【2021年最新】北海道出身の有名アーティストを一挙紹介!

【2021年最新】北海道出身の有名アーティストを一挙紹介!

雄大な自然、新鮮な海の幸、100万ドルの夜景・・・。

北海道といえば、たくさんの素敵なもので溢れています。

そして、素晴らしい歌手・アーティストもこれまた数え切れないほど誕生しています。

それでは、北海道出身の注目すべき歌手・アーティストをご紹介していきましょう。

北海道出身の有名アーティスト

GLAY

  • TERU(函館市出身・函館商業高卒)
  • TAKURO(函館市出身・函館稜北高卒)
  • JIRO(函館市出身・函館大谷高卒)
  • HISASHI(青森県弘前市出身・函館稜北高卒)

1988年に結成されたGLAYは、TERUさん・TAKUROさん・JIROさんが北海道函館市のご出身で、HISASHIさんは生まれは青森県ですが、函館で育ち、高校はTAKUROさんと一緒でした。

結成当初は、TERUさんがドラムを担当していましたが、メンバーの入れ替わりで現在の形に。

1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビューすると、「BELOVED」や「HOWEVER」など、ミリオンセラー作品をいくつも世に送り出してきました。

1999年に幕張メッセで開催された『GLAY EXPO’99 SURVIVAL」で世界記録の20万人を動員したことは、今も伝説として語り継がれています。

MEMO

高校生の時に結成したGLAYは、卒業式の日に活動拠点としていたライブハウス「あうん堂」で卒業記念ライブを行いました。

ライブの最後に「東京に行ってバンドやるんだけど、成功したら函館でコンサートやるから」と、会場に集まってくれた同級生たちに言い残したGLAY。

成功どころか日本一のロックバンドとなったことは言うまでもありません。

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サカナクション

  • 山口一郎(小樽市出身)
  • 岩寺基晴(札幌市出身)
  • 岡崎英美(小樽市出身)
  • 江島啓一(札幌市出身)
  • 草刈愛美(東京都出身)

2005年、山口一郎さんと岩寺基晴さんで結成したユニットが、サカナクションの始まりです。

サポートメンバーだった岡崎英美さん、江島啓一さん、草刈愛美さんが正式メンバーとなり、2007年にアルバム「GO TO THE FUTURE」でメジャーデビューしました。

2010年に発表された「アルクアラウンド」のMVに驚いた方も多いことでしょう。

文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞したそのMVは、緻密な計算のもと1シーン1カットで撮影された実に芸術的な作品でした。

そんなサカナクションが北海道時代に拠点としていたライブハウス「BISSIE HALL(ベッシーホール)」「Studio Bepop(スタジオビーポップ)」はゆかりの地としてファンにはお馴染み。

MEMO

2019年6月にリリースされたアルバム「834.194」のタイトルの由来は、この北海道時代に拠点としていた「Studio Bepop」と、サカナクションが東京で普段使用しているレコーディングスタジオ「青葉台スタジオ」の直線距離を表しているのではないかと囁かれています。

公式にはまだ明らかにされていませんが、もしそれが本当ならば、ロマン溢れるネーミングに山口一郎さんの異才ぶりが際立って感じられますね。

さらに、同アルバムのプロモーションの一環で、FMおたるのラジオ番組の生放送にて山口一郎さんと父・保さんが対談するという、なんとも貴重な企画が実現しました。

山口一郎さんのご実家でもある「喫茶メリーゴーランド」の話や、幼少期の話など、親子ならではの話を聴けたことにファンは喜びの声をあげました。

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中島みゆき


中島みゆきさんは札幌市に生まれ、岩内、そして帯広へと移り住みました。

1975年にデビューした中島みゆきさんは「時代」「わかれうた」「空と君のあいだに」「地上の星」「糸」など、多くの名曲を生んできました。

現在はソロのシンガーソングライターとして活躍していますが、かつては3人組のフォークグループを組んでいました。

そのメンバーだった方が営んでおられるのが、札幌にあるコーヒーハウス「ミルク」

1978年リリースアルバム「愛していると云ってくれ」の収録曲「ミルク32」の舞台としても知られており、歌詞に出てくるマスターはその方がモデルだと言われています。

中島みゆきさんは独特の視点で歌を作られますが、学生時代からそのスタイルは変わっていません。

通っていた帯広柏葉高校で初めてオリジナル曲を披露しますが、その題名は「鶫(つぐみ)の唄」。

音源は残念ながら残っていませんが、そのタイトルからして中島みゆきさんは当時から「中島みゆき」だったんだなと察することができますね。

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吉田美和(DREAMS COME TRUE)


