TVアニメ『薬屋のひとりごと』OP・ED主題歌一覧

TVアニメ『薬屋のひとりごと』OP・ED主題歌一覧

『薬屋のひとりごと』OP・ED主題歌

TVアニメ第1期初回は第1話〜第3話を連続で放送されました。

『薬屋のひとりごと』オープニングテーマ

第1期オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会


OPテーマは、男女混合の4人組バンド緑黄色社会の「花になって」からスタート。元々漫画を愛読しており、作品の華々しさ、毒々しさ、臨場感溢れる事件の数々どれもが魅力的で大ファンだと公言しています。

アニメ側から「キャッチー、中毒性、自己愛」をキーワードにした曲をというリクエストがあり、“日陰に咲く花”をテーマに、事件が起きた後宮をキャラクターたちが動き回っているようなイメージで制作されています。


歌謡曲のようなメロディに、速弾きのギターとピアノが駆け巡るサウンドで、二胡や銅鑼などの中国伝統楽器のフレーズも加わって、壮大な大国や優雅な後宮の雰囲気を表現しています。

猫猫のニヤリとした少し不気味で、でも可愛らしいその笑顔を〈ニヒル〉と表し、まるで猫猫が話しているような印象を抱く歌詞になっています。〈綺麗にされた花瓶も肥やしも何もいらない〉と、装飾で飾りたてた美しさではなく、そのままでも美しいという気高い女性像を綴り、まさに猫猫を連想させる楽曲になっています。

あわせて読みたい!

第2期オープ二ングテーマ:「アンビバレント」Uru

第2期OPテーマは、本名や生年月日など非公表のミステリアスなシンガーソングライターのUruが務めました。2023年放送のTVアニメ『地獄楽』の第1期EDテーマ「紙一重」など様々な作品の主題歌に起用されており、作品世界に寄り添う楽曲と清らかな歌声で魅了しているアーティストです。

本曲のタイトル「アンビバレント」とは、“好きと嫌い、楽しみと不安”など、正反対の感情が同時に存在する状態のことを意味しており、今まで自分にはなかった刺激を受けて、葛藤しながらも自分の世界が広がっていく様子を表現しています。

キラッと木漏れ日が差すような雰囲気から始まり、ピアノが弾む爽やかなナンバーです。透明感ある歌声が響き、後半には、低音と高音の歌声が重なって、なんとも心地よい空気に。時計のネジを巻く音も聴こえてきて、ゆっくり進む時間や気持ちが前向きに変化してゆく様子を想像させます。

Uruにとっても本作品の主人公・猫猫は刺激的な人物で、その魅力に惹き込まれていったと語り、猫猫を慕う壬氏の想いとリンクして制作されています。

〈刺激的な思考回路 惹かれてく〉〈その瞳に僕は映らないけど〉と、歌詞からも猫猫に惹かれる壬氏が、彼女を側で見守っているシーンを思わせて、作品ファンをときめかせています。近くて遠い、曖昧な距離感がなんとも切ないピュアな楽曲。


MV映像には俳優の當真あみが出演し、初々しい表情で魅了しています。神奈川県・城ヶ島大橋がロケ地と思われる海辺の景色は、海、空、青い箱など青色であふれ、期待と不安が混在する青春時代を爽快に表現しています。

MEMO

MV映像では、アニメED映像に登場する「青い花」や「色鮮やかな花が風に舞う」シーンが実写化されたような演出があり、ファンを喜ばせています。
さらに、歌詞では、「青」を〈碧〉と表記していることも猫猫役の悠木碧の存在を感じさせ、Uruも壬氏のように猫猫に惹き込まれたかが伝わってきます。

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事