BEYOOOOONDS（ビヨーンズ）【ユニット解説】ハロプロの超人気グループ！ 内部ユニット3組を徹底解説

雨ノ森 川海

2組目は雨ノ森 川海。

アイドルユニットには珍しい漢字表記のみのユニット名。読み方は「あめのもり かわうみ」です。
英語表記（Rain, Forest, River, Ocean）の頭文字をとったRFROという略称で表記されることもあります。

メンバーは高瀬くるみ、前田こころ、山﨑夢羽、岡村美波、清野桃々姫の5人。
リーダーを務めるのは高瀬くるみです。

特徴的なユニット名の由来は、雨が森を包み込むように優しく降り、川となり、やがて海に広がるという循環。そんな「自然」と「生命の源」を表す「雨」「森」「川」「海」から成るグループ名であり、人々の心に潤いを与えるようなグループになることを願ってつけられたと言います。

ではそんな雨ノ森 川海の楽曲は穏やかな曲やバラード調のものが多いのか、というと、実はそんなことは全くありません。

雨ノ森 川海の楽曲は、3組のユニットの中でもかなり攻めている印象。ハードなロック調の曲や、女の子の葛藤を表現するような尖った歌詞、パンチのある楽曲が特徴です。

大森靖子による作詞・作曲の「GIRL ZONE」ではメンバーの挑戦的な表情や激しいダンス、曲中で披露されるラップなども印象的です。

間奏の振り付けではスカートをたくし上げる仕草で反抗心を表し、メンバーの表現力が一段と際立ちます。

こちらの動画では各ユニットの楽曲のダンスショットを見ることができ、雨ノ森 川海は先ほどご紹介した「GIRL ZONE」を踊っています。

BEYOOOOONDS内では最年少の清野桃々姫、岡村美波を含め、比較的年少のメンバーが多いユニットであるにも関わらず、他のユニットに勝るとも劣らない強烈な表現力が感じられるのではないでしょうか。

そんな雨ノ森川海、2ndアルバムのUNIT盤に収録された新曲のタイトルは「循環」。
ユニット名になっている「雨」「森」「川」「海」が歌詞にも織り込まれ、壮大なスケールのラブバラードとなっています。

歌謡曲やシャンソンをも思わせるような大人びた曲調ですが、メンバー全員見事に歌いこなしているのはさすがの一言。

いわゆる伏線回収のような、必聴の1曲です。