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神谷浩史とは? Part.2
WEB番組「ファミ通TV」放送開始
2008年より、WEB配信のゲーム情報番組「ファミ通TV」が放送開始。神谷は、声優の金田朋子とともにパーソナリティを務めました。
最新ゲームの情報や、ゲーム用語の解説、時にはゲストを交えて放送されたこの番組は、突拍子もない発言をする金田と、それに遠慮なく突っ込む神谷のコンビネーションが話題に。番組は2010年まで放送され、DVD化もされました。
2009年、第3回声優アワードで主演男優賞とベストパーソナリティー賞受賞
2009年、第3回声優アワードにおいて、神谷は主演男優賞とベストパーソナリティー賞を受賞。
主演男優賞は、「夏目友人帳」の主人公・夏目貴志役での演技が高く評価されての受賞となり、「派手さはなくとも繊細かつ芯の通った確かな芝居で、作品の魅力を十二分に引き出し、アニメーションの魅力というものを再認識させた」と受賞理由が挙げられました。
また、ベストパーソナリティー賞は、「神谷浩史・小野大輔のDearGirl~Stories~」でラジオパーソナリティーとしての知名度を一気に広めたことが授与の理由となりました。
2009年、本人名義で歌手デビュー
2009年、神谷はミニアルバム「ハレノヒ」で歌手デビュー。以降もアルバムやシングルを発売し、2015年と2016年には幕張メッセでワンマンライブを開催しました。
声優アワードにおいて2012年から5年連続で最多得票賞を受賞し殿堂入り
声優アワードにおいて、2012年から新設された「最多得票賞」。全ての投票の中で最多得票した人を称える賞ですが、神谷は2012年から5年連続で最多得票賞を受賞し、殿堂入りを果たしました。
2016年の声優アワード授賞式では、前回までの受賞者を紹介する映像に4年続けて「神谷浩史」の名が並んでいることに関係者からはざわめきが。司会者の「それでは発表いたしましょう」という言葉の後、神谷の代表出演作品「終物語」の映像が流れると、会場は拍手と歓声に包まれました。
その後、神谷は金色の蝶ネクタイをしたタキシード姿で登壇し、「殿堂入りという名誉は、自信のない僕に皆さんが与えてくれた数少ない自慢であり誇りです。これからも日本の正しいアニメーションのために頑張っていく所存ですので、これからもよろしくお願いいたします」とコメントしました。
2019年・2020年の声優アワードでMVS(Most Valuable Seiyu)受賞
声優アワードで、2019年から新設された「MVS(Most Valuable Seiyu)」。MVSは、公式サイトやTwitterで「最も活躍したと思う声優」への投票が行われ、一番票を集めた声優に贈られる賞です。
神谷は、2019年と2020年にMVSを受賞。授賞式では、ファンや関係者への感謝と、「これからも日本語にこだわって、日本語に向き合い、僕のこの声を使って作品を支えて、皆さんに、そして世界にお届けできたらと思っています」と話しました。