アニメ『チェンソーマン』OP・ED主題歌全曲を徹底解説

アニメ『チェンソーマン』OP・ED主題歌全曲を徹底解説

コミックスの累計発行部数が2000万部を突破し、今最も注目を集める漫画と言っても過言ではない大人気作品「チェンソーマン」

第1部「公安編」は2018年12月から2020年12月まで週刊少年ジャンプにて連載され、現在は第2部「学園編」が2022年7月13日から少年ジャンプ+にて連載中です。

2022年10月から12月にかけてテレビアニメも放送され、本編はもちろんのこと、全12話分を異なる豪華アーティストが担当する異例の「週替わりエンディングテーマ」も話題になりました

本記事では、そんなチェンソーマンの世界を彩る主題歌全13曲を総ざらい。アニメとリンクした楽曲の魅力を紹介していきます。

既にアニメを視聴済みのファンの方も、これからチェックしてみようと思っている方も、是非最後までお楽しみください。

チェンソーマンとは

あらすじ

  • 借金に追われ、貧しい生活を送る主人公・デンジと、相棒の悪魔・ポチタ。取引をしていたヤクザに騙され、デンジは殺されてしまうが、ポチタと契約を交わすことで蘇る。契約の内容は、ポチタがデンジの心臓になること。

    その結果、チェンソーの悪魔に変身する力を得たデンジは、謎多き女性・マキマに保護され、彼女の下で公安のデビルハンターとして働くことに。先輩の早川アキや血の魔人であるパワーと共に生活を送りながら悪魔の駆除を続ける中で、大きな戦いに巻き込まれていく。

原作を手がけるのは藤本タツキ。初連載作品「ファイアパンチ」で脚光を浴び、本作第1部の連載終了後に公開された読切作品「ルックバック」「さよなら絵梨」も高く評価されるなど、漫画ファンが最も期待を寄せる漫画家の一人です。

チェンソーマンの魅力は、少年漫画離れしたダークな世界観や過激な表現、そして謎が謎を呼ぶストーリー。その衝撃的な展開の連続は、毎週のようにSNSのトレンドを賑わせています。

「このマンガがすごい!2021」オトコ編1位を獲得するなど、映像化以前から人気の高かった本作。ファンにとって待望のアニメ制作は、「進撃の巨人 The Final Season」や「呪術廻戦」などを手掛けたMAPPAが担当しました。

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オープニングテーマ

KICK BACK/米津玄師

「Lemon」の国民的な大ヒットや、Foorin「パプリカ」の作曲等で知られる米津玄師

以前から原作のファンだったという米津は、編曲およびギター・ベースの演奏でKing Gnuの常田大希を迎え、磐石の体制で作品の顔となるオープニングテーマを完成させました。

イントロから、チェンソーのエンジン音と怪しげなベースが鳴り響き、作品の世界に一気に引き摺り込みます。本楽曲について、「最初はドラムンベースをやりたかった」と語っている米津。忙しなく疾走するビートは、ビルの間を駆け回るキャラクター達の姿と重なります

イントロ・サビ・間奏で繰り返される「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」という印象的なフレーズは、モーニング娘。による2002年のヒット曲「そうだ!We’re ALIVE」からの引用。既存のポップスに縛られないサウンドとJ-POPの明るいメッセージを掛け合わせるという破天荒な離れ業で、米津玄師の引き出しの広さに改めて驚かされる一曲です

放送直後から国内外で圧倒的な反響を呼んだ本楽曲は、Spotifyのグローバルデイリーチャートで最高47位にランクイン。国内アーティストとして史上初の同チャートトップ50入りという快挙を成し遂げました。

「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」など、数々の名作映画・B級映画のオマージュが盛り込まれたオープニング映像も必見です。

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