【クボタカイ】メロウなトラックと文学的なリリックで日常を切り取る新鋭ラッパーの魅力とは…?

【クボタカイ】メロウなトラックと文学的なリリックで日常を切り取る新鋭ラッパーの魅力とは…?

2019年12月にデビューを果たした新進気鋭のラッパー/ビートメーカー「クボタカイ」

音楽制作を始めて1年半にも関わらず、2019年3月に自主制作したEP盤【305】が即完売し一躍話題となります。

気だるくメロウなトラック文学的な歌詞で作り上げられる独特の世界観が多くのリスナーの共感を生んでいます。

そんな彼の魅力やおススメの曲などを紹介していきます!

クボタカイのプロフィール

  • 生年月日: 1999年3月22日生まれ
  • 出身地: 宮崎県
  • レーベル:ROOF TOP
  • ラッパー/ビートメイカー

彼が音楽を始めるキッカケとなったのはフリースタイルラップ。

特に影響を受けたのが高校生RAP選手権フリースタイルダンジョンというラップバトルなんだそう!

 

フリースタイルラップというのは、簡単にいうとDJが流すビートに合わせて即興ラップを行うスタイルの事を指します。

また、その技術を競い合うのがラップバトルですね。

 

それからはラップにのめりこみ、お風呂場などでひたすら韻を踏む練習をしていたそうです。

 

ですが、それだけでは飽き足らず「胸の中にある情動を何かにぶつけたい!」と強く思うようになり新たな表現方法を模索していきました。

そこで見つけたのがR&Bのトラックだったそうなんですね。

 

R&Bのトラックに自分のラップをのせると「あれ?自分が探していたスタイルはこれじゃないか?」という閃きを得たんです。

それからは、どんどんと自分のスタイルをブラッシュアップさせていき、自身のポジションを確立していくことになります。

クボタカイの経歴

自主制作したEP盤【305】で一躍話題になった彼は石川陸監督よりオファーを受けます。

そして“MOOSIC LAB 2019″にて映画主題歌に抜粋されることとなりました。

また、彼のルーツであるフリースタイルラップでもその高い能力を発揮しNHKのラップ企画にて優勝を果たしたり国内の最大級MCバトル“KING OF KINGS”を始め数々のMCバトルで好成績を残しています。

 

そしてついに2019年12月にデビューEPである【明星】をリリース。

これが再びヒットし、収録曲である「ベッドタイムキャンディー2号」「TWICE」「せいかつ」のMVが話題になり、様々なチャートにランクインを果たします。

 

2020年2月にはシングル「パジャマ記念日 feat.kojikoji」をリリース。


フューチャリングのkojikojiさんのテイストも相まって、感傷的でありながらとてもかわいらしさのある楽曲に仕上がっています。

非常にスムースで脳に直接浸透していくようなやさしさを感じます。

晴れた日曜日の朝に、頭を空にして聴きたくなりますね。

 

また、同年3月には「春に微熱」のリリックビデオがYouTubeにてなんと250万再生という驚異的な数字を記録します。

▼春に微熱リリックビデオ▼

トラックのエモーショナルさはさることながら、歌詞に純文学性を感じました。

歌詞を見ながら何度もリピートして聴くと、毎回違う情景が浮かぶんです。

「何を伝えようとしているんだろう?」と考えながら聴くと文学的な楽しみ方ができる作品です。

 

ぜひ、あなたなりの「春の微熱」の解釈を楽しんでみてください。

 

さらに、彼の躍進劇はこれにとどまらず、2020年9月にはシングル「MENOU」をリリース。

1月には「MIDNIGHT DANCING」、2月には「Youth love」、さらに今年の4月7日には自身初のフルアルバム「未光」をリリースするなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

 

クボタカイの魅力

生み出される音楽の多様性

彼の魅力の1つが【音楽の多様性】です。

HIPHOP、R&B、FUNKなど、ブラックミュージックを基盤としたエッセンスが至る所に注がれています。

また、エッセンスを取り入れるだけではなく、ルーツミュージックを若い世代にも伝わるようにポップに仕上げているのが彼の素晴らしい所なんですね。

 

ルーツミュージックは時代感が強く、濃いものが多いので聴きなれないとどうしても良さが伝わらない事があるんです。

昔の偉大なミュージシャン達が残してくれた名曲が、次の世代に伝わらずにすたれていくのは悲しいものです。

ですが、それをブラッシュアップさせ現代のシーンに合わせたものがクボタカイの音楽なんです!

 

まさに温故知新!

 

素晴らしいの一言ですね。

歌詞で表現される独特の世界観

彼が描く歌詞の世界は等身大で人間味があり、とても親近感がわきます。

ワードセンスが秀逸で、トラックの良さを潰すことなくエモーショナルできれいな表現がされているんですね。

 

そして、日常感がありイメージがたやすくリスナーが「自身の物語」として昇華させやすいんです。

 

一見簡単そうに見えますが、抽象度合いと例えや比喩などのバランスが非常に難しいんです。

抽象度合いが強いと内容の薄い歌詞になり、比喩が的確でないと何を言いたいのかが全く伝わらなくなるんですね。

 

その絶妙なバランスを保ちつつ、日常を切り取る能力は非常に高いです。

これが、多くのリスナーから共感を得る事ができた理由なんですね。

クボタカイのおススメ曲3選!

ベッドタイムキャンディー2号

こちらが冒頭でも説明した、クボタカイが一躍有名になるきっかけとなったEP盤【305】です。

まず最初に感じた印象は「エモーショナル」です。

80年代を感じさせるようなトラックですが、見事に現代の音楽に昇華されていますね。

 

そして、歌詞のワードセンスが非常に秀逸。

等身大で生活感のある日常が見事に描かれています。

ところどころ垣間見える青春の甘酸っぱさで、懐かしさを感じます。

 

さらに!

MVのナチュラルさもたまらないんです!

こういう飾らない部分がリスナーの心をくすぐるんですね。

Youth love

ポップでありながら、哀愁や懐かしさのあるトラック。

そこにのるキャッチーなメロディと歌詞。

そして、それを歌う。クボタカイのスムースな声質。

 

この絶妙なバランス感が素晴らしすぎます。

 

若いころに経験した切なく甘酸っぱい恋愛をテーマにした曲ですが、行き場をなくした想いがビシバシ伝わってきますね。

この等身大のワードセンスが多くの共感を生んでいます。

MIDNIGHT DANCING

今までの気だるくメロウなサウンドから一変し、軽快でついつい体が動いてしまうよなダンサブルな作品になってます!

そして、メロディと歌詞のキャッチーさがたまりません。

一度聞いただけで、ついつい「ミッドナイトダンシング」と口ずさみたくなってしまいますね。

 

エモーショナルな曲だけではなく耳に残るポップな曲も作れてしまうとは…。

 

ポテンシャルの高さに脱帽です。

 

MVと楽曲の相性も抜群で見ているだけで、ついつい笑顔になってしまいます。

 

ぜひ合わせてご覧になってください。

まとめ

今後の音楽シーンを牽引していくアーテイストの1人であるクボタカイ。

彼が作り出すスタイリッシュで現代的な音楽は、中毒性が高く何度もリピートして聴きたくなります。

また、楽曲ごとに新たなエッセンスが加わりポテンシャルの高さがうかがえますね。

次回の作品でどんな面を見せてくれるのか非常に楽しみです!

今後の彼の活躍に期待しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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