2022年春よりTVアニメ第3期が放送予定の『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(以下、本好きの下剋上)。
本の少ない異世界に転生した主人公が、本に囲まれた世界を実現すべく奮闘するファンタジーです。
この記事では、本作に登場するキャラクターと声を担当する声優について紹介。さらに後半では、作品に寄り添ったアニメ主題歌たちに焦点を当てます。
※以下には、原作小説とTVアニメのネタバレを含みます。
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目次
『本好きの下剋上』のキャラと担当声優を紹介!
マイン:担当声優「井口裕香」
【配信情報📕】
TVアニメ「本好きの下剋上」
本日24:00からParavi、Amazonプライム・ビデオ、Netflixほか各配信サイトにて
第四章「初めての森と粘土板」配信開始です🌈配信一覧はこちら✨https://t.co/9cCAHiYmV1#本好きの下剋上 pic.twitter.com/ymnUjKW0M1
— TVアニメ「本好きの下剋上」公式 (@anime_booklove) October 30, 2019
本を愛する女子大学生の本須麗乃(もとすうらの)が、異世界で転生した少女マイン。
生まれた時から虚弱だったため、実際の年齢よりも幼い見た目をしています。
転生した世界で簡単には本が手に入らないと知ったマインは、自分で本をゼロから作ることを決意。
前世で培った知識を活かし、家族を初めとした周囲の協力を得ながら、本作りを進めていきます。
(ゆ)む!夜10時から!
な!ま!ほ!う!そ!う!#muuun #agqr #yukachi pic.twitter.com/qxyHVf61Os— 井口裕香のむ~~~ん ⊂( ^ω^)⊃ (@muuun_ag) May 4, 2020
- 所属事務所:大沢事務所
- 誕生日:7月11日
- 出身地:東京都
- 出演作:『とある魔術の禁書目録』インデックス役、『宇宙よりも遠い場所』三宅日向役など
- 受賞歴:第六回声優アワード パーソナリティ賞
マイン役を演じるのは、井口裕香(いぐちゆか)さんです。
アニメ好きで、小学生の頃に声優を目指すと決意した井口さんは、中学1年生で受験したブロッコリー主催のオーディション(2002年)に合格。ここから声優への一歩を踏み出します。
その後『デ・ジ・キャラットにょ』(2003年)のうさだあかり役でアニメ初出演、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』(2007年)の天海春香役で初主演を射止めました。
そんな井口さんの代名詞は『とある魔術の禁書目録』シリーズ(2008年~)のインデックス役です。
その後の声優人生にも影響するほど大切な役で、この作品への出演は井口さんが活躍の幅を広げるきっかけとなりました。
ソロアーティストデビューを飾った「Shining Star-☆-LOVE Letter」は、『劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』(2013年)のイメージソングです。
可愛らしい役からクールな役まで演じ分け、今やアニメ作品では欠かせない存在の井口さん。演技で大切にしているのは「演じるキャラクターが魅力的に見えること」だとインタビューで答えています。
『本好きの下剋上』では、井口さん演じるマインが見せる多彩な表情に、ぜひ注目してみてください。
ルッツ:担当声優「田村睦心」
【放送情報📕】
本日24:00からBSフジにて
TVアニメ「本好きの下剋上」
第二十五章「トロンベ討伐」放送です‼️放送まで、もう少しお待ち下さい🎶#本好きの下剋上 pic.twitter.com/xLasbTbVwR
— TVアニメ「本好きの下剋上」公式 (@anime_booklove) June 18, 2020
マインと幼なじみで同い年の少年ルッツ。彼は本作りに情熱を燃やすマインを手伝い、外出時にはマインの体調管理を担います。
そんなルッツの夢は、旅商人になること。
本の完成を目指して、わき目もふらず突き進むマインに影響を受け、ルッツも自分の夢を実現するために努力を続けます。
今日も21時からオラジオZよろしくお願いします*(^o^)/*#オラジオZ pic.twitter.com/bonuf3njuk
— 田村睦心 (@623tmr) September 7, 2021
- 所属事務所:アイムエンタープライズ
- 誕生日:6月19日
- 出身地:東京都
- 出演作:『小林さんちのメイドラゴン』小林役、『映像研には手を出すな!』金森さやか役など
ルッツ役を担当するのは、少年役に定評のある田村睦心(たむらむつみ)さん。
子供の頃から芝居への憧れを抱いていた田村さんは、声優なら性別や年齢を問わず色々な役を演じられると考え、本気で声優を目指します。
その後、2007年に『ef – a tale of memories.』でデビューを果たし、『バトルスピリッツ 少年突破バシン』(2008年)のバシン役で初主演を獲得。
今では田村さんの声を、多くの作品で聴くことができます。
少年役を演じることが多い田村さんですが、驚くべきはその役幅の広さです。
『映像研には手を出すな!』(2020年)の女子高校生・金森さやか役では、毒のある喋り方を披露。
