藤井風のプロフィールや年齢、意外な経歴とは…?

藤井風のプロフィールや年齢、意外な経歴とは…?

YouTubeへの動画投稿で頭角を現し、オリジナル音源リリース前にもかかわらずLINE CUBE SHIBUYA(旧;渋谷公会堂)を瞬く間にソールドアウトさせる規格外のスケールを見せつけた新人アーティスト藤井 風(ふじい かぜ)

「天は二物を与えず」ということわざがありますが、藤井 風の場合は、イケメン、楽器の才能、声、音楽センス、高身長など二物どころではない与えられぶりです。

もちろん先天的なものだけでなく、演奏技術などは努力による後天的なものですが、完璧すぎる彼のたたずまいを目にするにつけ、「選ばれし者」というフレーズが頭の中を駆け巡ってしまうのは筆者だけではないでしょう。

洒脱でハイセンスな楽曲とほのかな憂いを帯びたソウルフルな歌声、そして「ワシ」という方言丸出しの一人称によるギャップ萌え、彼の魅力を挙げていけばキリがありません。

今後の日本音楽界のトレンドを左右する可能性すら秘める超大型新人アーティスト、藤井 風の魅力をご紹介します。

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藤井 風(ふじい かぜ)

藤井 風(ふじい かぜ)・プロフィール

  • 氏名:藤井 風(ふじい かぜ)
  • 生年月日:1997年6月14日
  • 出身地:岡山県浅口郡里庄町
  • 身長:181cm
  • 血液型:B型
  • 利き腕:右

2019年に22歳の若さで音源デビューを果たした藤井 風は、1997年6月14日に岡山県に生を受けました。

4人兄弟の末っ子として生まれた藤井に音楽を教えてくれたのは、喫茶店を営む父親でした。

流行のポップスからジャズ、クラシックまで幅広い音楽を聴いて耳を養うと同時に、3歳からピアノやサックスの演奏方法を叩き込まれるという英才教育だったようです。

MEMO

藤井に楽器の演奏方法を教えた父親ですが、なんと楽器の演奏経験がありません。
「音楽と子供が好き!」という一心でみずからも勉強し、藤井に音楽教育を施しました。藤井は、英語も父親が教えてくれたものであることを明らかにしています。

故郷である岡山の方言をまじえた歌詞も藤井の大きな特徴のひとつとなっており、「ワシ」という一人称は同じ岡山出身の漫才コンビ・千鳥を彷彿とさせる独特の響きを持っています。

作曲は主にピアノでメロディを作っていくところからスタートし、弾き語りの状態まで作り上げたところから肉付けをしていく方法です。

作詞に苦労する場面もあるようで、一行しか書けていない歌詞を神棚に供え、「この歌詞を完成させてください」と神様に祈った経験もあると語っています。

藤井 風(ふじい かぜ)・経歴


父親の指導の下、3歳からピアノやサックス、英語を習得していった藤井は、父親の「これからはYouTubeの時代」というアドバイスに従い、12歳頃からYouTubeへの演奏動画の投稿を開始します。

今でもYouTubeで観ることのできるそれらの動画では、まだあどけない顔立ちをした少年時代の藤井が演奏するコブクロ、西野カナ、嵐などの楽曲のピアノカバーを楽しむことができます。

さらにミュージシャンとしての腕を磨くべく音楽科のある高校へ進学した藤井でしたが、YouTubeへの動画投稿は2014年を境に一旦途絶えています。

彼がふたたびYouTubeに姿を現すのは、高校を卒業した2017年のことで、精悍になった顔立ちが3年という年月を感じさせます。

これまでは歌声を披露してこなかった藤井でしたが、テイラー・スウィフトの“Look What You Made Me Do”を弾き語りスタイルで演奏したのを皮切りに、シンガーとしての側面を積極的に打ち出していく方向に舵を切りました。

「ピアノを弾きながら歌うミュージシャン」として真っ先に名前が挙がるであろうエルトン・ジョン、ビリー・ジョエルのカバー動画も公開しています。

YouTubeチャンネルの登録者数が右肩上がりで増加していることを受け、2019年初に活動拠点を岡山から東京に移したところ、イベント出演のオファーが殺到

VIVA LA ROCK 2019、MONSTER baSH 2019、SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2019など国内有数の音楽フェスティバルへの出演を果たしました。

2019年7月に開催された初のワンマンライヴ『Fujii Kaze “JAZZ&PIANO”The First』は、当初は東京1公演のみの予定でしたが、チケット即売を受けて東京1公演・大阪1公演が追加発表されるほどの大盛況に。

