Apink (エーピンク)メンバーの年齢、名前、魅力を徹底解説

Apink (エーピンク)メンバーの年齢、名前、魅力を徹底解説

入れ替わりが激しいK-POPアイドル業界の中で、2022年4月19日にデビュー11周年を迎えるガールズグループがいます。その名は「Apink(エーピンク)」です。

ガールクラッシュやセクシー路線をコンセプトとしたガールズグループが多くデビューした2011年に、妖精をコンセプトとした清純派アイドルでデビューしたApinkは、デビューから11年が経とうとしている現在でもなお老若男女に支持されているグループです。

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Apinkって、どんなグループ?


Apinkは2011年4月にA-CUBEエンターテインメントからデビューした5人組ガールズグループです。デビュー時は7人編成でしたが、これまでにメンバー2人が脱退し、現在は5人で活動しています。

Apinkというグループ名は、最上級を意味する「A」に少女らしさを表現する「pink」を合わせた言葉で、結成当時の所属事務所がA-CUBEエンターテインメントだったので、Apinkの「A」は事務所の名前からとられたのではないか?との話もあります。

2011年2月、A-CUBEエンターテインメントは新たなガールズグループの誕生を告げ、最初のメンバーとしてソン・ナウンのビジュアルを公開しました。白のドレスに身を包んだメンバーが徐々に公開されていくという楽しみが話題を呼び、ゆっくりと着実に注目が集まっていきました。

2011年4月12日、デビューミニアルバム「Seven Springs Of Apink」で華々しいデビューを飾ったApinkは、当時多くのガールズグループで見られた「セクシー路線」のコンセプトとは正反対の「妖精」をコンセプトにしており「元祖妖精ドル」として、あっという間に人気グループの一員となりました。

4月に発売したデビューミニアルバム「Seven Springs Of Apink」が韓国の配信チャートで9位を獲得すると、11月に発売された2ndミニアルバム「Snow Pink」のタイトル曲「My My」で、当時人気を誇っていたDavichiやT-ARAを抑えて音楽番組初の1位を獲得しました。

MEMO

Apinkは2011年12月に開催された「第13回Mnet Asian Music Awards」や、2012年1月に大阪で開催された「第26回ゴールデンディスクアワード」では新人賞を獲得しています。

 

人気絶頂の中でのメンバー脱退

Apinkが人気絶頂だった2013年4月、メンバーのユギョンが突然脱退することが発表されました。学業に専念するという理由での脱退でしたが、当時は「いい経験だけして逃げるのか?」とか、学歴が人生に大きく関係してくる韓国で「芸歴をアピールしていい大学に入るのでは?」など、心無い声が聞こえました。

しかし、実際は事務所やメンバーと進路をしっかりと話し合い、前向きな脱退であったことが報じられています。また、脱退後もメンバー同士の友情が続いていることを思わせるSNSの投稿が確認できています。

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Apink新たな出発

ユギョンが脱退したApinkは、新メンバーを迎えて7人体制で活動していくという情報が流れたこともありましたが2013年6月、メンバー補充はせずに6人体制でカムバックすることが発表されました。前作から約1年2ヶ月振りのカムバックだったこともあり、ファンの期待は高まるばかりでした。

2013年7月に発売された3rdミニアルバム「Secret Garden」は、韓国のアルバムチャートで2位を獲得すると、入れ替わりが激しいK-POP業界で2週間以上に渡り上位をキープし続けました。

さらにタイトル曲「NoNoNo」は地上波の音楽番組で次々と1位を獲得。メンバーの脱退や、グループに対する誹謗中傷がありながらも、Apinkは音楽でその人気の高さを改めて証明しました。

Apinkの勢いは止まりません。2014年3月に発売した4枚目のミニアルバム「Pink Blossom」では様々な音楽番組で1位を獲得し、まるで1位が定位置であるかのような結果を残しました。また、特別な活動を行なっていなかった台湾で1位を獲得するなど、グローバルな反応が見られるようにもなりました。

また、2014年11月に発売した5枚目のミニアルバム「Pink LUV」は、タイトル曲「LUV」が音楽番組で自己最多の15冠を達成し、人気音楽番組「Show!音楽中心」では5週連続1位を獲得、番組始まって以来の記録を打ち立てています。

7年目のジンクス

2017年、Apinkにとって大きな節目が訪れました。K-POP業界では「魔の7年」「7年目のジンクス」と呼ばれる事務所との契約更新です。

K-POPアイドルは7年ごとに事務所と契約更新を行うのですが、更新をきっかけにメンバーが事務所を退所してしまったり解散をしてしまうグループも多く、Apinkがどのような決断をするのか注目が集まっていました。

再契約については、メンバー自身も初めてのことだったため慎重に話し合いを重ねたそうで、最終的にリーダーのチョロンが「私だけを信じて、再契約しよう」とメンバーに訴えかけ、6人全員が契約更新を行いました。

