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The Boys
ナチュラルメイクが多かった少女時代でしたが「The Boys」では今までのコンセプトと違ったガールクラッシュのメイクやファッションを披露したことで、海外からも大きな注目を浴びました。特に「The Boys」のMVは2011年10月時点で「今週最も多く見た動画」の3位にランクインされたほど。1位が2010年頃に人気となったEDMデュオLMFAO(エルエムエフエーオー)で、2位がジャスティン・ビーバーに続いての3位ということを考えると、どれだけ偉大な記録だったのかが窺えます。
「The Boys」は英語バージョンも作られ、少女時代はこの楽曲でアメリカデビューを果たしています。アメリカのトーク番組やイベントで「The Boys」を披露することもあり、少女時代はアメリカで後輩が活動するための道筋をしっかりと築き上げてくれました。
Mr.Mr.
発売前にMVのデータが破損するというアクシデントが起こり、カムバックを延期したにもかかわらず、MV公開と同時に大きな反応が得た楽曲です。韓国の音楽配信チャートでは1位を総なめにし、海外でも高い評価を受けました。
アメリカの雑誌「タイム」では「2014年のベストソング25曲」に「Mr.Mr.」が選ばれており、アジアのアーティストで選ばれたのは少女時代のみでした。
「Mr.Mr.」はシックで落ち着いた印象が強い楽曲ですが、後半になるにつれてボーカルラインの歌唱力が際立つ構成になっていて、聞き応えがある楽曲の1つではないかと感じます。
MR.TAXI
少女時代が初めて発売した日本オリジナル楽曲です。当時はMVで少女時代が着用している黄色と黒のコスチュームと同じ衣装を身に纏ってカバーダンスを踊るファンもおり、カラオケでも若者を中心に「MR.TAXI」が歌われました。特にサビの「Mr.Taxi,Taxi,Taxi 相当 ズクシ ズクシ ズクシ」が頭から離れられなくなると、人気を呼んだ楽曲です。
歌詞の「ズクシ」は韓国語で「すぐに」という意味を持つ「즉시(ズクシ)」がそのまま使われています。
さらに、2022年8月に少女時代デビュー15周年を記念して発売されるアルバム「Forever 1」のコンセプト写真が披露された際には「MR.TAXI-#TAEYEON #SEOHYUN」という文字が書かれ、SNSには「MR.TAXIコンセプト最高!」「メンバーがタクシー(MR.TAXI)に乗ってまた集まる(Into the new world)という意味かな」と、過去の作品タイトルを回収するかのような考察コメントが投稿されました。
GALAXY SUPERNOVA
日本オリジナル楽曲で、サマンサタバサのジーンズブランドである「サマンサタバサ ジーンズ」とのタイアップがつきました。CMにはメンバーたちも出演したり、サマンサタバサの表参道店で記者会見が行われるなど、日本でも大きなプロモーションが展開されました。
「GALAXY SUPERNOVA」のCDを購入して抽選に当たった500名が無料招待されるというプレミアライブも企画されています。
「GALAXY SUPERNOVA」は、オリコンデイリーシングルランキングで2日連続1位を獲得しただけではなく、MVも公開から史上最速で700万回の再生回数を突破し、K-POPファン以外からも注目を浴びた楽曲です。
I GOT A BOY
ロック・ヒップホップ・レトロなどのジャンルを超えた楽曲を詰め込んだ構成が魅力で、次々と変わる音楽に「これは全て同じ曲なのだろうか?」と思ってしまうほど。さらに、曲に合わせるかのようにボーカル・ラップ・ダンスなど少女時代のパフォーマンスが惜しげもなく感じられる楽曲です。改めて聞いてみると、いかに個々の実力が高いアイドルグループであることを実感します。
今回はMVと音楽番組の映像を準備しました。MVでは、まるでミュージカルを見ているかのような気分になれますし、音楽番組ではファンの掛け声が入っているのでライブ感がより一層強く感じられます。ちなみに、音楽番組では生歌を披露していますので、少女時代の高い歌唱力やダンススキルを堪能してください。