DREAMS COME TRUEの吉田美和さんは、帯広から少し東にある中川郡池田町のご出身。

吉田美和さんも中島みゆきさんと同じ帯広柏葉高校の卒業生で、西川隆宏さんとは同高校で知り合いました。

中学時代からすでに曲作りをしていた吉田美和さんは、やはり当時から圧倒的な歌唱力を持っていました。

中村正人さんが初めて吉田美和さんの歌を聴いた時「あぁ、俺は一生食って行けるな」と一瞬で感じとれたそうです。

1988年にDREAMS COME TRUEを結成し、翌年にシングル「あなたに会いたくて」とアルバム「DREAMS COME TRUE」を同時リリースして、メジャーデビューを果たしました。

MEMO

「未来予想図Ⅱ」「決戦は金曜日」「サンキュ」など大ヒット曲は多数ありますが、代表曲の一つ「LOVE LOVE LOVE」は、ドラマ「愛してると言ってくれ」の主題歌で、ドラマと共に社会現象となるほどでした。

2009年にリリースされた「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS」は、吉田美和さんが高校生の時に作った楽曲です。

セルフカバーすることで幻の曲を蘇らせ、ファンはもちろんのこと、当時組んでいたバンドメンバーや同級生は特別な思いを重ねることができたことでしょう。

当時から天才的な音楽性を持っていたことがわかる一曲です。

YUKI(元JUDY AND MARY)


「そばかす」「Over Drive」「クラシック」「くじら12号」などのヒット曲で知られるJUDY AND MARY。

そのボーカルを務めていたYUKIさんは、函館市深堀町のご出身です。

1993年にシングル「POWER OF LOVE」でメジャーデビュー。

キュートなカリスマ性を持つYUKIさんは、多くの若い女性の憧れとなりました。

同じ北海道函館出身で年齢も近いGLAYのメンバーとは、何と学生時代からの知り合いです。

MEMO

函館山の麓、末広町にある英国カフェ「Green Gables(グリーン・ゲイブルズ)」はYUKIさんが学生時代に足繁く通っていたカフェで、まるでここだけ異国のような雰囲気を醸し出しています。

今でもファンが訪れるYUKIさんゆかりの聖地として知られています。

大黒摩季



「ら・ら・ら」「夏が来る」「DA・KA・RA」「あなただけ見つめてる」など、恋をする大人の女性を時にはしっとり、時にはエネルギッシュに歌い上げる大黒摩季さん。

札幌市南区のご出身で、中高一貫教育で名門の藤女子高校を卒業されています。

校則の厳しい学校でしたが、学生時代から内緒でバンドを組むなど音楽活動を行っていました。

当時から歌唱力が抜群だった大黒摩季さんは、様々なライブに呼ばれることが多く、札幌のBISSIE HALLなどに幾度も出演していました。

キャバレーで歌を披露して、停学になってしまったこともあったそうですが、色々な経験が大黒摩季さんの力強い歌声を育んだのでしょう。

高校卒業と同時に上京し、プロの歌手を目指してバックコーラスなど下積みも経験。

1992年にシングル「STOP MOTION」でメジャーデビューし、ドラマ「味いちもんめ」やアニメ「SLAM DUNK」など多くのタイアップ曲に起用され、全国区の人気を獲得しました。

一時活動休止するなど満足に歌えない辛い時期を過ごしましたが、再出発の場所に選んだのは地元・北海道で開催されるロック・フェス「ライジングサン・ロック・フェスティバル」でした。

MEMO

地元愛の強い大黒摩季さんは、北海道登別明日(あけび)中学校に、校歌「明日(あけび)の空に」を寄贈しています。

安全地帯


  • 玉置浩二(旭川市出身)
  • 矢萩渉(旭川市出身)
  • 武沢豊(旭川市出身)
  • 六土開正(稚内市出身)
  • 田中裕二(旭川市出身)

