目次
大勢のNPB成績
NPBでの個人成績
ここからは大勢のNPBでの成績をチェックしていきます。
シーズン別の成績や、チーム成績も紹介しますので、ぜひご覧ください。
2022年シーズン
一軍登板成績
・登板数:57登板
・勝敗数:1勝3敗
・セーブ数:37セーブ
・ホールド数:8ホールド
・防御率:2.05
ルーキーイヤーから読売ジャイアンツのクローザーを任された大勢。
開幕戦からマウンドを任されると初セーブを記録し、期待に応えています。
開幕から21試合目での10セーブ達成を皮切りに、その後も12球団最速で20セーブに到達するなど、ルーキーらしからぬパフォーマンスを披露するのです。
最終的には37セーブを記録し、新人王を受賞する順風満帆のシーズンとなりました。
シーズンを振り返ると、セーブが付く場面での救援失敗は1度しかなく、接戦の試合で力を発揮していたのが印象的でした。
このようにルーキーながら、クローザーの地位を確固たるものにしたのです。
2023年シーズン
一軍登板成績
・登板数:27登板
・勝敗数:3勝0敗
・セーブ数:14セーブ
・ホールド数:1ホールド
・防御率:4.50
2023年シーズンは、シーズンオフに開催されたWBC出場からくるコンディション不良の影響で、本来の力を発揮できず、不本意な成績に終わっています。
調子が上がらないなりにもクローザーとして仕事を果たしますが、6月30日に登録抹消。
9月中旬に1軍に復帰したものの、3試合に登板し、5失点を許すなど、本来の投球ができませんでした。
打者を抑えてチームを勝利に導くことはクローザーとして非常に重要です。
しかし、コンディションを整え、1年間怪我なくポジションを守ることも非常に重要といえます。
大勢は課題解決に向け、オフシーズンに怪我をしない身体づくりを目指し肉体改造を行ったようです。
練習の成果、怪我をしない身体と理想的な投球フォームを手に入れることができたのか。
2024年シーズンの復活に期待しましょう。
NPBでのチーム成績
大勢が入団してからチームがどのような成績を残しているかチェックしていきましょう。
2022年シーズン
・勝敗数:68勝72敗3引分 勝率.486
・主要打撃成績:打率.242、163本塁打、548得点
・主要投手成績:防御率3.69、975奪三振、589失点
2022年シーズンの読売ジャイアンツは、セ・リーグ4位の成績に終わり、クライマックスシリーズへの出場を逃しています。
本塁打数はリーグ2位の成績を残すなど、破壊力のある打線は健在でしたが、2005年以来のチーム打率、チーム防御率リーグ最下位を記録。
投打が噛み合わないシーズンとなってしまいました。
要因として、チームの攻守の要である坂本勇人、吉川尚輝がシーズン序盤で戦線離脱したことや、リリーフ陣のキーマンである中川皓太の長期離脱により、勝利の方程式が定まらなかった点が挙げられます。
このように投打ともに課題を残すシーズンとなりました。
2023年シーズン
・勝敗数:71勝70敗2引分 勝率.504
・主要打撃成績:打率.252、164本塁打、523得点
・主要投手成績:防御率3.39、1,075奪三振、507失点
2023年シーズンは球団史上2度目となる2年連続Bクラスという悔しい結果に終わっています。
本塁打数は12球団トップの164本を記録するも、得点数はリーグ3位に終わっていることから打線のつながりに課題があるのは明確です。
投手陣は、戸郷翔征、山﨑伊織が規定投球回に到達するなど奮闘しますが、リリーフ陣が安定感を欠き、リードを守れない試合が目立ちました。
2024年シーズンは、門脇誠、秋広優人、大勢などの若手選手がキーマンとなりそうです。
NPBで獲得したタイトル
大勢は2022年に新人王を獲得しています。
2023年はコンディション不良の影響から、満足のいく結果が残せなかったため、投手タイトルはまだ獲得していません。
2024年は大勢の初タイトル獲得に期待がかかる重要なシーズンです。
その活躍ぶりをしっかりとチェックしていきましょう。
WBC日本代表としての活躍
2023年に開催されたWBCでは日本代表に選出され、リリーフ投手として活躍しました。
4試合に登板し、4イニングを投げ無失点とリリーフ投手としての仕事を完璧に遂行しました。
特に決勝戦のアメリカ代表戦では、2点をリードする展開で登板。
ムーキー・ベッツ(現:ロサンゼルス・ドジャース)、マイク・トラウト(現:ロサンゼルス・エンゼルス)、ポール・ゴールドシュミット(現:セントルイス・カージナルス)などメジャーの名だたる打者と対戦し、無失点に抑えるという大仕事をやってのけたのです。
大勢はメジャーに挑戦する?
2023年のWBCで素晴らしい結果を残した大勢。
メジャーへの挑戦はあるのでしょうか。
大勢の気になる今後の動向について解説していきます。
大勢はメジャー挑戦を希望してるの?
大勢はWBCで現役メジャーリーガーとともにプレーしたことや、メジャー屈指の打者と対戦したことから、メジャー挑戦の思いが強まったと語っています。
まだ、プロ3年目の若手選手ですので、今後の動向はわかりませんが、メジャー挑戦はまだ先になりそうな様子。
ですが、WBCで活躍したことより、メジャーの球団が大勢をリストアップしている可能性は高いと思われます。
今後の活躍次第では、メジャー挑戦が現実的になってきますので、大勢の活躍に注目していきましょう。
メジャーで活躍できそう?
大勢のWBCでの実績や、メジャーリーガーに匹敵するポテンシャルをもってすれば活躍することは十分可能と考えられます。
ですが、さらなる技術面の向上やメンタルトレーニング、怪我をしにくい身体づくりなどが必要となるでしょう。
まだ、プロ3年目の若手選手ですので、しっかりと基礎を固める必要があると感じます。
さいごに
読売ジャイアンツでクローザーとして活躍している大勢。
若手選手ながら、高いポテンシャルで注目を集めています。
2年連続Bクラスに沈んでいる読売ジャイアンツのAクラス返り咲きのキーマンは大勢でしょう。
2024年シーズンは開幕から好調を維持しており、周囲の期待も高まっています。
大勢はシーズンを通してクローザーの座を守ることができるのでしょうか。
また、初の投手タイトル獲得はあるのでしょうか。
2024年シーズンの活躍に期待しましょう。