メイド服姿でラウドロックやメタルを奏でるガールズバンドの「BAND-MAID(バンドメイド)」。日本のみならず、海外からも高い評価を得ています。
この記事では、メイド文化と激しいロックをクロスオーバーし、話題となっているBAND-MAIDの
- メンバープロフィール
- バンドの経歴
- おすすめ曲
を紹介していきます!
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目次
BAND-MAIDとは
【御礼】#激動 ツアーは本日を持ちまして終了です🙏
すべてのご来場の皆様、有難うございました⚡️
さあ、次は2/13,2/14 LINE CUBE SHIBUYAでの【進化】です。
BAND-MAIDの #進化 期待を超えていきます🔥🔥🔥#bandmaid #CONQUEROR pic.twitter.com/PG77VsJQUG— BAND-MAID #bandmaid (@bandmaid) January 19, 2020
メイドの衣装を身にまとい、見た目からは想像できない攻撃的なロックサウンドを奏でるBAND-MAID。
メイド喫茶のような世界観を徹底しており、ファンを「ご主人様(男性)」「お嬢様(女性)」、ライブのことを「お給仕」と呼んでいます。
バンドとしての実力は確かなもので、楽曲やMVはSNSをきっかけに大ヒットしました。海外のロックファンやメタルファンも注目する存在で、今では世界中の大きなライブハウスでもライブツアーを行っています。
メンバー全員が女性で、ステージでの激しいライブパフォーマンスとステージの外でのかわいらしさのギャップも人気の理由です。
BAND-MAID・メンバー
【#シブヤノオト】
BAND-MAID、NHK「シブヤノオト」収録してまいりました⚡️https://t.co/BY8Xm5a0KZ
12/1(sun)00:05より放送です🔥
お楽しみに🔥#bandmaid #CONQUEROR pic.twitter.com/qGX7prMmUj— BAND-MAID #bandmaid (@bandmaid) November 21, 2019
- [Gt.Vo.] MIKU, 小鳩 ミク(こばと みく)
- [Vo.] SAIKI, 彩姫(さいき)
- [Gt.] KANAMI, 遠乃 歌波(とおの かなみ)
- [Dr.] AKANE, 廣瀬 茜(ひろせ あかね)
- [Ba.] MISA, ミサ(みさ)
メイド服とラウドロックのギャップが話題となっているBAND-MAIDですが、バンド結成前からバンドや音楽活動をしていたメンバーもたくさんいます。
また、音楽のルーツはロック以外にも広く、楽曲やステージからは想像できない意外な趣味を持っているメンバーも。
メンバーひとりひとりのプロフィールを紹介します。
[Gt.Vo.] MIKU, 小鳩 ミク(こばと みく)
あっ!今日2月2日#ツインテールの日 っぽ。#ツインテール は
小鳩の大事なこだわりっぽ。#ツインテール のバンドマンといえば#小鳩ミク になりたいっぽ🕊#bandmaid 宜しくっぽ🕊 pic.twitter.com/MWrvCAZzos— BAND-MAID 小鳩ミク(cluppo) (@miku_bandmaid) February 2, 2019
- 誕生日:10月21日
- 出身地:熊本県
元々はメイド喫茶で働いていた、BAND-MAID結成の中心となったメンバー。ギターボーカルですが、ギターを始めたのはBAND-MAIDを始めてからというから驚きです。
「小鳩」というだけあり挨拶は「くるっぽー」で、語尾には必ず「~っぽ」が付きます。
小さいころから歌うことが大好きで、幼いころは祖母に天童よしみなどの演歌歌手を教えられて育ちました。中学生になるとバンド音楽を好きになり、さまざまな音楽を聴くようになります。
影響を受けたアーティストや歌手は天童よしみ、松田聖子、椎名林檎(東京事変)。他にもロックやポップス、アイドルソングやアニメソングまで幅広い音楽の趣味を持っています。
肩幅が広いことを自他ともにネタにしており、小鳩さんいわく「身長170センチの男性と同じくらい」だそう。
実は競馬が大好きという意外な一面もあります
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[Vo.] SAIKI, 彩姫(さいき)
OFF-WHITE と NIKE の "THE TEN" 予想通り 全然ダメだったから また眠る@Tamaishingo22 くんに撮ってもらったやつに 変えた #新しいプロフィール写真 ? #新しいプロフィール画像 ? でございます pic.twitter.com/rs3JU1RXjQ
— BAND-MAID SAIKI (@saiki_bandmaid) November 20, 2017
- 生年月日:1994年2月8日
- 出身地:山梨県
- 愛称:さいちゃん
元々ソロで歌手活動をしており、バンドでボーカルを務めたのはBAND-MAIDが初でした。
バンド加入の際、MIKUには「激しいバンドをやりたい」とだけ伝えられ、メイド服を着ることはライブ直前まで知らされていなかったと語っています。
音楽のルーツはダンスミュージックからロックバンドまで幅広く、なんでも好きなんだそうです。
中でも憧れているのは小学校4年生の時に出会った安室奈美恵で、ステージでの細かい立ち振る舞いや仕草にも大きいな影響を受けています。
中学・高校時代にバンドが流行り、黒猫チェルシーや毛皮のマリーズ、挫・人間などを聴くようになり、今では[ALEXANDROS]をよく聴くそうです。
[Gt.] KANAMI, 遠乃 歌波(とおの かなみ)
5月10日!
