SNSで大ヒットした楽曲『グッバイ宣言』で知られるボカロP・Chinozo(ちのぞー)。
10代、20代を中心としたネット世代に人気のボカロPですが、なかには『グッバイ宣言』は知っているけど、他の曲は聞いたことがないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Chinozoの簡単なプロフィールや人気楽曲をご紹介。
ボカロに詳しくない方でも楽曲を楽しめるため、ぜひチェックしてみてください!
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目次
『グッバイ宣言』が1億再生超え!
Chinozoの代表曲といえば、SNSでも大バズりをした『グッバイ宣言』です。
その再生回数はなんとYouTube 1億再生超!
普段からボカロ曲を聞いているファンだけでなく、学生を中心とした若い層からも人気を集めている超有名楽曲です。
2021年には、Billboard JAPAN Heatseekers Songsのランキングで2週連続トップという偉業を達成。
2023年5月16日現在、YouTubeに投稿されているボカロ曲の中で最も再生された楽曲でもあります。
その魅力は、気づけば口ずさんでしまうような親しみやすさと中毒性。
投稿から約3年経った現在でも、高い人気を集めているボカロ曲です。
Chinozo楽曲には、ほかにも中毒性抜群のものが数多く存在しているため、ぜひ他の曲も聴いてみてください!
楽曲と共に注目されたのが、イラストレーター・アルセチカによる独特なポーズのイラスト。
しかし、実はChinozoが直接依頼して描いてもらったものではなく、piapro(ピアプロ)というコンテンツ投稿サイトに投稿されていたものなんだそうです。
しかも、イラストからインスピレーションを受けて楽曲制作が始まったのだとか。
アルセチカのイラストに出会っていなければ、大ヒット楽曲は生まれていなかったのかもしれません。
Chinozoとは
自己紹介します。Chinozoです、読み方はちのぞー。ボカロ作ってます。好きなものは音楽、飯、そしてお前。
— ♦︎Chinozo♦︎ (@chinozo_) May 3, 2020
- 読み方:ちのぞー
- 活動:2018年~
- 主な使用ボーカロイド:初音ミク、flower、可不など
Chinozoは、2018年にボカロ活動を開始したボカロP。
代表曲『グッバイ宣言』をはじめとしたポップで中毒性の高い楽曲を数多く手がけており、YouTubeを中心に国内外問わず高い注目を集めています。
イラストレーター・アルセチカとのコラボMVも魅力のひとつ。
『グッバイ宣言』以降、Chinozoはアルセチカと相談しながら登場人物などのイメージを固めることがあるようで、ファンの間でも楽曲とイラストの組み合わせがマッチしていると高い人気があります。
また、テーマとして“自分らしさ”を掲げることも多く、本当の自分をさらけ出すといったメッセージ性がこめられた楽曲を数多く制作しているのも特徴です。
ボカロ曲制作で意識していること
15歳からギターを始め、過去にはバンドを組んでいたこともあるというChinozo。
そんな彼がボカロ曲を制作する際に意識しているのは、“人間らしい音域”です。
ボカロといえば、人間には出すのが難しい超高音域や超低音域の発声、息継ぎする暇もない高速歌唱などを難なく行えてしまうのが魅力のひとつ。
しかし、Chinozoは逆に人間が歌いやすい音域やメロディー、テンポなどを意識して楽曲制作を行っているのだそうです。
その理由は、聞きやすさや親しみやすさを重視しているから。
ボカロを普段から聞くユーザーであれば、機械っぽさや人間には難しいテクニックを取り入れた楽曲も“ボカロ曲”として受け入れられますが、普段ボカロを聞かない方はそうではありません。
どうしても“人間らしくない”と違和感を覚える層が出てきてしまうため、そういった方でも聞きやすい楽曲作りをChinozoは心がけているそうです。
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