アニメ『BLEACH』 OP・ED・劇場版主題歌を全曲紹介

アニメ『BLEACH』 OP・ED・劇場版主題歌を全曲紹介

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テレビアニメ『BLEACH』【EDテーマ編】 Part.6

SPED:「Rapport」キタニタツヤ


2022年10月11日から2022年12月26日まで放送された最終章「千年血戦篇」(全13話/通算第367話から第379話)の内、第1話(第367話)のみにスペシャルエンディングムービーとして使用されました。生誕20周年記念原画展「BLEACH EX.」のテーマソングとして書き下ろした楽曲です。

軽やかなギターにのせて、人の弱さ、人との繋がりを求める心を優しく歌い、全体を通して切なくて、愛にあふれていることを感じます。過去のアニメ映像と共にフルサイズで流れたエンディングは、劇場版さながらの圧巻のクオリティです。


ちなみに、原画展では「BLEACH 獄頤鳴鳴篇」をテーマに書き下ろした「タナトフォビア」もイメージソングとして提供し、これら2曲は原画展会場のBGMで流れていました。目と耳に焼き付いた原画展の空気感を彷彿とさせる特別な曲たちです。

ED31:「最果て」SennaRin


2022年10月11日から2022年12月26日まで放送された最終章「千年決戦篇」第1クール(全13話/通算第367話から第379話)で使用された31代目EDテーマ(第1話はスペシャルエンディングムービーのためEDなし)。歌手は、自身の作詞やクレジットの名義が『BLEACH』のオリジナルキャラクターと同じ「茜雫」であったことを機に原作を読み大ファンになったというSennaRinが務めました。

“精神世界”をイメージした歌詞世界を、囁くように、時には心を解放するように強く、強弱をつけた歌声で表現。エレクトロな音にのせて、深く別世界へと誘うような、今までのEDテーマにはなかったスタイリッシュな楽曲です。アニメED映像には斬魄刀だけが立ち並ぶという斬新な演出が話題になりました。


MVは、囚われて管に繋がれているシーンと砂漠のシーンの2場面で、人間の内と外を映し出しているようです。『BLEACH』連載開始年に生まれ、キャラクターと同じ名前であったり、小学生の頃の大好きな曲が、Aimerの「Re:pray」(アニメ『BLEACH』のEDテーマ)であったりと、重なる偶然が運命であったと感じる巡り合わせです。

ED32:「Endroll」神山羊


2023年7月8日から2023年9月30日まで放送された『千年血戦篇-訣別譚-』第2クール(全13話/通算第380話から第392話)で使用された32代目EDテーマは、ジャンルにとらわれない楽曲を生み出してSNSを中心に話題となっているサウンドクリエイター&シンガーソングライターの神山羊が起用されました。物語全体が“死の間際”や“死後の世界”を深く描いているという印象を受けた神山は“人生の終局”をテーマの1つとして、作詞・作曲・編曲まで自身で手掛けました。


バトルシーンにも合うかっこよさを最大限に突き詰め、ベースの音が野太く響く無骨なサウンドです。自身も史上最も激しくて、ライブでもテンションが上がる楽曲と語っています。振り返りたい過去にはもう二度と戻れないという切ない気持ちを歌い、曲の終わりに向かってサウンドもどこか哀愁を帯びてくるのも聴きどころ。

ED33:「MONOCHROME」水槽


2024年10月5日から放送を開始した『千年血戦篇-相剋譚-』第3クール(通算第393話~)で使用されている33代目EDテーマは、他ジャンルでアーティストとコラボしたり、ボーカルや楽曲提供にいたるまでマルチに活躍するシンガー・トラックメイカーの水槽が抜擢されました。

原作を隅々まで読み直した水槽が「黒・白」の2色をテーマに作詞作曲編曲のすべてを手がけています。「過去や愛憎、矛盾に苦しめられながらも突き進む、登場人物たちの強さと生き様を詰め込んだ」と、全力で制作した想いを語っています。テンポを変化させて展開するエレクトリックな音が多彩に飛び交う曲調で、中性的な歌声でリズミカルに心地よく歌いあげています。

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