BRADIO(ブラディオ)スーツでファンキーな3人組!音楽を楽しむバンドの魅力とは?

BRADIO(ブラディオ)スーツでファンキーな3人組!音楽を楽しむバンドの魅力とは?

BRADIO(ブラディオ)は、2010年に結成された3人組の男性ロックバンドです。彼らの音楽の根底にはファンを楽しませることにあり、リリースする曲はどれもがエンターテインメント溢れる作品となっています。

2017年にはメジャーデビューを果たし、国内だけでなく海外にも多くのファンを抱えるBRADIOは、一体どのようなバンドなのでしょうか。

今回、BRADIOの魅力について触れながら、バンドメンバーのプロフィール、聴いておきたいおすすめの楽曲を紹介していきます。

BRADIOについて知りたい方は、ぜひご覧ください。

BRADIO(ブラディオ)


https://bradio.jp

BRADIOのメンバー

  • 真行寺貴秋(Vo.)画面中央
  • 大山聡一(Gt./Vo.)画面右
  • 酒井亮輔(Ba./Vo.)画面左

BRADIO(ブラディオ)は、真行寺貴秋、大山聡一、酒井亮輔の3人による男性ロックバンドです。

2010年に結成されて当時は5人での活動でしたが、ギターの北澤が2012年に脱退し、メジャーデビュー後の2018年にドラムの田邊が脱退したため、現在は3人での活動となっています。

ファンク、ソウル、R&Bといったブラックミュージックに強く影響を受けたバンドで、音楽性だけでなく、メンバーの衣装にもどこか懐かしい雰囲気が漂っています。

これまで「SAKAE SP-RING」「イナズマロックフェス」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」などの数々の大型フェスに参加し、アニメのタイアップ曲などを手掛けるなど、デビュー前から頭角を現していました。

インディーズ時代に行われたワンマンライブでは、都内以外での公演も含めてほぼ全てのチケットがソールドアウト。その実力や話題性の高さから、2017年10月11日にシングル『LA PA PARADISE』リリースして、ワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビューを果たしました。

バンド名の由来

バンド名の「BRADIO(ブラディオ)」の由来ですが、下記の言葉が使用されています。

“Break the Rule And Do Image On”「日常の世界(Rule)に素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Break)を」

これらから「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトとしたバンドオリジナルの造語であり、並べた際の頭文字を取ったものが今のバンド名となっています。

BRADIOのメンバー

真行寺貴秋(Vo.)

BRADIOのボーカルを務める真行寺貴秋(しんぎょうじたかあき)。誕生日は11月24日。血液型はA型。

普段から悩むことが多く、小さなことでも他人にどう思われているのかと気にするタイプのようです。マイナス面と思われがちですが、しかし、クリエイティブな音楽の面では非常に生かされています。

他のメンバーが「そんなところ気にするの?」という部分でも、自分が納得できるまでとことんこだわりを見せています。

そんな真行寺さんに対し、メンバーの大山さんは「ふざけているように見えて、実はめちゃくちゃ真面目。ただ、柔軟性があまりない。あと人の話を聞いてほしい」と語っています。この言葉は仲が悪いというわけではなく、親しいからこその言葉でしょう。

ちなみに真行寺さんはBRADIOでほとんどの楽曲の作詞を担当しています。耳障りの良い歌詞が多く、スッと耳に入ってきやすい歌詞は、普段から行っているランニング中に思いつくそうです。

また、普段から考えることに気を配り、パワーワードを入れるようにも意識しているとのこと。本人曰く、机に向かって歌詞を書くよりも、そうじゃない時のほうが良い歌詞が書けるようです。

大山聡一(Gt./Vo.)


BRADIOのギターとボーカルを担当する大山聡一(おおやまそういち)。誕生日は7月27日。血液型はO型。

本人曰く、真行寺さんはボケ、酒井さんは天然ボケ、自分はツッコミタイプとのこと。メンバーの中で長男的な立場にいることを明かしています。

クールなイメージを持たれるようですが、実際のライブでの演奏は誰よりも暴れるギタリストです。暴れる理由に関して本人は「ライブが好きだし、どんどん楽しくなる。飛び跳ねているお客さんを見ると、自分も飛び跳ねたくなってしまう」とのこと。本人は長男のような立ち位置であると語っていましたが、無邪気な子供のような一面が素なのかもしれません。

そんな大山さんですが、ファンからは「大山画伯」と呼ばれています。というのも、ツアーでのグッズには大山さんのイラストが使用されているからです。

ただ、残念なことにその役割は2019年頃でクビになってしまったそうです。本人は絵を描くことは好きでも、技術力不足だからとのこと。大山さんは「結果が出ないと次の仕事がもらえない」と、音楽にも通じる言葉を語っていました。

酒井亮輔(Ba./Vo.)