このワンマンライヴが業界内で反響を呼んだことで、ニッポン放送の人気ラジオ番組『オールナイトニッポン0 (ZERO)』のパーソナリティに大抜擢。

藤井は「放送事故を起こさぬように、口まわりの筋肉トレーニングがんばります」と抱負を語り、本番ではリスナーのリクエストに応えて生演奏を披露するなど、見事に大役を果たしました。

MEMO

ラジオの新たな時代を担うパーソナリティを発掘したいという思いを込めて始まった『オールナイトニッポン0 (ZERO)』は、第2~第5週土曜日を単発のパーソナリティが務める形式となっており、藤井が担当したのもその枠です。
藤井の放送回は好評だったようで、翌年1月にも再度パーソナリティを務めています。

音源デビュー前にもかかわらず大型フェスティバル出演、ワンマンライヴ完売、『オールナイトニッポン0 (ZERO)』に抜擢など常識破りの快進撃を続けた藤井は、2019年11月17日にはLINE CUBE SHIBUYA(旧;渋谷公会堂)をあっさりとソールドアウトさせる快挙を達成。

その翌日となる11月18日に初のデジタル音源“何なんw”、12月24日には“もうええわ”が配信開始となりましたが、公式サイトには“何なんw”のMVが公開された2020年1月24日が藤井のデビュー日であると記載されています。

デビュー日である2020年1月24日には“何なんw”に3曲のカバーを追加した『何なんw EP』が、2月21日には“もうええわ”に3曲のカバーを追加した『もうええわ EP』がデジタル音源としてリリースされています。

デビュー以降、藤井の評判はさらに高まり、6月から始まるライヴツアー『NAN-NAN-SHOW 2020』も完売で、追加公演が出るほどの盛り上がりを見せました。
(※残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大により、全公演開催中止。)

5月20日には待望のファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』がリリースされ、Billboard Japan Hot Albumsで1位、オリコン週間アルバムチャート2位という新人離れしたチャートアクションを獲得。

2020年は「藤井風のファーストアルバムが出た年」として人々の記憶に刻まれることになるのは間違いないでしょう。

アルバムの初回盤には、マイケル・ジャクソン、エド・シーランなど錚々たるアーティストのカバー曲を収録した『Piano arranged covers CD』と題されたディスクが付属し、こちらも特典とは思えないクオリティでファンの度肝を抜きました。

MEMO

発売から約4か月後の9月23日、同作の2枚組アナログ盤がリリース。特典として“何なんw”のインストゥルメンタルバージョンおよびTV MIXを収録したソノシートが付属しており、コレクターズアイテムとなっています。

コロナ禍によって全公演完売だったツアーが中止になる憂き目を見た藤井風でしたが、10月29日には自身初となる日本武道館公演『Fujii Kaze “NAN-NAN SHOW 2020” HELP EVER HURT NEVER』を敢行。

ガイドラインに沿った感染防止対策をおこなう関係上、入場者数を制限するなどの制約はあったものの、会場に駆け付けたファンと生中継を見守るファンの双方を大満足させる圧巻のスケールのライヴを披露してくれました。

ライヴの翌日には新曲“へでもねーよ”“青春病”を2曲同時に配信リリース。武道館の余韻も冷めやらぬ中の新曲リリースに「インプットが多すぎる!」と嬉しい悲鳴を上げたファンも多いことでしょう。

また、この2曲をそれぞれタイトルトラックとする4曲入りEPが、12月4日に『へでもねーよ EP』、同月11日に『青春病 EP』としてリリースされています。

12月から翌年1月にかけて全国ツアー『Fujii Kaze “HELP EVER HALL TOUR”』を開催中の藤井風。

熾烈すぎるチケット争奪戦を勝ち抜いた一握りのファンだけが生の藤井風を観ることができるという超プレミア公演となっています。

新型コロナが終息し、彼の人気にふさわしいキャパシティでの大規模公演が開催される日はいつになるのでしょうか…。

また、2021年春には初の日本武道館公演となった『Fujii Kaze “NAN-NAN SHOW 2020” HELP EVER HURT NEVER』の映像がリリースされることが決定。

有料生配信された同公演でしたが、ライヴ感を重視するためにリピート配信はされておらず、まさにファン待望のリリースだと言えるでしょう。

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報道ステーションで生演奏を披露


2021年3月1日に新曲“旅路”をデジタルリリースした藤井風。

リリース日にはテレビ朝日系『報道ステーション』に出演し、同曲の生演奏を披露しました。

ドキュメンタリー部分では母校である岡山県内の高校を訪れるシーンが放送されるなど、彼のルーツを知る意味でも非常に興味深い内容だったと言えるでしょう。

また、同曲は1月21日から放送開始となったテレビ朝日系ドラマ『にじいろカルテ』の主題歌としても起用されています。

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