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寺田蘭世・乃木坂46での活動
何もできない自分でも人に必要とされたくて応募
小学生のころからアイドルが好きで、AKB48の握手会に通っていた寺田。とくに好きだったのが渡辺麻友です。
そんな彼女が乃木坂46の2期生オーディションに応募した理由は、人に必要とされるためでした。
勉強や運動など学校での成績が悪く、劣等感を抱いていた寺田。高校受験が近づき周囲が頑張るなか、自分には何もアピールできるものがないと感じていました。こんな私でも人から必要とされるものはあるのだろうか…。そう考えたときに見つけたのが、アイドルでした。
学校で求められるものに縛られることなく、私らしく誰かのために役立てる人になりたい。このとき、ちょうど募集していたのが乃木坂46の2期生オーディションだったのです。
募集の締切日に、学校から帰ってきてギリギリで応募した寺田。そして見事、2013年3月に乃木坂46の2期生メンバーに合格します。
加入して数年は研究生という立場でしたが、2015年2月22日に開催された「3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」にて、正規メンバーに昇格したことが発表されました。
選抜は2回経験
寺田が選抜メンバーに選ばれたのは2回。
- 2017年3月22日発売の17thシングル「インフルエンサー」
- 2018年4月25日発売の20thシングル「シンクロニシティ」
それ以外では、2017年3月15日発売のAKB48の47thシングル「シュートサイン」のカップリング曲「誰のことを一番 愛してる?」で坂道AKBに選抜されています。
「センターになりたい」と加入当時から宣言していた寺田が、ようやくつかみ取った選抜。センターではなかったものの、アンダーでの経験をいかして彼女らしく活動していました。
腐らず前を向き続けたアンダー時代
2回の選抜以外、アンダーメンバーで活動してきた寺田は4回アンダーのセンターを務めています。
- 2016年11月9日発売の16thシングル「サヨナラの意味」のカップリング曲「ブランコ」
- 2018年1月10日発売のアンダーアルバム「僕だけの君 ~Under Super Best~」の収録曲「その女」
- 2019年5月29日発売の23rdシングル「Sing Out!」のカップリング曲「滑走路」
- 2021年9月22日発売の28thシングル「君に叱られた」のカップリング曲「マシンガンレイン」
初めてアンダーのセンターに選ばれたときは、「史上最弱のアンダーセンターなのでは?」と自信を失いかけていた寺田でしたが、経験を重ねるごとに強くて美しいセンターへと成長していきました。
アンダーメンバーで結成されたユニット・サンクエトワール
2015年10月28日発売の13thシングル「今、話したい誰かがいる」の収録曲「大人への近道」を歌唱したメンバーで結成されたユニット・サンクエトワール。
アンダーメンバーだった北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香、堀未央奈の5人で結成されました。
結成当初はユニット名がありませんでしたが、2015年10月4日放送のラジオ『らじらー!』にてユニット名が決定。
「サンクエトワール」はフランス語で5つ星という意味。
2016年11月9日発売16thシングル「サヨナラの意味」では、サンクエトワールにとって2曲目となる「君に贈る花がない」が収録。
その後、ユニットのメンバーは全員乃木坂46を卒業。事実上、サンクエトワールは解散となりました。
松村沙友理率いる・さゆりんご軍団
松村沙友理によって結成されたユニット・さゆりんご軍団。メンバーは松村沙友理、佐々木琴子、寺田蘭世、伊藤かりん、中田花奈(2019年5月29日加入)の5人です。
それぞれに役職が振り分けられており、松村が軍団長、佐々木が副団長、寺田が社長、伊藤が大統領、中田がラスボスとなっています。
これまでに披露した楽曲はこちら。
- 「白米様」
- 「さゆりんご募集中」
- 「さゆりんごが咲く頃」(未収録曲)
- 「何度目の軍団か?」(未収録曲)
2021年6月22、23日「さ〜ゆ〜Ready? 〜さゆりんご軍団ライブ/松村沙友理 卒業コンサート〜」にて、ユニットとして初の単独ライブを開催。このとき、すでに乃木坂46を卒業していた伊藤、佐々木、中田も参加しました。