BRADIOのベースとボーカルを担当する酒井亮輔(さかいりょうすけ)。誕生日は7月7日。血液型はA型。

バンドのリーダーを務める酒井さんですが、実は多数決で決めたそうです。本人は「当時はリーダーという感じじゃないと思っていたけれど、今となってはリーダーで良かったかも」と語っています。

リーダー目線でのメンバーの印象は、真行寺さんが不器用なヤンキーで不思議な人。小学生からの付き合いである大山さんは、BRADIOの脳みそとして夢を与えてくれる人であると評価しています。

そんな酒井さんですが、SNSでエゴサーチを頻繁に行っているそうです。ファンの反応にとても敏感で、やはり自分たちがファンにどのように見られているのか、どのようなものが求められているかが気になるとのこと。リーダーとしてバンドとファンのことを考えている証拠ですね。

また、エゴサーチはライブ前や当日の会場入り前でも行っていると語っており、その理由が「当日、ファンの中には会場で迷子になったり、どこに何かあるのかがわからない人がいる。そういうのは早めに対応したい」と、とても紳士的で素晴らしい考えからでした。

本人は多数決によって半ば強引に決められたリーダーと語っていましたが、細かい部分まで気を配れる酒井さんは、リーダーに適任ですね。

BRADIOの魅力を徹底紹介

BRADIOにジャンルは関係ない

個性的な衣装とサウンドを鳴らし、その姿はまるで昭和的で斬新なディスコロックと評する人が多いBRADIOですが、実はそうではありません。

確かに彼らの楽曲には、ファンク、ソウル、R&Bといったブラックミュージックの面影を感じるかもしれません。しかし、BRADIOの良さというのは、どんなジャンルでも『BRADIO』の存在が表現されていることです。

リーダーを務める酒井さんは、「BRADIOは何をやっても楽しいバンド」と述べています。全くそのとおりで、BRADIOにはジャンルは関係ないんです。ファンキー、ソウル、ロック、はたまた演歌でも、BRADIOは楽しく演奏するでしょう。

そんなジャンル一つでは語れない、縛られないのが、BRADIOの魅力の一つです。

高い歌唱力と迫力のバンドサウンド

バンドを盛り上げ、ファンを盛り上げるには、全員の力が一つに合わさらなくては始まりません。しかし、BRADIOはそれらを持っています。

結成当時から二人のメンバーが脱退したBRADIOは、下手をすれば解散という危機もありえたかもしれません。ですが、そういったマイナス面とも向き合い、残ったメンバーでどのような音楽を届けるかを模索する日々を続けたからこそ、メンバーは自然と結束しました。

真行寺さんの独創的な作詞とエネルギッシュで日本人離れした歌声。そして、大山さんの鋭い切れ味で鳴らされるギター。酒井さんの渋みと色気をかもし出すベース。これらが一つになることで、BRADIOという迫力を生み出し、場を盛り上げる力に変わるのです。

観客を巻き込むパフォーマンス

BRADIOの魅力は、観客を巻き込むパフォーマンスにも注目です。

まず目を引くと言えば、ボーカルの真行寺さんのアフロヘアーでしょう。メンバーの中でも突出して目立っています。

続いて、メンバー全員がスーツ姿で歌っていることです。シンプルな黒一色のスーツかと思いきや、カラフルな迷彩柄が施されたド派手なスーツなど、実に様々なスーツを着こなしています。

リリースする楽曲のミュージックビデオでは、その楽曲のテーマに合わせたスーツを着こなし、様々な色を表現しています。彼らにとってそれはもはや『戦闘服』と言っても過言ではないでしょう。

ライブでは楽曲ごとに身振り手振りで観客も一緒になって騒ぎ、全員で音楽が楽しめる空間を作り上げています。

BRADIOのバンド名のコンセプトにもなった「日常に彩りを加えるエンターテインメント」。そのコンセプトには「『音楽って素晴らしい』を共有したい」という想いも込められています。

