前で、歌詞をミスすることはあってはならないこと。これには審査員だけではなく参加者も「どうしてここで」と、困惑を隠せません。
ハンジュンもすぐミスに気付いたでしょう。しかし、すぐ後に控えていた自分のパートを表情を変えずに歌いきり、カズタとのハモりまで完璧にこなしました。ステージが終わると自分のミスに落ち込むメンバーに対し、ハンジュンは「よくやったよ。やり切った」と励ましの言葉を口にして、重い空気にならないように気遣う場面も見られました。すぐに相手の変化を感じ取る能力まで備えているとは驚きです。
自分のことで頭の中がいっぱいになっていたとしたら、咄嗟の対応が難しくなるばかりではなく、動揺が歌やダンスに表れてしまったでしょう。練習生のときに努力を重ねてきたからこそ余裕のあるステージを作り出すことができ、アクシデントにも落ち着いて対応できたのだと感じます。
▼あわせて読みたい!
まとめ
ここまでハンジュンの魅力について書いてきました。「青春スター」では、どの参加者も切実な思いを持って出演していたのですが、ハンジュンは特に勝つことへのこだわりを見せてきた参加者だったと感じます。常に「1位を取ろう」「必ず決勝へ進みます」と自信満々な言葉を口にしてきた印象が強く、その言葉通り本選では負け知らずで突き進んできました。
予選での不合格がなかったら、ここまで勝ちへのこだわりを持っていたでしょうか。ハンジュンは番組に参加したことで「少しでも気を抜けば足元をすくわれる」「もっと努力が必要だ」と気付くことができたからこそ、その思いが成長へと繋がり優勝に結びついたのです。
ハンジュンは優勝コメントで「1位になったからには、一生懸命やって頑張ります」と、ファンに約束してくれました。まだまだ伸び代を持っていることを考えると、これからどのような成長を遂げるのか楽しみで仕方ありません!