脱K-POP初心者!今さら聞けない専門用語のハナシ【後編】

脱K-POP初心者!今さら聞けない専門用語のハナシ【後編】

ヨントン


新型コロナウィルスの影響で、気軽に韓国へ行けなくなってしまったばかりか、コンサートやイベントの中止も続々と決まっています。

日本にいると越えられない壁を改めて感じている人も多いのではないでしょうか。そんな状況を打破するべく、新たな応援方法が始まりました。

ヨントン」という言葉を聞いたことはありませんか?「ヨントン」とは韓国語で「영상통화(ヨンサントンファ)」と表記します。日本語では「映像通話」という意味です。日本の自宅にいながら推しとビデオ通話ができるという画期的なイベントです。

どうやって参加するの?

参加方法は様々で、韓国のCDショップで開催されるサイン会もあればファンクラブで先着や抽選で開催される場合もあります。ほとんどはCDショップでCDを購入した人が対象となるヨントンが多く、人によっては100枚単位でCDを購入して応募する強者もいます。

購入枚数に関しては何枚買えば確実に当たるという保証はないので、1枚でも当たる確率は0ではありません。

MEMO

ちなみに、何枚もCDを購入する行為を「積む」と言います。
(例)今度のヨントン、何枚積むか迷う〜。

オンラインショップを通じてCDを購入する場合は、全てが韓国語なので戸惑うかもしれません。しかし、翻訳アプリを駆使すればそれほど難しくはありません。自分のお財布と相談しながらCDを購入しましょう。

当選発表は、サイン会の1週間ほど前にショップのホームページにて発表されることがほとんどです。当選者の中に自分の名前が載っていたら当選となります。

当選した場合は、推しとの通話はカカオトークやZOOMなどのアプリを通じて行われます。普段から使い慣れていないと失敗する恐れもあるので、当日に音声が聞こえなかった、接続ができなくて話せなかったということがないように事前に友達と通話するなどして確認しておいてください!

ヨントンで話せるメンバーは、グループ全員と話せることもあればメンバー1人を選んで話す場合も。誰と話すかは、申し込み時に選択できるようになっているので安心してください。

また、メンバーと話せる時間もアイドルによって違います。短くて30秒、長くて5分くらいだと思います。電話が受けられなかったり途中で通話が切れたら終了になってしまうので、電波を確認したりWi-Fiが使えるビジネスホテルを予約したりと、ファンは推しとの会話が成功するように様々な準備をします。

ヨントンで気を付けることは?

韓国のヨントンで注意が必要なのは「通訳がいない」ということです。日本語が話せるメンバーだったらいいのですが、こちらも韓国語を練習する準備が必要だと思います。対策として予め紙に韓国語でメッセージを書いておいて、それを見せて会話をするファンもいます。せっかく話せるチャンスですから、自分の気持ちを伝えたいですよね!

また、ヨントンは「サイン会」である場合と「通話のみ」があります。サイン会だった場合は、目の前でCDにサインとファンの名前を書いてくれるアイドルもいます。後日、実物が届くのを楽しみに待ちましょう。

いつもはたくさんのファンに囲まれているアイドルが、自分のためだけに会話をしてくれる幸せなイベントです。ぜひ機会があったら応募してみてください。

まとめ

アイドルがカムバックすると、ファンはこれだけの活動を行います。この他にもファン独自で考えてアイドルたちを様々な形でサポートしています。

よく、ファンたちはアイドルに「花道だけを歩いてほしい」というメッセージを送ります。その花道を準備しているのは、事務所やアイドル自身の力もあると思いますが、ファンの力なくして花道は歩けないと思います。

アイドルも応援してもらうだけではなく、サプライズイベントや忙しい中での動画配信など、ファンへと感謝の気持ちを伝えています。

言葉で聞くだけではなく、実際に体験してみることをお勧めします。体力勝負だったり韓国語がわからなくて苦労することもあるかもしれませんが、その先に新しい楽しみが待っていますよ!

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