そして『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』(2021年)では姉御肌のエルメェス・コステロ役に抜擢されています。
キャラクターが直面する出来事を自分ごとのように捉え、より深く役と向き合うことを心掛ける田村さん。
ルッツ役では、明るく活発でありながら、優しさを内包した田村さんの演技が光ります。
トゥーリ:担当声優「中島愛」
【放送情報📕】
本日このあと24:00からBSフジにて
第二十六章「夢の世界」放送開始です♪
ぜひご覧ください!#本好きの下剋上 pic.twitter.com/QDTBQp2jtN— TVアニメ「本好きの下剋上」公式 (@anime_booklove) June 25, 2020
マインの姉で「天使」のような存在のトゥーリ。三つ編みにした緑色の髪が特徴で、可愛らしい笑顔が光ります。
面倒見が良く、いつも妹のマインを気にかけており、姉妹の関係は良好です。
7歳の洗礼後は、お針子見習いとして裁縫の仕事を始めます。
マクとまで着たTシャツ、
シェリルとランカのこのイラスト大好きなんだよな〜〜☺️☺️Fライブの新キービジュアルも最高ですっ!!江端さんの麗しいイラスト😭グッズ楽しみ😭✨
ではでは
おやすみ〜!おつマク〜!です! pic.twitter.com/MdTOQE07VC— 中島愛 (@mamegu_staff) August 26, 2021
- 所属事務所:e-stone music
- 誕生日:6月5日
- 出身地:茨城県
- 出演作:『マクロスF』ランカ・リー役、『ハピネスチャージプリキュア!』愛乃めぐみ/キュアラブリー役など
- 受賞歴:第三回声優アワード 歌唱賞
トゥーリ役を演じるのは、中島愛(なかじまめぐみ)さんです。
中島さんは2007年開催の「Victor Vocal & Voice Audition」にて5000人以上の中から最優秀者に選ばれ、『マクロスF(フロンティア)』(2008年)のランカ・リー役で声優と歌手の同時デビューを果たします。
同作品ではランカ・リー=中島愛として数々の楽曲を歌唱。
なかでも挿入歌の「星間飛行」(作詞:松本隆、作曲:菅野よう子)は、シングル売上ランキング(オリコン・2008年7月7日付)で5位を記録しました。
2009年にはソロアーティストとしても活動開始。その可憐な歌声で、聴く人を魅了し続けています。
中島さんは80年代のアイドルソングや歌謡曲に詳しく、カバーアルバム『ラブリー・タイム・トラベル』(2018年)では、セルフプロデュースを行いました。
もちろん声優としての活動も見逃せません。多くの作品で主要キャラクターを務めつつ、脇役としても記憶に残る演技を披露しています。
直近では『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』(2018年) のシャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル役で、王女の立場と恋心の間で揺れ動く14歳の少女を見事に演じました。
トゥーリ役では、中島さんの優しさと可愛らしさを兼ね備えた演技に要注目です。
ギュンター:担当声優「小山剛志」
【放送情報📕】
このあと26:10~ABCテレビにて
TVアニメ「本好きの下剋上」
第二十四章「騎士団からの要請」放送です‼️放送まで、もう少しお待ち下さい🎶 pic.twitter.com/bBJDa7ViIJ
— TVアニメ「本好きの下剋上」公式 (@anime_booklove) June 6, 2020
マインの父親で、門で働く兵士ギュンター。家族を何よりも大切にしており、娘たちを溺愛しています。
マインと仲良くしている相手に嫉妬し、マインから煙たがられることもしばしば。
いざとなった時には、命を賭してでも家族を守る強い意志を持ちます。
日付が変わって本日は10月4日(天使の日)!
天使には程遠い私ではありますが誕生日であります。
53になりました。
それはもうかなりのおじさんです。
が、まだまだ枯れる事なく新しい事にチャレンジしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いします! pic.twitter.com/m4a7a4AUMU— 小山剛志 (@_higetter_) October 3, 2020
- 所属事務所:アクロス エンタテインメント
- 誕生日:10月4日
- 出身地:愛知県
- 出演作:『アイシールド21』峨王力哉役、『うたわれるもの』クロウ役など
ギュンター役で家族を愛する父親を演じるのは、小山剛志(こやまつよし)さん。声の演技はもちろん、俳優や歌手など幅広い分野で活躍を続けている声優です。
大学卒業後に舞台役者となった小山さんは、富野由悠季(とみのよしゆき)さんが総監督を務めた『∀(ターンエー)ガンダム』(1999年)のフィル・アッカマン役でアニメデビュー。
低く渋い声を活かした演技が心地よく、頼りがいのある男性から悪役まで数多くの作品で重要な役どころを担っています。
父親役も多く演じており、近年は『この世界の片隅に』(2016年)や『ゾンビランドサガ』(2018年)など、話題を呼んだ作品で存在感を放ちました。
『本好きの下剋上』の第11章では小山さんの演技が素晴らしく、父親の娘への思いやりが胸を打ちます。