魅力的なバンド名の決め方と注意点を徹底解説!

魅力的なバンド名の決め方と注意点を徹底解説!

人気バンド・名前の由来

この項では、日本ロック史にその名を刻んだ人気バンドの名前の由来を解説します。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

人気絶頂の2003年に解散して伝説のバンドとなったTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは、その名前のクールさも魅力のひとつでした。

しかし、驚くべきことに、その名前はなんと勘違いから生まれたもの。ある日、メンバーの友人がイギリスのパンクバンド・The Damnedの名盤『Machine Gun Etiquette』のタイトルを“MICHELLE GUN ELEPHANT”と読み間違えたことが由来となっています。

さらに往年の名ガレージ・ロック・バンドであるThee Headcoatsをヒントに“Thee”を付け加え、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが誕生しました。

ELLEGARDEN

単語を組み合わせる手法でバンド名を決定したのは、約10年間の空白期間を経て、2018年に活動再開を果たしたELLEGARDENです。

組み合わせる単語を探すために彼らが準備したのは辞典。言葉を探すのに、これ以上ふさわしいアイテムはありません。

辞典をめくっていくなかで、知的な香りがする「ELLE」、馬鹿馬鹿しい響きがすると感じた「GARDEN」のふたつをピックアップした彼らは、それを組み合わせてELLEGARDENを名乗ることにしたのです。

UNISON SQUARE GARDEN

“ユニゾン”の愛称で知られるUNISON SQUARE GARDENは、実は結成当初のバンド名はユニゾンでした。

メンバーの斎藤宏介の「斉」を辞書で引いたところ、「国歌斉唱」が出てきたため、音楽用語で「斉唱」を意味する「ユニゾン」をバンド名に掲げることになりました。

しかし、3単語から構成されるバンド名にしたかった斉藤は、世界的にも有名なニューヨークの大会場“MADISON SQUARE GARDEN”をもじることを思い付き、現在のUNISON SQUARE GARDENへ改名しています。

sumika

表記の仕方に工夫を加える手法を採用したのが、2023年に結成10周年を迎えたsumikaです。

sumikaは日本語の「住処」のことで、「さまざまな人にとって“住処”のような場所になってほしい」という願いが込められています。

そのまま漢字で「住処」とすると硬い印象を受けますし、これを「すみか」と読めない人も少なくないかもしれません。

日本語をあえてsumikaとローマ字表記にすることで、多くの人に伝わりやすいバンド名になったと言えるでしょう。

My Hair is Bad

身近なエピソードがバンド名のヒントとなったのは、“マイヘア”ことMy Hair is Badです。

バンドを結成した直後でまだ名前が決まっていなかった頃、ベーシストの山本大樹が自らのヘアースタイルを指して口癖のように言っていた“My Hair is Bad!!”のフレーズがそのままバンド名になりました。

ちなみに当時の山本の髪型は、格闘漫画『グラップラー刃牙』の主人公・範間刃牙に近いものだったとか。

まとめ

バンド名を決める際の注意点やオススメの決め方、有名バンドの名前の由来などを解説しました。

音作りや演奏技術など音楽面に直接関係する要素ではありませんが、バンドを結成したからには避けては通れないプロセスです。せっかくならバンドメンバー全員が納得できる名前にしたいと思うのが当然のことでしょう。

当記事にはバンド名を決めるためのヒントが詰まっているので、名前が決まらずに困っている人は、記事内で紹介した手法をいくつか試してみてください。

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