XIIX （テントゥエンティ）【超詳細解説】圧倒的技巧と新しいポップサウンドが話題！実力派2人組バンドを徹底解説

XIIXの歩み

結成の経緯

2人の出会いの発端は、音楽家・綾部健司でした。
斎藤は、2000年代、STAY wander aroundというバンドのギタリスト綾部健司が好きで、彼を追いかけていました。
そして、綾部健司が後に始めたバンドU&DESIGNのメンバー、須藤と出会ったと言います。

長い付き合いのある2人がバンド結成に至ったのは、斎藤のソロイベント「SK’s Session」がきっかけでした。
2016年にスタートしたこのイベントは、ゲストとのセッションと斎藤自作曲のパフォーマンスが織り交ぜられた内容で、1回目にGRAPEVINEの田中和将、2回目にSKY-HI、3回目にSchroeder-Headzを迎えて計3回開催されています。

「SK’s Session」の開催は、斎藤がUNISON SQUARE GARDEN以外で彼の音楽表現を行う場を設けたかったことや、1人でステージに立つことでギターヴォーカリストとしての挑戦がしたかったことなどが背景にあったと言います。

彼は自作曲の披露にあたって、音楽知識が豊富で身近な存在、須藤にアレンジを依頼しました。
最初は斎藤のつくった曲を須藤がアレンジする、という流れでスタートした楽曲制作でしたが、こんな曲もいいのではと須藤がトラックを送り、斎藤が歌を乗せるという逆の流れも出来るように。
そうしていくうちに2人なら良いものが生み出せるという確信に変わり、2019年、バンド結成に至りました。

バンド名は、名前を10月20日に決めなければいけない状況から生まれたと言います。
10月20日の数字を取ってテントゥエンティ。
本来のローマ字の使い方としては間違っていますが、XIIXという表記にしっくりきた2人は、バンド名をXIIX（テントゥエンティ）に決定しました。

デビューから現在まで

2020年1月、TOY’S FACTORYより1stアルバム「White White」をリリース。
同月に東京・大阪で初ワンマンライブも開催します。

6月からは、作詞作曲からミックスまで全てを2人のみで行ったデモ音源発表の場として、「in the Rough」を始動。
YouTubeやSNS等で動画を公開し、2人が今やりたいことを今届けるという新しい表現に挑んでいます。

2021年2月には2ndアルバム「USELESS」を発売。
バンド編成でのツアーに加え、2022年からは”XIIXの芯に触れる”をコンセプトにした2人のみでのツアー「in the Rough 1」も開催しています。

2022年7月には女優の橋本愛を、8月にはSKY-HIと東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦を迎えたコラボレーションシングルを配信リリースしました。

お互いの相性の良さに確証を得たXIIXは、彼ら2人にしか出来ない音楽を更に追求しつつ、新しい試みにも挑戦するフェーズに突入しています。

10月には次なるツアーも控えるXIIX。
彼らの今後の活動に、期待が高まる一方です。