Apinkの新たな挑戦

メンバー全員が契約更新を行い、新たな道を歩み始めたApinkですが、2018年7月に発売された7枚目のアルバム「ONE&SIX」では今までの「妖精コンセプト」とは大きく違った新たなコンセプトを披露しました。

黒を基調とした衣装に身を包み、セクシーさを感じさせる振り付けや表情を見せたのです。また、Apinkのミニアルバムのタイトルには「Pink」というキーワードが付けられていることが多かったのですが、「ONE&SIX」以降のミニアルバムには「Pink」のキーワードが入っていません。

Apinkの路線変更には「清純を切り捨てセクシー路線に変えた」という意見も多く聞かれましたが、メンバーは「清純コンセプトを捨てたわけではなく、清純にカリスマ性を加えた」と語っています。

「ONE&SIX」はアメリカビルボードのワールドアルバムチャートで11位を記録すると、ビルボード誌は「Apinkに対して急に高くなった関心は、サウンドとイメージの新しい変化から始まった」と、今まで発売されたApinkのアルバムチャートを振り返りながら高い評価を送りました。

MEMO

「ONE&SIX」のタイトル曲「I’m so sick」は、日本をはじめフランス、ポルトガル、オーストラリアなどのiTunes K-POP音源チャートで1位を獲得しています。

2019年に発売された8枚目のアルバム「PERCENT」や、2020年4月に発売した9枚目のミニアルバム「LOOK」でもApinkは「清純」に「カリスマ性」を合わせたコンセプトで新たなイメージをアピールしました。

コンセプトの変化は、一歩間違うとグループ全体のイメージを壊してしまいかねない行為だと感じますし、ずっと応援してきた熱心なファンが「自分の好きだった姿が消えてしまった」と、ファンを辞めてしまう可能性すらあります。

しかし、Apinkは新たなコンセプトが海外で高い評価を受け始めました。それだけではなく、個人活動を通じて韓国国内でも続々とファンを増やしたのです。

実際、2020年4月に発売した9枚目のミニアルバム「LOOK」のタイトル曲「Dumhdurum」は韓国の音楽チャートで1位を獲得すると、8つの音楽番組で1位を獲得しました。デビュー10年目のガールズグループが音楽チャートや音楽番組で1位を獲得することは、2017年に解散したWonder Girls以来の快挙だそうで「第2の全盛期だ」と評価されました。

2度目の契約更新と変化

2021年にApinkは2度目となる事務所との契約更新を行いました。デビュー11年を迎え、グループとしての人気も変わらず維持し続けている中で、問題なく全員が契約するものと予想されていました。

しかし、ナウンが女優業に専念したいと契約更新を行わず事務所を退所することを発表しました。ナウンの退所によって「メンバー不仲説」「Apink脱退説」など、様々な情報が流れましが、ナウンはApinkから脱退するのではないことを表明しており、事務所側もナウンの夢を尊重したいと発表しています。

2022年2月にApinkはデビュー10周年を記念したスペシャルアルバム「Horn」を発売しました。しかし、事務所を移籍したナウンはスケジュールの都合でカムバックの活動には参加できなかったため、Apinkは5人での活動を余儀なくされました。

この報道を受けてApinkにもナウンにもネガティブな意見が寄せられましたが、アルバムのタイトル曲「Dilemma」のMVは公開から2日で1000万回を突破し、インドネシアやタイなど12カ国のiTuneチャートでトップ3にランクインし、変わらぬ人気を証明しました。

MEMO

ナウンはApinkへの復帰が期待されていましたが2022年4月、Apinkを脱退することを発表しています。

日本での活動


Apinkは2014年に日本デビューをしています。以前からApinkのコンセプトや楽曲が日本で受け入れられる可能性が高いと評判で、8月には公式デビューに先駆け日本で初めてのショーケースを行いました。

このショーケースでは入場チケットに約53,000もの応募が集まり、約25倍もの競争率となりました。残念ながらプラチナチケットが手に入らなかったファンの要望に応え、翌月には早くも2回目のショーケースが行われるなど、日本でも既に高い人気を獲得しています。

Apinkが正式に日本デビューしたのは2014年10月22日でした。日本デビューシングル「NoNoNo」は、タワーレコードで予約ランキング1位を獲得すると、発売後にはオリコンシングルデイリーランキングで3位を獲得し、日本デビュー翌日に行われたフリーライブには約8,000人の観客が集まりました。

2016年3月には初の日本オリジナル曲「Brand New Days」を発売しました。この楽曲はアニメ主題歌のタイアップが付き、アニメファンからもApinkの存在が知られるようになりました。タイアップが付いたアニメは妖精が主人公のアニメで、Apinkのコンセプト「妖精」ともマッチしています。

その後も日本で新曲発売やコンサートの開催を定期的に行ってきましたが、2018年1月にApinkのファンクラブ運営が日本の事務所との契約満了に伴い解散することが発表されました。韓国の所属事務所は「日本活動について多角的に論議中だ」とのコメントを出しましたが、日本での活動は再開されていません。

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