酔いどれ知らず 【楽曲解説】ボカロP・Kanariaの新たな名曲を徹底解説

酔いどれ知らず 【楽曲解説】ボカロP・Kanariaの新たな名曲を徹底解説

2022年5月現在、各動画投稿サイトやSNSにて話題を集めているボカロ曲「酔いどれ知らず」

公開早々に殿堂入りを果たしたり、歌ってみたの投稿が行われる度に楽曲名がトレンド入りを果たす等、ボカロ界・歌ってみた界で注目を浴びている楽曲となっています。

はたしてなぜ、この楽曲はここまで多くの人から注目されているのか。

「酔いどれ知らず」が人気楽曲になるまでの経緯や楽曲の魅力さらにはその歌詞に込められた意味まで徹底解説します

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「酔いどれ知らず」とは

「酔いどれ知らず」はボカロP Kanariaの楽曲です。
歌唱を担当するボカロはGUMI2022年5月2日に、ニコニコ動画・YouTubeにて公開されました。

なお投稿時に不備があった関係で、現在公開されているのは再投稿された2本目の動画となっています。

とはいえ再投稿直後も人気が衰える事はなく、再生回数を伸ばし続けています。
結果、2022年5月6日にYouTubeでの再生回数が100万回再生を突破!投稿から約4日というハイスピードでの突破を果たしました。

ニコニコ動画でも2022年5月7日に殿堂入りを達成しています。
2022年5月16日時点では25万回再生を達成し、YouTube版と共に着実に再生回数を伸ばし続けています。

またあまりの人気ぶりからか、公開当日にはKanariaの名がTwitterにてトレンド入りするという事態も発生していました。
それほど多くのボカロファンに注目される楽曲だったといえるでしょう。

20年代のボカロ界隈を代表する鬼才のボカロP Kanaria

本作の制作者であるkanariaは、2020年5月10日にデビューしたボカロPです。

ボカロPとしてはまだ歴の浅い人物ですが、すでに「KING」「エンヴィーベイビー」などいくつもの名曲を生み出しています。

暗号めいた歌詞や英語と日本語が混ざった不思議な歌詞のダークソングを作る事が多く、その独特な世界観に多くのボカロファンが虜となっています。
その証拠に、どの楽曲のコメント欄もファンによる歌詞考察で溢れ返っています。

また2022年現在は、「七つの大罪」をテーマにした楽曲シリーズ「kanaria.codes」も展開しており、ファンの考察意欲をさらに掻き立てています。
個人活動以外にも、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」や「#コンパス 戦闘摂理解析システム」などのゲームへ楽曲を提供したり、歌唱音声ソフトのデモソングの制作も行っています。

2020年代のボカロ界を代表するボカロPといっても過言ではありません。

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「酔いどれ知らず」の魅力

ノリのよいビートがクセになる楽曲

スローテンポで作られている本作。
しかしだからと言ってゆったりしてるわけではなく、非常にノリがよい1曲となっています。

そう感じる理由は、本作のバックサウンドで鳴らされているSEにあります。
本作では始終クラップと思われる音が一定のテンポを刻んでおりビートを肌で感じることができる作りになっています
その為、ゆっくりでありながらも非常にノリが良い、テンポを掴みやすい楽曲に感じられるのです。

実際に歌ってみたを投稿した歌い手からは、「歌いたくなるほどに気持ちいいビート」という感想が寄せられています。視聴者からも「中毒性が凄い」「クセになる」という声が多くあげられています。このビートが本作最大の魅力である事は間違いないでしょう。

続々と公開される歌ってみた

2022年5月16日時点で、140件もの「酔いどれ知らず」の歌ってみたが投稿されている事が判明しています

とはいえこちらの投稿数はニコニコ動画のものですので、YouTube限定で投稿されている歌ってみたやカバー動画を合わせれば、それ以上の数があると思われます。
またTwitterなどのSNSにて、今後「酔いどれ知らず」の歌ってみた・カバー動画をあげる事を発表している人達もいる為、これからも続々と新たな動画が投稿されていく事は明らかです。

本作の制作者であるKanariaは、これまでにも多くの歌ってみた・カバー動画が投稿される名曲を生み出しています。
どの名曲も未だに歌い手やVtuberの間で歌い続けられており、本作もまた、そのような名曲の1つに名を連ねる楽曲となる予感がします。

多くのアーティスト達に愛される名曲になる事、間違いなしでしょう!

芸が細かいと大評判のMV

「酔いどれ知らず」の魅力は楽曲だけにありません。
MVもまた高く評価されています。

その理由は、MVに使用されているイラストにあります。
このイラスト内に登場する少女の胸元につけられているバッジが、過去作をイメージしたものではないかとファンの間で話題になっているのです。

実は本作は、Kanariaの楽曲シリーズ「kanaria.codes」の1つでもあります。
このシリーズはこれまで5曲の関連楽曲が公開されており、MV内に出てくるバッジはこの5曲を連想できるデザインとなっているのです。

これまでの作品を一気に思い返されるMVの内容に、ファンからは「芸が細かい」「凝っている」と驚きのコメントが寄せられています。

Kanariaのどの楽曲が「kanaria.codes」であるかは、「kanaria.codes」の公式サイトから確認できます。

ぜひ他の楽曲も視聴して、どの楽曲がどのアイテムなのか考察してみてください!

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