メンバー全員が北海道出身の安全地帯は、1973年に玉置浩二さんを中心に結成されました。

井上陽水さんのバックバンドを務め、1982年にシングル「萌黄色(もえぎいろ)のスナップ」でメジャーデビュー。

「ワインレッドの心」や「恋の予感」「じれったい」など、数多くの名曲を残しています。

玉置浩二さんのソロ曲「田園」や「メロディー」なども人気ですね。

玉置浩二さんは旭川市立神居小学校出身で生徒会長を務めていましたが、実は宇多田ヒカルさんの母親・藤圭子さんも同じ小学校の出身です。

年齢は藤圭子さんの方が7歳上なので同時期に通ってはいませんが、この小学校から天才ミュージシャンが二人も生まれているのです。

安全地帯は、アマチュア時代に旭川市永山にある廃屋を借り、自分たちで木材などを購入して専用のプライベートスタジオを作り上げました。

そのスタジオにメンバーは寝泊りしながら曲作りをし、プロを目指して音楽生活を送っていたのです。

松山千春


松山千春さんは、北海道の中心からやや東側にある足寄(あしょろ)郡足寄町のご出身です。

1977年に「旅立ち」でメジャーデビューし、「季節の中で」「恋」「長い夜」「大空と大地の中で」など、昭和・平成を代表する名曲を世に送り出してきました。

2019年には、80枚目のシングル「かたすみで」をリリースするなど、今なお第一線で活躍されています。

松山千春さんといえば、新千歳空港発の飛行機内での神対応が記憶に新しいところですね。

混雑の為、出発時間を過ぎても一向に動かない機内で、松山千春さんはアナウンスマイクを借りて「大空と大地の中で」の一節を歌いました。

最初は苛立ちを感じていた乗客も、思わぬ神対応で特別な待ち時間を過ごすことができたのです。

MEMO

ちなみに、この「大空と大地の中で」は、松山千春さんの故郷・足寄を歌った曲です。

ブレイク前夜の北海道出身アーティスト

北海道出身のアーティストは本当に数多くいます!

最後にブレイク目前の北海道出身注目アーティストをご紹介いたします。

ズーカラデル


  • 吉田崇展( Vo,Gt)
  • 鷲見こうた(Ba)
  • 山岸りょう(Dr)

北海道・札幌発のスリーピースバンドです。

すでに噂は巷を飛び出し、全国のロックファンをざわつかせている注目のバンドです。

2015年に結成し、2017年9月に発売したミニアルバム「リブ・フォーエバー」が話題を呼びました。

レコード店バイヤーが一瞬で聴き惚れたという彼らの楽曲は、抜きん出たメロディーセンスで織りなす極上の日本語ロック。

まだこんな凄いロックバンドが北海道に埋もれていたとは、北海道という地が育む感性の豊かさに驚きを隠せません。

2020年には全国ツアーを控えるズーカラデル、まだ聴いたことがないという方はぜひチェックしてみてください。

UMEILO(ウメイロ)

  • 伊藤純輔( Vo,Gt)
  • DAICHI( Gt)
  • ひ(Ba)
  • たいが( Dr)

北海道札幌市出身の同級生で2017年に結成した4人組ロックバンド、UMEILOです。

インディーズバンドの音楽配信でお馴染み「Eggs」で、2019年アーティストランキング2位に輝いたUMEILO。

2018年12月に地元限定でリリースしたシングル「高空」は初日に完売し、配信されたMVもすでに130万回再生を突破しています。

フレッシュな空気感を持つエモーショナルなサウンドに、20歳になるばかりの彼らの等身大の歌詞が心地よいロックを届けてくれます。

未来の大物感をひしひしと感じさせてくれる新星UMEILO、北海道の新たなスター誕生の瞬間をお見逃しなく。

最後に…

いかがでしたでしょうか。

北海道が生んだ素晴らしいアーティストを厳選してご紹介してまいりましたが、まだまだ紹介しきれないほど本当にたくさんいらっしゃいます。

北海道という雄大な地で生まれ育ったアーティストの皆様の音楽は、とてもスケールが大きく、それと同時に温かみも感じさせてくれますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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