目次
마.피.아. In the morning
今まではカラフルなイメージが強かったITZYですが「마.피.아. In the morning」ではシックな衣装に身を包み、完璧なマフィアを演じています。「마.피.아」を日本語にすると「マフィア」となり、韓国で流行している「マフィアゲーム」からインスピレーションを得て制作されました。
「マフィアゲーム」とは、日本でも人気を集めた「人狼ゲーム」と似たもので、市民のふりをしたマフィアが誰にもバレることなく市民を全滅させるというゲームで、市民は全滅させられる前にマフィアが誰なのか互いに探り合いをして見つけなければならないというルールがあります。
「마.피.아. In the morning」が収録されたミニアルバム「GUESS WHO」は、アメリカビルボードのメインチャートである「ビルボード200」で148位にランクインし「마.피.아. In the morning」もSpotifyの「グローバルトップ200」で56位を獲得しています。さらに英語バージョンも制作され、全世界に配信されました。
LOCO
「LOCO」はITZYの1stフルアルバムのタイトル曲として発表され、MVは公開直後から再生回数を伸ばし続け、YouTubeのミュージックビデオ・トレンディングワールドワイドで3位を記録しています。
今まで「私は私だ」と、強い女性というイメージの楽曲を歌ってきたITZYですが「LOCO」では恋を知ってしまった主人公を歌い上げ、新たな表情を見せてくれました。メンバーも「ITZYが恋に酔いしれるとどうなるのかをテーマに、新しい魅力を感じてもらえたら」と語っており、歌詞の内容と同時に「王冠ダンス」や「猫ダンス」といったパフォーマンスも人気になりました。
「LOCO」が収録された1stフルアルバム「CRAZY IN LOVE」は、アメリカビルボードのメインチャートである「ビルボード200」で11位にランクインし、自己最高記録を樹立しています。
SWIPE
TikTokのライブ映像を思わせる演出が加えられ、メンバー自らが撮影を行いました。この楽曲は、SNSによる執着心やおせっかいな意見を無視(SWIPE)するという歌詞が注目され、画面をスライドするようなパフォーマンスも話題を呼びました。MVは公開したその日にYouTubeミュージックビデオ・トレンディングワールドワイドで5位に入るなど、Z世代から反響を呼んでいます。
MVの最後にはQRコードが登場するのですが、スマホで読み取るとTikTokのアプリが立ち上がるという仕掛けが準備されているので、試してみてください!
Mirror
強い女性像を歌ってきたITZYですが「Mirror」は、その強さの裏に隠れていた本来の自分を「鏡の中の私」と表現して、元から強い人なんていないんだよということを語りかけてくれています。
しかし、その自分を否定したり見なかったことにするのではなく「私たちは大丈夫だよ」と伝えて肯定してあげる優しさが感じられました。この曲を聞いたファンからは「ITZYはバラードのイメージがなかったから新鮮だった」「タイトル曲も好きだけど、バラードとか落ち着いている系の収録曲が好き」といった意見も聞かれています。
SNEAKERS
「自分らしく生きたい」「他人の目なんて気にしない」といったITZYが大切にしている信念が歌詞の中に込められており、デビュー当時からブレないコンセプトでファンを魅了しているITZY。
しかし「まだパーティーは始まっていない」「私の最高はまだ来ていない」というハングリー精神も同時に感じられる構成になっていて、これだけ成功しているのにまだ上を目指すのか!と、ITZYが持つ計り知れないパワーに驚かされました。
「SNEAKERS」は韓国の音源チャートや音楽番組でも1位を獲得し、この楽曲が収録されたミニアルバム「CHECKMATE」は、アメリカビルボードの「ビルボード200」で8位にランクインするなど、好成績を残しています。
+α曲
Break Ice
韓国のコメディアンで司会者としても数々の番組に出演しているキム・シニョンとのコラボレーション曲で「+α曲」として選曲しました。ITZYはバラエティ番組にも積極的に出演しており、可愛らしくも個性豊かなキャラクターが人気を呼んでいます。
韓国ではタレントが第2のキャラクターを作って1人2役で活動するのがブームとなっており、キム・シニョンも「第2のおばさんキム・ダビ」として活動しているのですが、音楽プロジェクトでITZYとタッグを組みました。
このプロジェクトは、新型コロナウイルスのために大変な時期を過ごしている人たちに小さな幸せを届けたいという趣旨で始まったプロジェクトで「Break Ice」の収益金は、新型コロナウイルスの影響で苦しんでいる人々のために寄付されています。
▼あわせて読みたい!