MY FIRST STORY – Hiroの圧倒的ハイトーン! 快進撃を続けるマイファスの経歴や魅力とは?

MY FIRST STORY – Hiroの圧倒的ハイトーン! 快進撃を続けるマイファスの経歴や魅力とは?

激しくヘドバンしたくなるようなロックな楽曲、魅惑のハイトーンボイスでしっとり聴かせるバラードなど、幅広い楽曲でリスナーを魅了するロックバンドが“マイファス”ことMY FIRST STORY(マイ・ファースト・ストーリー)

単独での日本武道館公演をこなし、今では大型音楽フェスティバルの常連となるなど若い世代から絶大な人気を誇っています。

近頃はメンバーがワイドショーにコメンテーターとして出演するなど、さらに活躍の幅を拡大中。

彼らにはどんな経歴があるのか、メンバーのプロフィールやオススメの楽曲とあわせてご紹介します。

MY FIRST STORYの魅力

メンバー

  • Hiro/ボーカル
  • Nob/ベース
  • Teru/ギター
  • Kid’z/ドラム
  • Sho/ギター(現在活動休止中)

「マイファス」こと「MY FIRST STORY」は2011年に結成されたロックバンド。

かなりの人気を誇る彼らですが、実はまだインディーズとして活動している5人組(現在1名は活動休止中)です。

そんなマイファスの魅力といえば、まずはボーカル・Hiroの圧倒的なハイトーンボイス。

「女子でもこんな高音は出ないのでは!?」と驚かせるようなトーンで、ロックからバラードまで器用に歌い上げます。

そしてHiroの声をさらに際立たせる分厚いサウンドも魅力的。

疾走感のあるギターリフ、体にドンッと響くようなベースの重低音、激しいドラミングが作り出す音はまさに「ロック」。

思わず拳を振り上げたくなったり、激しくヘッドバンキングしたくなったりとロック好きにはたまらないサウンドです。

MY FIRST STORYの由来

「MY FIRST STORY」はメンバー間で出し合った様々な候補から選ばれた名前なんだそう。

当初は「MY FAST STORY」でしたが、ラウドロックバンド「Pay money To my Pain」から「それだと生き急いでるみたいだ」と言われ、「FAST」から「FIRST」に改めました。

そのため、名付け親はPay money To my Painであると言われています。

MEMO

マイファスのファンの呼び方は「STORY TELLER(ストーリー テラー)」
公式ファンクラブの名前ですが、ファンの呼び名としても使われているようです。

MY FIRST STORYのメンバー

Hiro /ボーカル

「Hiro(ヒロ)」はMY FIRST STORYでボーカルを務めるフロントマン。

1994年生まれの最年少メンバーで、本名は森内寛樹(もりうち ひろき)。

楽曲の作詞作曲を担当、最近はバラエティ番組や情報番組などにも出演しています。

父は森真一、母は森昌子、兄が人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のTakaという音楽一家に生まれ、幼少期はジャニーズとしても活動していました。

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Nob/ベース

「Nob(ノブ)」はMY FIRST STORYのベース担当。

1984年生まれで現メンバーの中では最年長。本名は加藤伸明(かとう のぶあき)。

バンドでは作曲を担当することがあるほか、サウンドクリエイターユニット「ZiNG」のメンバーとしても活動するなど幅広い活躍をみせています。

Teru/ギター

「Teru(テル)」はMY FIRST STORYでギターを務めるメンバーです。

1992年生まれ、本名は西澤照貴(にしざわ てるき)。

中学の時に担当していたのはベース。

マイファス結成前にボーカル・Hiroとバンドを組んでいた時期があったそう。

Kid’z/ドラム

「Kid’z(キッド)」はMY FIRST STORYのドラム担当。

1992年生まれでギター・Teruと同い年。本名は佐々木翔平(ささき しょうへい)。

初期メンバーではなく、前ドラムの脱退を受けて2016年にマイファスに加入。

それまでは「LOTH」というバンドのドラムを担当していました。

Sho/ギター

「Sho(ショウ)」はMY FIRST STORYでギターを務めていましたが、現在は無期限で活動休止中のメンバー。

1984年生まれ、本名は土屋翔(つちや しょう)。

2019年に一度だけ限定で復活しましたが、今後の活動は未定です。

MY FIRST STORYの経歴

2021年に結成10年を迎えたMY FIRST STORY。

インディーズでありながら数々の偉業を成し遂げた彼らの経歴に迫ります。

結成〜メンバーの活動休止・脱退

MY FIRST STORYが結成されたのは、2011年のこと。

「fromus(フロムアス)」というバンドで活動していたベース・Nob、ギター・Sho(現在活動休止中)、前ドラム・Masackがボーカル・Hiroとギター・Teruを招き5人体制のバンドとして活動を始めました。

