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テレビアニメ『BLEACH』【EDテーマ編】 Part.2
ED7:「HANABI」いきものがかり
2006年4月4日放送の第75話から6月20日放送の第86話まで使用された7代目EDテーマ。
歌手は人気音楽グループ「いきものがかり」で、デビュー後間もなかった彼等の知名度を上昇させたのがこの曲と言っても過言ではありません。
ブレスを入れにくい曲調を見事に歌い上げるボーカル担当・吉岡聖恵さんの歌唱力の高さを感じられる一曲。
“守りゆくその想い”等、「守る」がキーワードの『BLEACH』にマッチする歌詞が大きな魅力となっています。
ED映像で各キャラクターの背景に花火が打ち上げられる演出も素敵です。
ED8:「MOVIN‼」タカチャ
2006年7月4日放送の第87話から9月19日放送の第97話まで使用された8代目EDテーマ。
歌手は青森県八戸市出身の「タカチャ」で、作詞・作曲・編曲ともすべて彼自身によって手がけられました。
当時放送されていたバトルシーン多めのストーリーに対し、ゆるいED映像と穏やかなメロディが聴き手の心情を穏やかにしてくれる曲。
サビ部分の曲名「MOVIN‼」を含む歌詞は、立ち止まっている人を後押ししてくれるメッセージのようです。
ED9:「Baby It’s You」JUNE
2006年10月4日放送の第98話から2007年1月4日放送の第109話まで使用された9代目EDテーマ。
韓国出身の歌手「JUNE」のデビューシングルです。
弱冠19歳の彼が誇る美しく艶やかな歌声が、ノリの良いビートに合ったポップ&バラード調の仕上がり。
「君」への深い愛を一つ一つの言葉に表した優しい歌詞に心揺さぶられます。
暗闇を背景に幻想的な光の描写から始まり、過去を振り返っていくような雰囲気の映像が音楽にマッチ。
ストーリーと併せて余韻に浸りたくなってしまう曲です。
ED10:「桜日和」星村麻衣
2007年1月10日放送の第110話から3月28日放送の第120話まで使用された10代目EDテーマ。
歌手は、女性シンガーソングライターの星村麻衣さんです。
彼女のキーワードでもあるピアノの演奏に乗せ、曲名「桜日和」にピッタリの春を感じさせるような優しいメロディが響き渡ります。
ED映像では、春に必ずやってくる”出会いと別れ”を音楽、映像とも見事に表現。
各キャラクターが桜の舞い散る中に登場する描写から始まり、夏を感じる爽やかなラストシーンで締めくくられています。
フルバージョンはアニメ映像よりもイントロが長めで、和風の演奏から始まるのが特徴。
アニメ映像とはまた違う魅力を持っていると思います。
ED11:「爪先」オレスカバンド
2007年4月11日放送の第121話から6月27日放送の第131話まで使用された11代目EDテーマ。
歌手は、海外でもライブツアーを行う等して活動の幅を広げるガールズスカ・ロックバンド「オレスカバンド」です。
ロックバンドにしては珍しく、トロンボーンやテナーサックスを用いているのが特徴の彼等。
冒頭のコミカルなリズムに合わせた歌から、壮大な演奏が広がっていきます。
少し古臭い青春を描いた歌詞は、高校生活のストーリーを含む『BLEACH』の世界観にピッタリ。
ED映像中でキャラクターたちが見せる私服風姿にも注目が集まりました。
ED12:「橙」チャットモンチー
2007年7月4日放送の第132話から10月3日放送の143話まで使用された12代目EDテーマ。
歌手は、徳島県出身のロックバンド「チャットモンチー」です。
※「チャットモンチー」: 2018年に解散。
曲名の「橙」をダイレクトに表した言葉は用いられていませんが、おそらく歌詞中の「私」が過去を振り返った時に思い浮かんだ記憶が夕焼け空だったのではないでしょうか。
ED映像の大部分に夕陽が描かれている所からも同様の推察が出来ます。