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2.5次元舞台のおすすめ公演10選 Part.2
「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage
「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stageは、男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」から生まれた舞台シリーズです。
原作同様キャラクターたちのラップバトルが見どころで、イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、オオサカ、ナゴヤといったチームに加えて舞台オリジナルキャラクターであるアカバネ・ディビジョン「North Bastard」、アサクサ・ディビジョン「鬼瓦ボンバーズ」も登場しています。
舞台版の最新作「-New Encounter-」はシリーズの新章として位置づけられ、今回からの新キャストである石川凌雅、植原卓也、三井淳平、小波津亜廉といったキャストが出演。
彼らがどのような決意で“ディビジョン・ラップバトル”に挑むことになったのか、それぞれのチーム結成前夜を描いたストーリーが繰り広げられました。
舞台上で繰り広げられるラップや楽曲の数々は、HIPHOP界屈指の人気番組「フリースタイルダンジョン」で審査員を務めていたラッパー・KEN THE 390が監修を務めています。
2024年10月に新作公演が上演されることも発表されたため、2.5次元の非日常感と本格的なラップバトルの臨場感を味わいたい人はぜひチェックしてみてください。
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ミュージカル「薄桜鬼」
ミュージカル「薄桜鬼」シリーズの原作は、シリーズ累計100万本を超える女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼」。文久三年(1863年)の時代を生きるヒロイン・雪村千鶴が、父を探すために訪れた京の都で新選組や幕府関係者、尊王攘夷志士と出会う物語です。
ミュージカル版1作目の「斎藤一篇」は2012年4月に上演され、その後「沖田総司篇」「土方歳三篇」「風間千景篇」と毎回異なるキャラクターにスポットを当てた形式で上演されています。
2017年上演の「原田左之助篇」までは少年社中の主宰でもある毛利亘宏が演出を手掛けており、2018年からは演出に舞台「銀河英雄伝説」や舞台「真・三國無双 」の西田大輔を迎えた「志譚」シリーズを2編上演しました。
西田はゲーム1作目のリメイク版「真改」をもとにした「真改」シリーズ3篇の演出も担当してきましたが、2024年4月上演の「真改 土方歳三篇」から毛利が脚本・演出・作詞担当として復帰することに。
「土方歳三篇」には土方歳三役の久保田秀敏、雪村千鶴役の竹野留里、風間千景役の佐々木喜英といったキャストが出演しており、新体制のスタートに相応しい新たな「薄桜鬼」の世界を見せてくれました。
ミュージカル「黒執事」
枢やなの同名漫画を原作とするミュージカル「黒執事」は、19世紀末期のイギリスを舞台としたゴシックな世界観が人気のシリーズです。
2009年5月上演の「音楽舞闘会 黒執事 ~その執事、友好~」が初の舞台化作品となり、その後2010年5月上演の「-The Most Beautiful DEATH in The World- 千の魂と堕ちた死神」からミュージカルシリーズとして始動しました。
2.5次元舞台の中でも再現度の高さが高く評価されており、2014年9月に上演された「ー地に燃えるリコリスー」では、原作者が衣装デザインを担当したことでも話題に。
また2016年11月上演の「~NOAH’S ARK CIRCUS~」はサーカス団がモチーフとなっており、一輪車の世界大会で優勝経験があるダガー役・三津谷亮の一輪車をはじめ、綱渡りや空中ブランコ、エアリアルなど本物のサーカスさながらのパフォーマンスが披露されました。
2021年3月上演の最新作「~寄宿学校の秘密~」では、イギリスの伝統的な寄宿学校をイメージした学生寮を豪華な舞台美術で再現。セバスチャン・ミカエリス役の立石俊樹は教師風、シエル・ファントムハイヴ役の小西詠斗は学生服風の衣装を身にまとい、4つに分かれた寮の寮長役として佐奈宏紀、田鶴翔吾、里中将道、後藤大も出演しています。
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MANKAI STAGE「A3!」
スマートフォン向けアプリゲーム「A3!」は、春夏秋冬の4チームに分かれて公演を行う劇団「MANKAIカンパニー」の物語です。
2018年6月に舞台版第1弾として上演された「MANKAI STAGE『A3!』~SPRING & SUMMER 2018~」では、ゲーム内にも登場する春組の演目「ロミオとジュリアス」と夏組の演目「Water me! 〜我らが水を求めて〜」が再現されました。
その後2019年1月には「MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~」として秋組、冬組のストーリーを上演。4つのチームが代わる代わる公演を行うスタイルはまさに「MANKAIカンパニー」そのものであり、現実とフィクションの間に立つ2.5次元ならではの手法で“演劇”の楽しさを広めている作品です。
現在はメインストーリーの第二部にあたる「ACT2!」が展開中で、2024年4月から始まった「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~WINTER 2024~」では、冬組キャストである定本楓馬、北園涼、植田圭輔、田中涼星、上田堪大、輝馬が2本の劇中劇を含めたストーリーを演じています。