Sou【歌い手解説】琴線に触れる奇跡の歌声! 経歴や人気曲を徹底解説

Sou【歌い手解説】琴線に触れる奇跡の歌声! 経歴や人気曲を徹底解説

Souの歌ってみた・オリジナル曲おすすめ3選

Souの魅力は彼がもともと備えている歌唱技術の高さだけでなく、曲の雰囲気やメッセージに合わせて変幻自在に歌い方を変える表現力にもあります。

歌ってみた・オリジナル両方から厳選したSouの歌唱動画を紹介しますので、ぜひ彼の歌声を楽しんでみてください。

ドラマツルギー – 歌ってみた ver.Sou

文学的な歌詞と癖になるメロディで話題を集めているシンガーソングライター・Eve。2020年にはTVアニメ「呪術廻戦」のOPテーマである「廻廻奇譚」を発表し、さらに知名度が上昇しました。

Eveの楽曲は多くの歌い手やミュージシャンがカバーしており、Souもその一人。Souの2ndアルバム「深層から」にも、Eveの人気曲をカバーした音源が収録されています。

「ドラマツルギー」は2017年にYouTube・ニコニコ動画へ投稿されたEveの代表曲です。初音ミクverとEve自身による歌唱verの両方が高い評価を得ており、今なお多くのファンに愛されています。

この曲では、誰もが何かしらの「役」を演じている世界で、本当の自分が見つからずに苦しみもがく「僕ら」の姿が描かれています。Eveが紡ぐ文学的で想像をかき立てる歌詞と、淡々と朗読をするような飾りのないSouの歌声が相性抜群です。

ほとんどノンブレス&低音で歌い続けるAメロや、いきなり高音域に跳躍するサビなど難易度の高い曲ですが、テクニカルな要素を感じさせず、ナチュラルに歌い上げる歌唱力に圧倒されます。

透き通ったハイトーンの美しさと、思わずゾクッとするような低音の対比にも注目してみてください。

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ノイド – Sou

2019年7月にYouTubeで公開されたSouのオリジナル曲。

「愚者のパレード」で初めてオリジナル曲に挑戦したSouの新作ということもあり、多くのファンから注目が集まりました。現在(2022年8月時点)では再生回数が300万回を突破している人気曲です。

「ノイド」では「アンドロイドと人間」がテーマに掲げられており、SF小説を思わせる仕上がりになっています。気鋭のイラストレーター・sakiyamaが手がけたアニメーションも楽曲の世界を押し広げており、想像がかき立てられること間違いなしです。

Souが作詞家のRUCCAとSouが共同で作った歌詞は、「0か1の塩基配列」「細胞の欠片」「ホログラムの恋人たち」などテーマを反映したようなワードがあちこちに散りばめられています。

MVと合わせて読み解いてみると、人間の代わりにアンドロイドが支配権を握るようになった世界で、人間である「僕等」が生きる意味を見つけようと戦うストーリーが浮かび上がってきます。「僕等」以外の人間は何処へ行ってしまったのか?歌詞に登場する「奴等」は何を目的としているのか?といった問いに明確な答えが用意されていないからこそ、より興味をそそられ何度も聴きたくなるのがポイントです。

サウンド面では「いいサビの曲を作ろう」との気合いが込められており、最高潮に盛り上がった先で歌われる伸びやかな高音がリスナーの耳を惹きつけます。またサビ以外でも、生音をベースとした疾走感溢れるバンドサウンドや、楽曲の雰囲気に合わせたSouのクールな歌声が癖になること間違いなしです。

Habit – 歌ってみた ver.Sou

ストーリー性あふれる歌詞やユニークなライブ演出で人気のバンド・SEKAI NO OWARI(通称「セカオワ」)の楽曲。2022年6月に映画「ホリック xxxHOLiC」の主題歌としてリリースされるや否や、数多くのボーカリストやダンサーが歌ってみた動画を投稿し、爆発的に人気が広がっていきました。

曲名の「Habit」には習性・癖などの意味があり、この曲では自分や周囲の人間を「○○なヤツ」と単純に分類したがる習性(=Habit)への皮肉が歌われています。

Suiによる歌ってみたverは、原曲を歌っているFukaseに雰囲気を寄せながらも、Sou自身の中性的で柔らかい歌声はしっかり残っているのが特徴。コーラスやエフェクトなど、原曲へのリスペクトが随所で感じられます。

また、弱拍が強調されたダンサンブルなビートにSouの歌声がぴったりハマっており、聴きながら思わず身体を揺らしてしまうこと間違いなし。

原曲を聴いたことがある人もない人も、是非セカオワ×Souが生み出す化学反応を味わってみてはいかがでしょうか。

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2022年6月に3rdアルバム「Solution」をリリース、8月末にはワンマンツアーも!

2022年6月、ファン待望のニューアルバム「Solution」がリリース。2ndアルバム「深層から」以来3年ぶりとなるアルバムリリースということもあり、情報解禁時には「待ってました」の声が続々と上がりました。

見どころは何といっても、アルバムに参加したクリエイター陣が非常に豪華であること。かいりきベアてにをはといった人気ボカロPに加え、ゲスの極み乙女。やジェニーハイなど数多くのバンドでボーカルを務める川谷絵音も楽曲提供を行いました。

川谷書き下ろしの楽曲「常夜灯」は、アルバムリリース前に先行配信とMV公開もされています。

「彼のイノセントな歌声に潜む色気が曲が進むにつれて倍増していく様をどうか目撃してください」と川谷がコメントしているように、リスナーを少しずつ楽曲の世界へ惹き込んでいく手腕に圧倒されます。

またアルバム発売に合わせ、2022年8月19日・25日に3年ぶりのワンマンツアー「Solution」の開催が決定しました。音楽の新たな可能性を追求し続けるSouが、今度はどのようなステージを見せてくれるのか期待が高まります。

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最後に

歌ってみた・オリジナル共にさまざまなジャンルの楽曲へ挑戦し、自身の音楽を追求し続けているSou。

唯一無二の歌声をもつ彼が今後どのようなチャレンジをし、リスナーに驚きを与えてくれるのか注目したいですね。

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