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KARA・年代別代表曲 Part.2
ジェットコースターラブ(2011年)
今までは韓国語の楽曲を日本語バージョンとして発売してきましたが「ジェットコースターラブ」は、日本オリジナル曲となっており、オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得しています。その後、週間シングルランキングでも1位にランクインしており、海外女性グループがオリコン週間ランキングで初登場1位を獲得したのは、史上初の快挙でした。
また、2011年といえば東日本大震災が起きた年ですが「ジェットコースターラブ」のCDやデジタル配信の売上利益を全額、被災地へ寄付しています。さらに、被災地への救援物資が遅れることを考慮し、CDの発売日を延期するなど、多くの配慮が見られました。
KARAは震災時、日本でドラマ撮影をしており初めて地震を経験したそう。その後、すぐに公式サイトを通じてCD売上の寄付と、個人のコメントを発表しています。
STEP
CDが発売された途端、韓国の音楽配信チャートで1位を獲得した楽曲。初動売上が1万枚を突破するなど、KARAの認知度が韓国国内にも大きく広がりました。もちろんその人気は日本でも高く、韓国語の楽曲ながら携帯電話の着うた週間ランキングとデイリーランキングで1位を記録しています。
また「STEP」のMVは、KARAが活動を休止していた時期にも徐々に再生回数を伸ばし、2020年3月にはMVの再生回数が1億回を突破しました。
PANDORA(2012年)
セクシーコンセプト全開で、今までになかった印象を与えた楽曲ではないでしょうか。そのため、ファンからも賛否両論の意見があがりました。しかし、KARAの新境地が垣間見える楽曲にも思え、KARAがどんなコンセプトでもこなせるグループだと証明したのです。
「PANDORA」は、当時韓国の音源配信チャートで39日間1位にランクインしていたPSYの「江南スタイル」の記録を塗り替え、様々なチャートで1位を総なめにしました。
숙녀가 못 돼:Damaged Lady (2013年)
ミディアムテンポの楽曲かな?という曲調で始まりますが、すぐにロックテイストへと変化。その後、再びミディアムテンポに変わるという、聞いていて面白さを感じる楽曲です。
MVでは、別れを経験した主人公たちが男性に復讐していく様子が格好良く描かれていますが、歌詞の内容は「私だって本当に好きだった」「君に合わせようとたくさん我慢したのに」と、未練を感じさせる部分も…。
「숙녀가 못 돼 (Damaged Lady)」発売後、ニコルとジヨンがKARAを脱退しており、この曲が5人体制最後の楽曲となりました。