今日はメイドの日です✨✨💕
なので、たまにはメイドの写真を(`・ω・´)ノBAND-MAIDを始めて、メイド歴は約7年!MVもたくさん増えました✨
メイドの日なので、ぜひご覧くださいね〜〜( ´∀`)💕https://t.co/vE2taa7nk4
#メイドの日2020 #冥途乃日 pic.twitter.com/I6QaM6iWY2
— BAND-MAID KANAMI (@kanami_bandmaid) May 10, 2020
- 誕生日:9月28日
- 出身地:神奈川県
- 愛称:かなみんちょ、みんちょ
普段はおっとりとしたマイペースな口調ですがライブになると一変し、客をあおったりシンバルを蹴り上げたりと、過激なパフォーマンスを見せてくれます。
BAND-MAIDは楽曲提供を受けることも多いのですが、最近では彼女が作曲した曲も少なくありません。
3歳ごろから20年以上ピアノを続け、クラシック音楽をやっていたそうです。高校では軽音楽部に所属し、バンド活動もしていました。
バンクロックやファンク、フュージョンを好み、ピアノをやっていた影響でクラシックも好きになったそうです。
BAND-MAID加入前はシンガーソングライターとして活動していましたが、かねてからバンドでリードギターを弾きたいと考えていたのだとか。
カルロス・サンタナやラリー・カールトンといったギタリストに憧れており、ギターソロや曲のフレーズは大きな影響を受けています。
[Dr.] AKANE, 廣瀬 茜(ひろせ あかね)
可愛い後輩(@funrumor_Sherry)から #自撮り繋ぎ が回ってきた🤳
私、昔から自撮りが物凄く苦手で、大体いつもブレてるor半目のどちらか。
半目率、圧倒的高め。
アー写やMVの撮影時も、私の半目問題で大迷惑をかけている。反省はしている。目を開く練習もしている。
お次は岸波先生(@kisiai)へ💁♀️🥁 pic.twitter.com/G6HuYIqSc0
— BAND-MAID AKANE (@achi_bandmaid) April 16, 2020
- 誕生日:12月14
- 出身地:兵庫県
- 愛称:あーちゃん
食欲旺盛で大食い。時にはラーメンの替え玉を5回することもあるそうです。「secret MAIKO lips」「祇園町」のMVでは彼女の大食いシーンが描かれています。
そのせいか、メンバーからは「ゴリラ」といじられることも少なくありません。
しかし、ドラムとバンドのリーダーを務めており、激しく重たいバンドサウンドをしっかりと支えています。
幼少期からピアノを習い、学生時代には吹奏楽部でトロンボーンを担当していたそうです。ずっとクラシック音楽をしていましたが、マキシマム ザ ホルモンのドラマー・ナヲさんの影響でドラムを始めました。
BAND-MAID加入前は、パンクバンドでドラムを叩いていた時期もあるそうです。
[Ba.] MISA, ミサ(みさ)
ベースの日ということで
ベースを持ったカニみたいな写真載せようと思います!#ベースの日 pic.twitter.com/IrqPUZ2iTj— BAND-MAID MISA (@misa_bandmaid) November 11, 2019
- 誕生日:10月15日
- 出身地:岡山県
ステージドリンクには毎回ビールやウイスキーを用意するほどの酒好きで、メンバーいわく泥酔しながら演奏していたこともあるそうです。
3歳からピアノを始め、母親の影響でビートルズやジミ・ヘンドリックス、奥田民生などに親しみながら育ちました。小学生の時にジェリーフィッシュに夢中になってからは、自分でもさまざまな音楽を聴くようになったそうです。
幼少期から音楽に親しんだ彼女は自然とギターを始め、高校生のころにベースに転向。卒業後もバンド活動をしており、BAND-MAID加入前はオルタナ系のバンドで活動していたそうです。
BAND-MAIDの経歴
グループ結成
BAND-MAIDが結成したのは2013年7月。もともとメイド喫茶で働いていたMIKUにより、「メイド服を衣装に取り入れたバンドをやりたい」という思いでメンバーが集められます。
まずはネットにシンガーソングライター時代の動画をアップしていたKANAMIに連絡し、KANAMIの知人だったAKANEが加入しました。そしてAKANEが音楽の専門学校時代に知り合ったMISAが加入し、BAND-MAIDが結成されます。
結成された月に行われた初ライブ含め2度のライブを行いましたが、「ボーカルがもう一人いたほうが面白いのではないか」ということで同じ事務所でソロ活動していたSAIKIが加入し、現在の体制に。
