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肉チョモランマの魅力がつまったおすすめ曲5選
厨病激発ボーイ
2017年に投稿された歌ってみた動画。「Geroに憧れて歌い手を始めた」とさまざまな場所で語っているめいちゃんがGeroに熱烈なメッセージを送ったことで実現した、記念すべき初コラボです。
初めて2人で投稿した動画ではあるものの、現在の肉チョモランマにも通ずる小気味良いやり取りや、楽曲の魅力をよりパワーアップさせる高い歌唱力を既に感じることができます。
原曲はれるりりによるボカロ曲で、書籍化やTVアニメ化もされるほどの人気曲。あえて反社会的な行動をとったり、自分に特殊能力があると語ったりすることで他人とは違う存在であろうとする、いわゆる“厨二病”をこじらせた男子達の暴走が描かれています。
Geroとめいちゃんによる歌ってみたでは、冒頭で聴ける2人のコントじみたかけ合いや、「この曲を(Geroさんと)一緒に歌いたーい!」と無邪気に発言するめいちゃんの声など、曲が始まる前から楽しめるポイントが盛りだくさん。
約1分半とたっぷり尺を使った前振りが終わり、いざ「厨病激発ボーイ」のイントロが流れ始めると、今度は歌い手スイッチが入った2人のエネルギッシュな歌声が炸裂します。トークでも歌でもリスナーの心を鷲掴みにする彼らの魅力が詰まっている1曲です。
またこの楽曲は、彼らが肉チョモランマとして初めて開催したワンマンライブの幕開けでも披露され話題を呼びました。
ハイテンポかつキーも高い難曲をライブでも難なく歌い上げ、大きな会場をひとつにしてしまう2人のパフォーマンスに圧倒されます。
エビカニクス
2人組音楽ユニット・ケロポンズの「エビカニクス」をカバーした動画。子供に絶大な人気を誇る楽曲の楽しい雰囲気はそのままに、肉チョモランマの十八番とも言える“真面目なおふざけ”がこれでもかと詰め込まれています。
注目すべきは何と言っても、彼らが歌だけでなくダンスにも挑戦している点。4人組ダンスボーカルユニット・SLH(SHARE LOCK HOMES)とコラボし、各メンバーがエビとカニを模した衣装に身を包んでノリノリのダンスを披露しました。
甲殻類アレルギーを公言しているGeroがセンターで抜群の存在感を放ったり、動画投稿時は肉チョモランマのメンバーだったコニーの衣装が早々に飛んでいってしまったりと、思わず笑いを誘う映像は必見です。
また、ゲーム音楽やボカロ曲などのアレンジを得意とするミュージシャン・ALILEM(アリレム)が作詞を担当したラップパートも聴き逃せません。歌声だけを聴くとスタイリッシュで格好良くも感じられますが、次第に肉チョモランマの3人が暴走し始める様子も含めてかなりシュールです。
動画の終わりにはGeroが「もう二度とやめよう」と本音を漏らすほどハードなダンスだったようですが、その後行われたGeroの全国ツアーファイナル公演ではめいちゃんやコニー、SLHのメンバーがドッキリで乱入し、Gero本人も巻き込んで「エビカニクス」を披露。
さらに、約4年後に開催された肉チョモランマのワンマンライブでは、前回仕掛ける側だっためいちゃんが“仕返しドッキリ”を仕掛けられる側に。両者それぞれのリアクションや、爆笑と歓声に包まれた会場の様子も含めて楽しめる楽曲です。
お肉のチカラ★モ~サンキュ!
2022年11月29日(良い肉の日)にリリースされた肉チョモランマのオリジナル曲です。
作詞・作曲・コーラスには、なんとケロポンズが参加。「エビカニクス」のカバー動画を投稿した肉チョモランマと本家による奇跡的なコラボで話題を集めました。
MVでは、可愛らしい牛の着ぐるみに身を包んだGeroとめいちゃん、そして飼育員に扮したケロポンズがダンスに挑戦。子供でも親しめそうな明るくキャッチーな曲調や、一つひとつのフレーズを楽しげに歌い上げる2人のボーカルが印象的で、聴くだけで元気をもらえる仕上がりとなっています。
唐揚げやジンギスカン、ハンバーグといったお肉を使った料理には「スキスキme too」、ピーマンやにんじんには「no no no」とコミカルな掛け声で返すなど、ひたすらお肉への愛に溢れた歌詞も注目ポイント。
聴けば聴くほど頭から離れなくなること間違いなしの、中毒性が高い1曲です。
モンスター
2022年6月にリリースされたオリジナル曲第2弾。人気ボカロP・DECO*27が書き下ろした、聴く人の背中を押してくれるまっすぐな応援歌です。
この曲は爽やかなバンドサウンドやクラップ音など、気持ちが自然と明るくなる音があちこちに散りばめられています。いつも全力でリスナーを楽しませてくれる彼らそのものを表しているようにも感じられるサウンドに、聴きながら思わず体を揺らしてしまった人も多いのではないでしょうか。
サビで繰り返し歌われる「変わらない きみじゃないとだめなんだ」「足りないところはちゃんとぼくがカバっちゃうから」というフレーズは、これまで力を合わせてさまざまな活動に取り組んできたGeroとめいちゃんが、お互いに向けて歌っているかのよう。
常に新しい挑戦を重ねている肉チョモランマらしさに溢れたサウンドや歌詞はもちろん、アニメーター・JINØ(ジノ)が手がけたアニメーションMVも楽曲を盛り上げています。
お馴染みの配信部屋や巨大な山のモンスターなど、彼らを応援し続けてきたリスナーにはたまらない小ネタのオンパレード。
MVに登場するGeroとめいちゃんそれぞれの表情、一つひとつの動きにも肉チョモランマへの強いリスペクトが感じられる作品に仕上がっています。
閃光
2024年2月に配信リリース・MV公開されたオリジナル曲。フレデリックが楽曲提供と演奏を担当しており、2024年4月にリリースされる肉チョモランマの1stアルバム「怪獣」の収録曲でもあります。
タイトルの「閃光」を思わせる疾走感に満ちたサウンドや、迷いを振り切ってひたすら前へ突き進んでいく力強い歌詞が特徴。
この楽曲は、お洒落なギターリフや体の芯まで響くドラム、踊るようなベースラインなど、イントロからフレデリックらしさがこれでもかと盛り込まれています。
「掻っ攫って 掻っ攫って 掻っ攫って」と2人が交互に歌うサビでは、ボーカルの熱量に呼応するようにしてバンドのテンションも最高潮へ。日々の生活でふと立ち止まってしまいそうになる時、強く背中を押してくれるパワーが感じられます。
これまでの肉チョモランマのオリジナル曲とは雰囲気が異なり、クールでスピーディーな楽曲ですが、それすら“新たな自分達の色”として取り込んでしまうのが彼らの凄さ。淡々とフレーズを歌い上げたかと思えば、感情を爆発させたように声へ力を込める表現力にも圧倒されます。
楽曲に合わせ、タイトルの「閃光」をイメージした無数の光が走るMVも注目ポイント。肉チョモランマの公式YouTubeチャンネルではメイキング映像も公開されているので、MV本編とあわせて何度でも楽しんでみてください。
最後に
肉チョモランマの公式Xアカウントでは、企画動画や新曲MVの公開、楽曲配信リリースなどに関する情報が随時更新されています。
今回の記事で彼らの歌やYouYuberとしての活動が気になった人は、ぜひ公式YouTubeアカウントもチェックしてみてくださいね。