春乃さくらのプロフィールや魅力、代表作を徹底解説

春乃さくらのプロフィールや魅力、代表作を徹底解説

春乃さくらのおすすめ公演

宝塚×LDHコラボ『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』


2022年8月〜11月に上演された、LDHの手掛ける総合エンターテイメント・プロジェクト「HiGH&LOWシリーズ」の前日譚にあたる本作は、山王連合会を筆頭とする5つのチームが巨大犯罪都市SWORD地区で繰り広げる抗争と恋物語を描いています。

春乃が演じたのは、舞台オリジナルのチーム「苦邪組」のメンバーKIDA。

長身を生かした魅力的なチャイナドレス姿の戦闘員として、迫力のある喧嘩シーンを披露し、ファンを魅了しました。

作品自体も、原作に忠実なキャラクタービジュアルと、原作ハイローのテーマ曲である「Higher Ground」を始め、山王連合会の「Do or Die」、White Rascalsの「Whiteout」など数々の楽曲で原作ファンをも唸らせた完成度の高い作品として高い人気を誇っています。

真風涼帆退団公演『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』


2023年3月〜6月にかけて上演され、春乃がトップ娘役に就任する直前の舞台です。

彼女が演じたのは、英国外務省から派遣され、ボンド(真風)の偽の妻を演じるヴェスパー・リンド。

今までの穏やかでふんわりした印象から一転、知的でクールな女性として登場し、「さくちゃんってこんなに綺麗だったっけ!?」「新トップ娘役として期待大!」と大きな話題となりました。

舞台としてはコメディ色が強く、かつ平成以降では歴代3位の長期政権となった真風の退団公演のため、今まで真風が演じてきた数々の舞台のオマージュが多く散りばめられた記念碑的作品となっています。

芹香斗亜&春乃さくらトップお披露目公演『Xcalibur エクスカリバー』

2023年7月〜8月に上演された、芹香斗亜&春乃さくらトップお披露目公演です。

春乃が演じたのは、アーサー王(芹香)の妻でありながらランスロット(桜木みなと)と不義の恋に落ちる王妃グィネヴィア。

一般的には気位の高い不実な女性としてのイメージの強い役柄ですが、春乃のグィネヴィアは、王を支える勇敢な女戦士であり、心の闇に悩む彼を支えることが出来ない苦しみの中で道を誤った人物として描かれています。

王との決別シーンも、王への愛情故の行動であることが強く伝わってくるため心情的に受け入れやすく、新しいグィネヴィア像を作り上げています。

レビュー作品『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』


本作は、2024年6月〜8月にかけて上演されたショー作品。

2023年6月に宙組生の一人が亡くなったことを受け、1年近く公演休止が続いた後に公開されました。

本舞台唯一のオリジナル曲「Le Grand Escalier」を除き、「パリ・ジュテーム」や「BLUE ILLUSION」「ゴールデン・デイズ」「愛の旅立ち」など、宝塚の過去の名曲を綴った内容となっています。

このショーのMVPは、断トツで春乃さくらです。

入団当初から歌唱力の高さで認められてきた彼女ですが、公演休止期間で徹底的に歌唱力と表現力を鍛え上げ、幸運によってトップ娘役に抜擢されたと揶揄されることもあった1年前のシンデレラガール時代から、トップ娘役として組を引っ張る存在へと成長したことが一目で分かる輝きを見せています。

まとめ

春乃さくらは、穏やかなビジュアルと朗らかなキャラクター、高い歌唱力によって人気を博している宙組のトップ娘役です。

「自分ができる限りのことは全てという気持ちで、大好きな宙組の力になりたい」と語る彼女の活躍を、ぜひ一度劇場で目にしてください。

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