明るい声質のMIKUに対し、正反対の声質のSAIKIを入れることで、よりハードな曲ができるようになりました。
「Thrill」が国内外でブレイク
結成当初は自分たちに合った音楽を探し求め、さまざまなジャンルに挑戦していましたが、2015年4月に公開した「Thrill」のMVがFacebookを通じて話題に。
2015年11月、2枚目のアルバム「New Beginning」に「Thrill」のリマスター版が収録され、本格的にハードロック路線で勝負することになりました。
メジャーデビュー・海外へ進出
世界中で「Thrill」のMVがヒットし、翌2016年にはシアトルで日本文化を紹介するイベント「Sakura-Con」に参加。
国内外で一気に知名度を獲得した彼女たちは、2016年5月18日に日本クラウンから「Brand New MAID」でメジャーデビュー。
その後も積極的に国内外のライブイベントに参加し、同年10月にはイギリスやドイツ、香港など全8か国を回るワールドツアーを開催し、世界中のファンを増やしていきました。
着実にファンを増やし、武道館へ
その後も積極的な活動を続け、BAND-MAIDは楽曲をリリースするたびに世界中で話題になるバンドへと成長しました。
何度もワールドツアーを開催し、そのたびにソールドアウトという人気ぶり。
2020年2月14日、LINE CUBE SHIBUYAで行われたツアーファイナルにて、2021年2月11日に日本武道館でライブが行われることが発表されました。
新型コロナウイルスにより開催が危ぶまれている状況ですが、BAND-MAIDのさらなる活躍に注目が集まっています。
BAND-MAID・おすすめ曲
Thrill
2015年「New Beginning」に収録されている、BAND-MAIDが有名になるきっかけとなった曲です。
もともとは2014年にリリースされた「愛と情熱のマタドール」に収録されていました。
2014年末にFacebookでMVが公開され、わずか2週間で200万再生超えを記録。
かわいらしいメイドの衣装からは想像もできない攻撃的なリフで、ザクザクとした刻みと重たいバスドラムが心地よい曲です。
SAIKIの力強いボーカル見事ですが、それに華を添えるMIKUのコーラスワークにも注目ですよ。
alone
2016年5月リリースのメジャーデビュー作「Brand New MAID」に収録されている「alone」。
インディーズ時代のエッジの効いたサウンドとはちょっと変わって、メロディアスでシックな雰囲気になりました。
ドラムは全体的に手数が増え、2番AメロやCメロ、アウトロで見せたように、へヴィなアプローチが多くなった印象です。
KANAMIのギターソロやサビ前のMISAの印象的なベースフレーズなど、メンバー全員の実力がいかんなく発揮されている曲です。
YOLO
2016年11月にリリースした、メジャー移籍後初となるシングル「YOLO」。
ハードロックなギターリフというよりは、2000年代のエモ・スクリーモやポスト・ハードコアを連想させるリフが印象的です。
その中にも細かい刻みなどのメタル要素や、KANAMIさんの無機質で機械的なギターフレーズなど、オリジナリティに溢れています。
挫折や悩み、強い決意を歌っており、力強い言葉がキャッチーなメロディに乗って熱く響いてきますよ。
the non-fiction days
「the non-fiction days」は2016年リリースの「Brand New MAID」に収録されています。
「ジェットサウンド」と呼ばれるギターの音で聴く人を曲の世界観に引きずり込み、一気に爆発させるイントロは見事です。
砂丘や燃え盛る炎を用いて撮影された大迫力のMVも必見ですよ。
Blooming
2019年12月11月にリリースした「CONQUEROR」より「Blooming」。
重たく攻撃的な曲が多かった彼女たちにとっては珍しく、2ビートで駆け抜ける疾走感のある曲です。
メンバーがベストだと思うパートを持ち寄り、ギターのKANAMIが一曲にまとめたのだとか。
ラップコアのようなパートや瞬間的な落とし、長めのギターソロに手数の多いドラムなど、メンバーそれぞれの見せどころが満載です。
最後に
メイド服姿で激しいロックを演奏するBAND-MAID。日本を飛び越えて世界中で人気を博し、日本のメイド文化を世界中に広めることにも貢献しています。
演奏技術も年々進化しており、今後もっとライブのチケットは取りづらくなるでしょう。
2021年には武道館公演も控えており、今後の活躍からも目が離せませんね。
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