そこに鳴る【超詳細解説】超絶技巧スリーピース! 経歴や魅力を徹底解説

そこに鳴る【超詳細解説】超絶技巧スリーピース! 経歴や魅力を徹底解説

そこに鳴る・経歴

KOGA RECORDSからインディーズデビュー

高校時代、凛として時雨のコピーバンド・凛としてくれとして活動していた鈴木、藤原、たけむらともひろ(Dr)の3人。2011年、大学に進学した同メンバーでオリジナル楽曲を制作し活動する運びとなり、そこに鳴るは結成されました

2013年頃から自身のスタイルを獲得していった彼らは、同年9月に心斎橋FANJにて自主企画ライブを開催し100人以上を動員。さらに、2014年6月に無料音源をライブ会場にて配布開始し、約2週間で約600枚を配布するなど、ライブハウスシーンで徐々に頭角を現します。

しかし、大学卒業の時期が近付き、バンドを続けるか就職するかの選択を迫られた3人。制作した音源を様々なレーベルや事務所に送り、リアクションがなければバンドをやめようと決めていました。

そこで反応したのが、KOGA RECORDSの代表・古閑裕。デモのつもりでレコーディングした音源を、彼が勧めたことでそのままリリースすることになりました。

そして、2015年4月8日、初の全国流通盤となるEP「I’m NOT a pirolian」をリリース。インディーズデビューを果たします

5月27日からは、同レーベルに所属するBenthamの全国ツアーにほぼ全公演帯同。11月26日には台湾でライブイベント「Indie Express 獨立急行」に出演し、初の海外公演を成功させました。

「掌で踊る」が動画サイトで話題に

KOGA RECORDSとの出会いにより、本格的なキャリアのスタートを切ったそこに鳴る。2016年3月9日にリリースされた2nd EP「YAMINABE」では、バンドの個性を活かしながら、4つ打ちのビートや手拍子を楽曲に取り入れることで作品をポップに仕上げ、リスナーの裾野を広げます。

同作のリリースを記念した全国10カ所でのツアーも決まり、勢いに乗っていた彼ら。しかし、ツアー3日前に、ドラマーのたけむらともひろが突如脱退してしまうという事態に。急遽サポートメンバーを加えてツアーを周ることを余儀なくされます。

窮地に立たされた鈴木と藤原は、4人のサポートドラマーを迎え何とかツアーを完遂。以降、バンドは2人体制での活動を始めます。

2017年2月8日には、3rd EP「METALIN」をリリース。「次は絶対にメタルが流行る」という鈴木のアイデアにより、メタルの要素を大胆に取り入れた同作は、タワーレコードのプッシュアイテム「タワレコメン」に選出され、話題となりました。

2018年5月9日には、「原点回帰」をテーマにした4th EP「ゼロ」をリリース。リード曲「掌で踊る」は、MV再生回数が公開から約5か月で100万回を突破するなど、大きな反響を呼びます

同楽曲のヒットをきっかけに、向かうべき方向性を掴んだ彼ら。2019年1月29日には、下北沢SHELTERで初のワンマンライブを開催し、チケットはソールドアウトの大盛況となりました

3人体制でさらにパワーアップ

2019年2月には6カ国14公演のヨーロッパツアー、4月には台湾の大型野外フェス「2019 浮現祭 Monster Energy X Emerge Fest」に出演、10月には香港でのワンマンライブを開催と、国外での人気も高めていったそこに鳴る。

2020年10月7日にリリースされた初のフルアルバム「超越」はヨーロッパでも流通されました。

2021年8月から9月にかけては、7週連続CDリリース企画「7 ultimate materials」を始動。さらに、リリースツアー「ULTIMATE STRIKE TOUR 2021」が開催されます。

そして、12月3日に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたツアーファイナルにて、それまでサポートドラマーを務めていた斎藤翔斗の正式加入を発表。約6年ぶりに、3人の正規メンバーが揃いました。

2022年9月14日には、新体制で初の音源となる6th EP「啓蒙して、尋常に」をリリース。3声でのコーラスワークを追求し、打ち込みのビートも取り入れた、そこに鳴るの新たな幕開けに相応しい内容となっています

2023年3月29日に配信されたデジタルシングル「闘争を継ぐ」は、オリックス・バファローズの2023シーズンスタメンオープニング映像曲に抜擢。彼らにとって初のタイアップとなりました。

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