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ズーカラデルの人気曲
ズーカラデルの人気曲を一挙にご紹介。
ズーカラデル初心者もそうでない方も必見です!
アニー
「アニー」は2017年9月にリリースしたミニアルバム「リブ・フォーエバー」に収録されている楽曲です。
軽快なメロディー、切なさと前向きな気持ちが混在する歌詞、それらが生み出す独特な世界観…と、ズーカラデルらしさ満点で彼らの代表曲でもあります。
しかし、同曲誕生のきっかけとなったのは4人組バンドナードマグネットの「Mixtape」という楽曲なんだそう。
ライブの情景が思い浮かぶようなエモーショナルな歌詞に感銘を受け、“その気持ちを楽曲にした結果「アニー」が誕生した”と吉田本人が語っています。
歌詞を見るとラブソングにも応援ソングにも感じますが、どちらでもないというのが意外ですね。
同曲ができたのは2016年、北海道で行われる大型音楽フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」が開催された日。
吉田以外のメンバーはフェスを楽しんでいたようですが、吉田は自宅で楽曲制作に励んでいたそうです。
夢の恋人
「夢の恋人」は2018年11月にリリースしたミニアルバム「夢が醒めたら」に収録されている楽曲です。
穏やかでのんびりとしたメロディーに心地よさを感じますが、<さよなら僕のベイベー/いつかは君を忘れる>と歌詞は切なさ満点。
恋人と別れ、悲しさよりも喪失感に襲われついついぼーっとしてしまう…そんな時にスッと入り込んできそうです。
また、吉田のやさしい歌声も傷心中の心にベストマッチ。
もちろん失恋してなくても気持ちよく聴ける一曲なので、家事や仕事中のBGMにどうぞ。
女性シンガーソングライター「Lisa Halim」がアルバム「by the Sea2」にて同曲をカバーしています。
漂流劇団
「漂流劇団」は、2018年11月にリリースしたミニアルバム「夢が醒めたら」に収録されている楽曲です。
同曲はラブソングのようでいて、実際のところ誰に宛てているのか良くわからない歌詞がとても印象的。
<あいつとわたしの終わらぬ旅/右も左も地獄の入り口><嫌いなあんたがいつか幸せになれますように>など、恋人宛てのメッセージであると解釈するとやや疑問が残りますよね。
というのも実はこの曲、某ライブハウスの出演者達に宛てられた楽曲なんだそう。
吉田と山岸がズーカラデル結成前に組んでいたバンド奥山漂流歌劇団はかなりアンダーグラウンドなライブハウスで活動しており、出演者は怪しげな人が多かったとか。
しかし吉田はその出演者に対し「わかるよ」とどこかシンパシーを抱いており、「彼らになんて言葉をかけよう?」と考えた結果、「漂流劇団」が生まれたそうです。
それを踏まえて歌詞を見るとしっくりくるポイントがたくさんあるので、ぜひ聞き直してみてください。
ノエル
「ノエル」は2021年10月にリリースされた4枚目のシングルです。
同曲はズーカラデル史上最もやさしいラブソングといっても過言ではない一曲。
<ダーリンダーリン君の涙を/乾かせるなんて言えやしないが>と背伸びせず、等身大のままでありったけの愛を伝える歌詞が好印象。
思わずキュンとしてしまう人は少なくないはず…!
また、嘘をついてしまった時は<優しくしないで叱ってくれよ>というのも正直で人間味があり、グッときます。
メロディーも温かみに溢れているので、プロポーズや結婚式のBGMにもおすすめです。
同曲はドラマ仕立てのMVと関連するショートムービーも公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
シーラカンス
「シーラカンス」は2021年8月にリリースされた3枚目のシングルです。
明るく軽快なメロディーに乗せて歌われているのは、彼らが故郷で過ごした時に感じた様々な思い。
いわゆる“青春時代”の葛藤や鬱々とした感情、未来を思う気持ちが描かれています。
「青春」とリンクしているのか、<そっちはどうだい/うまくやっているかい>と、サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」を思わせる歌詞が登場するのもポイント。
楽曲の雰囲気もやや似ているため、意識したのかもしれませんね。
2022年にリリースされた2ndフルアルバム「JUMP ROPE FREAKS」にも収録されているので、要チェックです。
ズーカラデルのまとめ
ズーカラデルは楽曲の完成度が高く、いわゆる「捨て曲」がないのが大きな魅力。
今回紹介しきれなかった名曲がまだまだたくさんあるので、ぜひ音楽配信サービスやYouTubeで聴いてみてください…!
また、ズーカラデルはイラストを使用したCDジャケットも魅力的です。
部屋に飾っておきたくなるような個性的で素敵なデザインが多いので、楽曲とあわせてチェックしてみてくださいね。