People In The Box – 2022年でデビュー15周年! 多大な影響力を誇るスリーピースを徹底解説

People In The Box – 2022年でデビュー15周年! 多大な影響力を誇るスリーピースを徹底解説

メンバー紹介

波多野裕文

まずは主にボーカル・ギターを務める波多野裕文
楽曲によってはキーボードを弾いてもいます。

透明感やあどけなさ、静謐さを感じさせる歌声が印象的。
それに対してギタープレイは曲によって様々。アコースティックで軽やかな音を刻むこともあれば、エレキギターでロックらしいヘビーな音色を鳴らしたり、アグレッシブな印象のフレーズを聴かせたりすることもあります。

子どもの頃から様々なジャンルの音楽を聴いてきたと言いますが、影響を受けたバンドや好きなバンドとしてスマッシング・パンプキンソニック・ユース、XTCなどを挙げており、オルタナティブロックの影響が強いようです。

また、楽曲制作の面では作詞・作曲を主に担っているメンバーです。
People In The Boxの楽曲の特徴としては独特の世界観や死生観を思わせる歌詞が挙げられますが、それを描き出しているのが波多野だと言えるでしょう。

2016年頃に東京から香川に生活の拠点を移しているものの、音楽活動のペースを落とすわけではなく、東京や大阪をはじめ、各地と香川を行き来しながら一層音楽に打ち込んでいるようです。

どことなくミステリアスな雰囲気のある人物ですが、その反面、飼っているウサギの動画をInstagramにアップするなど、茶目っ気のある面も垣間見ることができます。

バンド以外にもソロアルバム『僕が毎日を過ごした場所』をリリースしたり、弾き語りのソロライブも度々開催したりしています。

また、2017年にはチャットモンチーの橋本絵莉子とのユニット橋本絵莉子波多野裕文』を結成。同名のアルバムもリリースしました。

福井健太

続いてベース福井健太

メンバーとしての加入は一番遅かったものの、People In The Boxになくてはならないサウンドを鳴らす、バンドの屋台骨。楽曲制作の際は、福井が持ってきたフレーズを元にして波多野が曲を作ることもあるといいます。

ベースと出会ったのは小学4年生頃。GLAYのライブビデオで観た「SHUTTER SPEEDSのテーマ」のベースソロを格好良いと思ったのがきっかけでした。
専門学校を卒業後、People In The Boxに誘われ、プロのミュージシャンとして歩み始めました。

People In The Boxの楽曲にはベースプレイが印象的なものも多く、その楽曲ごとに音を作りこんだり、高い技術の必要なところも弾きこなしたりするさまは職人芸のよう。
自らベースをカスタムするというこだわりも見せています。

3ピース・バンドでありながら、それ以上の多彩さや迫力を感じさせるPeople In The Boxの楽曲は、福井のベースに支えられていると言って良いでしょう。

山口大吾

最後にドラム山口大吾

変拍子やポリリズムも多く、曲の途中でリズムが変わったりすることも少なくないPeople In The Boxの楽曲において、ドラムは要とも言えるでしょう。

それを担っているのが山口です。

力強いプレイ、正確なリズムキープ、緻密で繊細なパーカッションを全てこなす技術の高さには驚かされること間違いなし。

People In The Box以外では、L’Arc〜en〜CielのドラマーyukihiroのソロプロジェクトであるACID ANDROIDのサポートメンバーとしてライブに出演するなどの活動もしています。
2022年7月1日にはACID ANDROIDとの2マンライブを開催し、この時には山口は2ステージで演奏し通しました

ライブではグッズ紹介のMCの際にメインで喋るなど、宣伝部長的な一面もうかがえます。

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