当時は全くの無名でしたが、ファッション雑誌やブランドが主催するイベントに出演。

すると圧倒的なライブパフォーマンスがSNSを中心に話題になり始めます。

そして翌2012年、結成からわずか8ヶ月という速さでアルバム「MY FIRST STORY」をリリース。

同アルバムに収録された楽曲「Second Limit」のMVがインディーズ音楽サイト内で話題を呼び、同年には人気音楽フェス「SUMMER SONIC 2012」への出演を果たしました。

MEMO

1stアルバム「MY FIRST STORY」は、ストリートファッションブランド「Subciety」が設立した音楽レーベル「INTACT RECORDS」からリリース。
彼らは現在もなお「INTACT RECORDS」に所属しています。

2013年には早くも2ndアルバムとなる「THE STORY IS MY LIFE」をリリース。

すると同アルバムがオリコンランキングで15位を獲得し、ここから人気に火がつき始めます。

4ヶ月後にリリースしたシングル「最終回STORY」もオリコンランキングで15位を獲得、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「COUNTDOWN JAPAN」といった人気音楽フェスに続々と出演が決定。

2014年にはライブDVDを1枚、シングル2枚、アルバム1枚をリリースし、さらにファンを獲得しました。

翌2015年にはバンド史上最大のキャパシティーを誇るワンマンツアーを成功に収めるなどさらなる躍進を遂げますが、なんとギター・Shoが年内での活動休止を発表します。

さらに、2016年には前ドラム・Masackが脱退を発表。

彼らの今後を心配するファンも多く見られましたが、新ドラマーとしてKid’zの加入が発表され、新体制での活動が始まりました。

4人体制での再スタート

新体制となったMY FIRST STORYは、2016年3月に初のライブを開催。

立て続けに47都道府県を巡るワンマンツアーを行うと、同年11月にはインディーズでありながら日本武道館でのワンマン公演を成し遂げます。

勢いに乗った4人は2017年、自身のドキュメンタリー映画「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM-全心-」を公開。

同年7月にリリースしたミニアルバム「ALL LEAD TRACKS」はオリコンランキング6位を記録するなど、邦楽ロックバンド界を代表する存在として認知されはじめました。

2018年にはアルバム、ミニアルバム、シングル、DVDをそれぞれ1枚ずつリリース。

いずれも様々なタイアップを獲得し、オリコンランキングでも上位を記録します。

2019年に行ったアリーナツアーでは、「神戸ワールド記念ホール」「さいたまスーパーアリーナ」といった大会場のチケットも全てソールドアウト。

新体制となった彼らのは止まるどころかさらに勢いが増しているようです。

新たな一歩と今後

新型コロナウイルスが大流行した2020年、ライブ活動はほとんどありませんでした。

しかし、7月には「日常に寄り添うMY FIRST STORY」というコンセプトのもと、初となる完全インストゥルメンタルのアルバム「BGM」「sleeping」を配信限定リリース。

