幸祜(KOKO) 人気女性バーチャルロックシンガーを徹底解説!音楽同位体「狐子(COKO)」も話題

幸祜(KOKO) 人気女性バーチャルロックシンガーを徹底解説!音楽同位体「狐子(COKO)」も話題

バーチャルアーティスト「V.W.P」としても活動中

幸祜は、花譜、理芽、春猿火、ヰ世界情緒と共にバーチャルアーティストグループ・V.W.Pとしても活動中。
2021年開催の花譜2ndワンマンライブ「不可解弐 Q2」にて結成が宣言され、5人の魔女による活動が始まりました。

V.W.Pとは、ボカロPのカンザキイオリがメインコンポーザーを務めるユニット。
花譜の楽曲『魔女』に連なる系譜曲やカンザキイオリ以外のクリエイターが提供した派生曲などを歌うユニットで、「魔女」という神秘とダークさを内包した世界観を描いています。

ユニット名のV.W.Pは「Virtual Witch Phenomenon」(バーチャル魔女現象)の略称でもあり、1stワンマンライブのタイトルは「現象」と名づけられました。

また、2024年1月13日には「神椿代々木決戦二〇二四」のDAY1としてV.W.P 2ndワンマンライブ「現象Ⅱ -魔女拡成-」が開催決定。
代々木第一体育館での公演となり、先行チケットやライブグッズの販売も開始されています。

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5人目の魔女となった理由

バーチャルシンガー・幸祜が5人目の魔女としてKAMITSUBAKI STUDIOやV.W.Pに所属することになったのは、プロデューサーの熱心なアプローチの結果でした。

「花譜」運営チームプロデューサーのnoteでは、幸祜の過去の活動やデビューの経緯が詳細に語られているため、気になる方はチェックしてみてください。
ここでは簡単に加入の経緯をご紹介します。

幸祜はかつて、インディーズバンドのドラマーを中心に音楽活動を行っていました。
メインは歌ではなく、演奏だったのです。

しかし、KAMITSUBAKI STUDIOの立ち上げ前に幸祜と出会ったプロデューサーは、ドラマーではなくシンガーとしての幸祜の歌に惹かれ、何度もプロデュースをさせてほしいとオファー。

結果として、その場で歌手デビューには結びつきませんでしたが、数年後V.W.Pの5人目の魔女として再度声をかけてみたところ、バーチャルシンガーとしてデビューが決まったのでした。

つまり、スカウトに近い形で幸祜はV.W.Pの一員になったのです。
そして、プロデューサーの狙いどおり、彼女は歌で多くのファンを魅了していきました。

『TIME』がアニメOPテーマに起用

2022年には、オリジナル楽曲『TIME』がTVアニメ「5億年ボタン ~菅原そうたのショートショート~」のOP曲として起用されました。

“5億年の時を何もない空間で過ごす代わりに、実質一瞬で100万円がもらえるボタンがあると言われたら、人はボタンを押すのか”という思考実験的なアニメで、歌詞にも作品の内容を想起させるワードが用いられています。

作詞作曲はボカロPとしても活動している大沼パセリ、編曲はトラックメイカーやミキシングエンジニアとして活躍する安宅秀紀が担当。
幸祜の透き通る歌声が際立つアップテンポな楽曲です。

また、同アニメのEDには、同じくKAMITSUBAKI STUDIO所属の理芽が歌う『チクタクボーイ』が起用されています。

このほか、幸祜は新・学園RPGゲーム「モナーク/Monark」の挿入歌として『ASH』『強欲』『Dear』などの書き下ろし楽曲も歌唱。タイアップでも活躍を見せています。
(※「モナーク/Monark」では、主題歌・挿入歌をKAMITSUBAKI STUDIOが担当)

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