目次
中村嶺亜の経歴
中村嶺亜の入所経緯
7 MEN 侍の最年長・中村嶺亜は、入所歴もグループで一番長いメンバーです。
中村がSMILE-UP.(旧:ジャニーズ事務所)に入所したのは、母親の知り合いが事務所に履歴書を送付したことがきっかけでした。
事務所から連絡が来るも、当時、スケートボードを競技として真剣に取り組んでいた中村は、大会に出場するためオーディションには参加しませんでした。
アイドルにあまり興味が無かったため、事務所からの2度目の連絡も受け流そうとしていましたが、父親に「もしオーディションに受かったら、スケボーの大会で優勝するよりすごいことだよ」と言われてカチンときたという中村。
受かった上で辞めてやろうという気持ちでオーディションに参加しました。
何も準備していなかったため、オーディションでは周りからかなり浮いていたと語る中村。
特技披露でもスケボーを持参していなかったため、会場にいたおじさんに「スケボー無いの?」などと話しかけていました。
当時は正体を知りませんでしたが、実はこのおじさんがジャニー喜多川氏だったそうです。
中村自身、当時のことをかなり生意気な態度だったと振り返っていますが、結果的に合格を勝ち取りました。
オーディション終了後には、100人ほどいた候補者の中から井上瑞稀と共に選出され、そのまま雑誌撮影に参加するというエリート待遇で活動を開始。
同年12月には、森本慎太郎(SixTONES)がセンターを務めていたスノープリンス合唱団のメンバーに選抜され、『スノープリンス』でCDデビューを果たし、年末には同ユニットで「第60回NHK紅白歌合戦」にも出場しました。
timelesz(旧:Sexy Zone)のバックダンサーを務めるようになると、2012年から2013年にかけてはSexy Boyzのメンバーとしても活動します。
2012年10月3日には、timelesz(旧:Sexy Zone)の3rdシングル『Sexy Summerに雪が降る』のカップリング『雨だって』をSexy Boyzとして歌唱。同グループでは松島聡、マリウス葉、永瀬廉(King & Prince)、神宮寺勇太(Number_i)らと共に活躍しました。
2018年2月には7 MEN 侍のメンバーに選ばれ、リーダーに就任。本格的にグループ活動を開始しました。
過去の出演ドラマ
役者業にも積極的に挑戦している中村。ここからは、過去の出演ドラマをご紹介していきます。
2019年からは「恋の病と野郎組」シリーズがスタートし、中村は三村蓮役でドラマ初出演を飾りました。
本作は、HiHi Jets、少年忍者、美 少年、7 MEN 侍、Aぇ! group、WEST.から豪華出演陣が集結した学園ドラマ。
中村は、知的な見た目に反して文系毒舌キャラという三村のギャップを見事に演じました。
2021年には、WEST.の桐山照史が主演を務めたグルメコメディドラマ「ゲキカラドウ」に篠宮亮介役で出演。お調子者で生意気な後輩という役柄をリアルに演じています。
撮影中は、桐山が中村をあたたかくフォローしてくれたそうで、現場での立ち居振る舞いについてアドバイスをもらったり、中村が思いっきり演じられるように背中を押してくれたそうです。
同ドラマの撮影を通して2人は深い信頼関係を築いたようで、中村も頼れる先輩としてよく桐山の名前を挙げています。
打って変わって、2023年には人間の愛憎を描いた凄絶ラブサスペンス「犬と屑」に出演。
中村が演じた犬飼秀司は、容姿端麗で人望も厚いキャリア組でありながら、浮気性という欠点を持っています。
“羨望×嫉妬”をテーマに展開されていく「犬と屑」では、中村の妖艶な魅力が開花しています。
2024年には、Snow Manの渡辺翔太が主演を務めたドラマ「先生さようなら」に出演し、ヒロインに思いを寄せる白石健太役を好演。
バスケットボール部のエースとしても活躍する白石の華やかさを、圧倒的なビジュアルと好感の持てる芝居で演じ切りました。
同ドラマでは、7 MEN 侍の菅田琳寧や少年忍者の檜山光成とも共演を果たしています。
こちらの公式動画では、Snow Manが歌うドラマ主題歌『We’ll go together』に合わせて出演者がキュートなダンスを披露しました。
中村の爽やかな笑顔とさすがのダンス力が光っているので、ぜひチェックしてみてください。
過去の出演舞台
近年、中村はミュージカルで主演としても活躍しています。
2020年には「SUPERHEROISM」でゴタンダ役を演じ、ミュージカル初主演を飾りました。
本作は、アメリカナイズされたスーパーマーケットを舞台に、若者たちの友情や恋模様を描いた青春ミュージカル。
全編を通してとにかくキュートな中村を楽しめるので、ファンにはたまらない作品でしょう。
個性豊かな登場人物が織りなすドタバタコメディが好評を博し、2021年にはメインキャストはほぼそのままで再演されています。
2022年11月に上演されたミュージカル・ショー「SEVEN-シンドバッド7つの航海-」では主人公のシンドバッド役を務め、彩輝なおや彩乃かなみといった宝塚出身の共演者たちと華やかな舞台を作り上げました。
2023年3月には、ファミリーミュージカル「DADDY」で主演を務め、こーすけ役を好演しました。
現実とファンタジーの世界が交錯する不可思議なストーリーに、誰もが知っている名曲ぞろいの音楽構成はまさに新しい観劇体験をもたらしてくれます。
稽古場映像では、7 MEN 侍の時とはまた異なる中村の魅力を垣間見ることができます。
これまでの出演作を振り返ってみても、中村の役のふり幅、そしてどんな世界観にも違和感なく溶け込めてしまうセンスには脱帽です。