これはファンに少しでも身近に感じて欲しいという思いから生まれた作品であり、彼らの新たな取り組みに多くのファンが喜びました。

また、8月にリリースした6thアルバム「V」はオリコンランキングで自身最高位となる2位を獲得。

2021年は1月にデジタル配信シングル「LEADER」、7月に「告白」をリリースするなど、現在も積極的に活動を続けています。

ライブへの出演も続々と決まっており、新型コロナウイルスの状況によっては様々な場所で彼らの生音を堪能できそうです。

MY FIRST STORYのおすすめ曲5選

ロックな楽曲のみならず、バラードも魅力的な彼ら。

マイファスの歌声や演奏力を存分に楽しめる楽曲をバランスよく5曲ほどご紹介します。

Second Limit

「Second Limit」は、2012年に発売された1stアルバム「MY FIRST STORY」に収録されている楽曲。

シングルとしてはリリースされていないものの、様々な映像を手がけるデザインチーム「maxilla」によってMVが制作されました。

当初MVはインディーズ音楽サイト「indiesmusic.com」限定で公開されましたが、なんと週間視聴率ランキングで第1位を獲得。

これがきっかけで彼らの認知度が上がったことから、マイファスのブレイクのきっかけとも言える楽曲なのです。

そんな「Second Limit」で歌われているのは、夢や人生に悩む人の背中を押すような力強いメッセージ。

ボーカル・Hiroの激しいシャウトから始まり、クールでハードなサウンドとともに熱い言葉が歌われています。

歌詞は8割英語ですが、ぜひ和訳を楽しみながら彼らのメッセージを受け取ってみてください。

不可逆リプレイス

「不可逆リプレイス」は2014年にリリースされた3rdシングル。

アニメ「信長協奏曲」の主題歌に起用されたことでも話題になりました。

<Kill my weakness!/Weakness!/必ず超えて泣いて去って>というサビの歌詞に象徴されるよう、同曲にもリスナーを励ますような熱いメッセージが込められています。

そんな力強いメッセージが際立つような、疾走感のあるロックなサウンドも魅力的。

サウンドに身を任せヘドバンしているうちに、悩みなんて忘れて前を向けそうです。

メンバーのカッコ良いパフォーマンスを映し出したMVもぜひご覧ください。

虚言NEUROSE

「虚言NEUROSE(いつわりのいろーぜ)」は2014年にリリースされた3rdアルバム「虚言NEUROSE」の表題曲。

かなり印象的な楽曲タイトルですが、ドラマ仕立てのMVもかなり印象的。

冒頭<私の中に、違う私がいる>という意味深な台詞から曲が始まる通り、楽曲では自分を見失う様子や失望が歌われています。

SNSなどで簡単に自分を偽ることができる昨今、<今「僕」が「僕」じゃ無くなって/もう「愛」も「夢」も消え去った>という歌詞はなんだか胸に響くものがありますね。

楽曲では具体的な解決策や前向きなメッセージは歌われていません。

「虚言NEUROSE」を通して彼らが何を伝えようとしているのか、ぜひみなさんも考えてみてくださいね。

Missing You

「Missing You」は2016年にリリースされた4thアルバム「ANTITHESE(アンチテーゼ)」に収録されている楽曲。

マイファスらしいクールなロックですが、タイトルからも分かる通り失恋ソングです。

楽曲中、<たったひとつの思い出も/丸めて投げ捨てて>とHiroが絞り出すような声で歌うパートは鳥肌もの。

大切な人と離れてしまった切なさや苦しさが歌詞だけでなく歌声にも溢れており、特に失恋した直後でなくても胸が苦しくなります。

しんみり聴くというよりは、失恋の痛みに思い切り浸りたいときにオススメ。

可愛らしい女の子が登場する意味深なMVもチェックしてみてください。

「花」-0714-

『「花」-0714-』は2013年にリリースされたシングル「最終回STORY」に収録されている楽曲。

2017年にリリースされたミニアルバム「ALL LEAD TRACKS」に収録されており、初回盤のみ「MOROHA」のUKがギターを担当していることでも話題になりました。

ちなみに同曲のタイトルは「はな-0714-」ではなく「はなれないよ(=離れないよ)」が正解。

好きな人に対する愛、そして一生一緒にいたいという思いが歌われています。

7月14日が記念日、もしくはプロポーズしようとしている日だという方にはぜひ知ってほしい一曲です。

MEMO

同曲をシンガーソングライター「優里」が路上ライブで披露していたところ、Hiro本人が飛び入り参加したという奇跡のようなストーリーも、ファンの間で有名です。

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最新情報

『マトリックス レザレクションズ』日本版インスパイアソングを書き下ろし!

MY FIRST STORY映画『マトリックス レザレクションズ』のために書き下ろした新曲「PARADOX」が日本版インスパイアソングに決定しました。
「PARADOX」は映画公開日と同じ、2021年12月17日に配信リリース予定です!

MY FIRST STORYのまとめ

すでに十分人気の存在と言えるマイファス。

しかし、まだまだ秘めた力や様々なアイディアを持っていそうですね。

「ワンオクに似てる」という声もありますが、彼らには彼らだけの魅力がたくさん。

ぜひ楽曲を聴きこんで、マイファスの世界観に浸ってみてください。

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