彼らはファンのことを“Funky Party People(FPP)”と呼んでおり、ファンの間ではその言葉をもじって“Funky Party Friends(FPF)”という言葉で呼び合っています。

バンドもファンも巻き込んで、とにかく楽しくパーティー。BRADIOの進む音楽には、ただ歌う、楽器を演奏するだけでは終わりません。音楽とステージでのパフォーマンスを通してファンとつながり、楽しさを忘れない純粋さが彼らの目指す場所なのです。

BRADIOおすすめの楽曲

そんな音楽を楽しむエンターテインメントに満ち溢れた彼らは一体どのような音楽を鳴らしているのでしょうか。

今回、結成からメジャーデビュー後も含めて、BRADIOのおすすめの楽曲を紹介していきます。全てを紹介できるわけではないので、この曲をきっかけにぜひBRADIOに興味を持ってもらえれればと思います。

スパイシーマドンナ


最初に紹介をするのは、2015年にリリースされた1stアルバム『POWER OF LIFE』に収録された『スパイシーマドンナ』です。

スピード感溢れるサウンドにエロティックで過激な歌詞が特徴的の本曲は、サザンオールスターズを彷彿とさせるギラギラとした夏の日差しを感じさせます。

ちょっと古臭く、おふざけのように感じる歌詞も、一緒になって口ずさみたくなるようなフレーズとなっています。ライブではつい踊りたくなるかもしれません。

スタイルのいいお姉ちゃんと熱く遊びたい、そんな男の欲望を全面的に押し出した『スパイシーマドンナ』。この曲を聴きながら、ぜひ「Bomb!Cute!Bomb!」と叫びましょう。

LA PA PARADISE


続いて紹介するのは、忘れてはいけないBRADIOのメジャーデビューシングル『LA PA PARADISE』です。

2017年に発売された本曲は元アイドルグループSMAPの香取慎吾さんが、自身のラジオ番組である「ShinTsuyo POWER SPLASH」で紹介されたことでも話題となりました。

微妙にダサさを感じるミュージックビデオですが、逆にそれがクセとなるファンが多いようです。出だしから真行寺さんの高いピッチで発せられる歌は、聞きづらいどころかむしろ心地よく、耳がつい惹かれてしまいます。

夏の香りを漂わせながらも、秋の高揚感が詰まった本曲は、キャッチーでメロウな味わいが実に素晴らしいです。

幸せのシャナナ


続いての紹介は、2020年に配信限定シングルとしてリリースされた『幸せのシャナナ』です。SFコメディ時代劇のドラマ「大江戸スチームパンク」の主題歌としても起用されたことで知っている人も多いと思います。

本曲はそんなドラマの脚本を読んで書き上げられた一曲です。「あなたの幸せを願ってもいいですか?」というテーマによって作られ、ドラマの主軸にある少し頼りないヒーローの胸の内を描いているそうです。

この曲を聴いていると悩み事なんて吹っ飛ばせ、という感覚を得られるかもしれません。また、ミュージックビデオも非常に愉快なものとなっているので、ちょっと嫌なことがあった時に、ぜひ聴いてみてください。

Flyers

最後に紹介するのはテレビアニメ「デス・パレード」の主題歌として使用された『Flyers』です。

2015年にシングルとしてリリースされた本曲ですが、アニメの暗い雰囲気とは真逆の明るさを漂わせるものとなっています。ソウルフルな歌声と心地よいセッションは安心すら感じさせるでしょう。

非常にオシャレな一曲となっており、ついつい体を揺らして前のめりになってしまうかもしれません。BRADIO特有の楽しさが詰め込まれた乗れるサウンドには、日本だけでなく海外の人にも高評価を得ています。

BRADIOを聴いて音楽を楽しもう!

いかがだったでしょうか。正直、まだまだBRADIOの魅力はこれだけではありません。

ファンを楽しませ、自分たちも楽しむ音楽を届けるBRADIOの演奏は、ぜひ一度聴いてみることをおすすめします。

みなさんも一緒に“Funky Party Friends(FPF)”になって、エンターテインメント溢れる音を肌で感じてみましょう。

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございます。

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