玉城裕規のプロフィールや出演作品を徹底解説

玉城裕規のプロフィールや出演作品を徹底解説

主な出演作品


ここからは、玉城が2.5次元舞台の中から特に注目を集めた3作品をご紹介します。

舞台「弱虫ペダル」東堂尽八役


「弱虫ペダル」は、自転車競技・ロードレースを描いたスポーツ漫画です。舞台「弱虫ペダル」シリーズは2012年2月に第1作目が上演され、役者が自転車のハンドルのみを使って自転車レースを表現する独自の演出方法が大きな話題となりました。

玉城が演じた東堂尽八は、箱根学園自転車競技部のエースクライマーであり副主将を務める高校3年生。坂道と同じようにママチャリを乗りこなすことで磨いた技術で、副主将にまで上り詰めた実力者です。

東堂は2013年1月上演の「箱根学園篇 〜眠れる直線鬼〜」と2013年8月「インターハイ篇 The First Result」にも登場し、2017年8月放送のドラマ「弱虫ペダル Season2」にも出演しました。

1作目ではインターハイ常連のライバル校として登場する箱根学園ですが、「箱根学園篇 〜眠れる直線鬼〜」では箱根学園のエーススプリンター・新開隼人を中心としたストーリーが描かれています。

また「インターハイ篇 The First Result」では、総北高校がついにインターハイへ進出。東堂も箱根学園のエースクライマーとして出場しており、総北高校の3年生・巻島裕介とのクライマー対決に挑みました。

舞台「ライチ☆光クラブ」ジャイボ役


ライチ☆光クラブ」は、漫画家・古屋兎丸が1985年に上演されたアングラ演劇をもとに執筆した作品です。漫画版ではストーリーや一部の設定が原作とは大きく異なっており、2012年12月に上演された舞台版は漫画を原作とした作品として制作されました。

物語の舞台となるのは、少年たちが街の片隅に作った秘密基地「光クラブ」。基地にはリーダーのゼラを筆頭に9人の少年たちが集まっており、”最強のロボット”を作るために日々作戦会議を繰り広げています。

玉城が演じるジャイボは、中性的な容姿の美少年です。ゼラに特別な愛情を抱いており、ゼラがカノンという名の少女を秘密基地に連れて来てからは彼女に強い嫉妬心を抱くようになりました。この嫉妬心が思いがけない事態を引き起こし、「光クラブ」は破滅の道を辿っていきます。

演出を手がける江本純子からはあまり原作漫画に寄せすぎないよう指導されていましたが、玉城が作り上げたジャイボは漫画ファンからも絶讃の声が続出。玉城自身は「原作に寄せるところは寄せて、寄せないところは寄せないっていうそのバランスが凄く難しかった」と振り返っていました。

また舞台の上演に先駆けて2012年10月に放送されたアニメ「ライチ DE 光クラブ」では、玉城を含めた舞台版のキャストがそのまま声優として起用されています。

舞台「刀剣乱舞」小烏丸役


舞台「刀剣乱舞」シリーズは、日本刀から生まれた付喪神・刀剣男士が活躍するブラウザゲームを原案とした作品です。演出・脚本は末満健一が手がけており、2016年5月に第1作目の「虚伝 燃ゆる本能寺」が上演されました。

玉城がシリーズに参加したのは、2018年6月上演の「悲伝 結いの目の不如帰」から。奈良時代末期から平安時代中期に作られた太刀をモチーフとした刀剣男士・小烏丸を演じています。日本の刀剣が現在の日本刀と呼ばれる形になるまでの成長過程で生まれた太刀とされているため、自分のことを”刀剣の父”と自称しているキャラクターです。

玉城は小烏丸を演じるにあたって、「他の刀剣男士への愛」を何よりも大切にしています。この愛は「悲伝」の際に試行錯誤を繰り返しながら演じていく中で、玉城の中に自然に生まれた感情だと明かしていました。

小烏丸は「悲伝」以降も、2019年11月上演の「維伝 朧の志士たち」や2023年8月に開催された7周年記念イベント「七周年感謝祭 夢語刀宴會」に出演。今後は2025年2月に上演される予定の新作「十口伝 あまねく刻の遥かへ」に出演することが発表されています。

まとめ

破天荒なキャラクターから妖艶な付喪神まで、幅広いキャラクターを演じてきた玉城。

2024年には11月に上演予定の舞台「あくたーず☆りーぐ さんにんのおうさまのおはなし」や12月に開催される「演劇ドラフトグランプリ THE FINAL」などに出演する予定なので、是非チェックしてみてください。

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