After the Rainのプロフィールやおすすめ楽曲を徹底解説!圧倒的実力を誇る音楽ユニット

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After the Rainのおすすめ楽曲10選 Part.2

解読不能

NHK TVアニメ「アトム ザ・ビギニング」OPテーマとして書き下ろされた楽曲。2017年6月には実写・アニメーション2種類のMVがYouTubeに投稿され、多くのファンから「何度も聴きに来てしまう」とコメントが寄せられました。

「アトム ザ・ビギニング」は、「鉄腕アトム」の生みの親である手塚治虫が原案を手がけた作品。ロボット研究に情熱を注ぐ天馬午太郎(てんまうまたろう)と、同じくロボット研究を行っているお茶の水博志が共に生み出したロボット・A106(エーテンシックス)を巡る物語です。

ロボットは人間と同じ感情を抱かないはずなのに、主題歌である「解読不能」はどこかA106の孤独な叫びのようにも感じられます。特にサビで登場する「何度解凍したって知り得ない 何かが溢れ出しそうだ」というフレーズは、数式のように一瞬で答えを導き出せない問題に直面し、怒りとも悲しみとも呼べない気持ちで混乱する姿を描いているかのよう。

クールでありながら、切々と一つひとつの言葉を歌い上げるAfter the Rainの歌声にも注目です。激しい感情をそのまま表したかのようなロックサウンドと、2人の痺れるボーカルとの組み合わせに聴き惚れてしまうこと間違いなし。

マリンスノーの花束を

マリンスノーの花束を」は、2018年にニコニコ動画・YouTubeへ投稿された楽曲。同年8月にはTBS系テレビ「ひるおび!」のエンディングテーマにも起用され、夏にぴったりの爽やかなサウンドで番組を彩りました。

マリンスノーとは、海の中を雪のように沈んでいく小さな粒子のこと。その幻想的な風景は歌詞の中でも表現されており、真っ暗な深海に降る雪“マリンスノー”の美しさや、宝石をちりばめたような星空が、まるで眼前に見えているかのような気分を味わうことができます。

また、いつ聴いても夏のワクワクした高揚感を思い出させてくれる曲調も大きな魅力です。潮風を浴びながら、海辺を思い切り駆けているような気持ちに浸れること間違いなしの1曲。最後には思わず心を掴まれてしまうような仕掛けも用意されています。

アンチクロックワイズ

TVアニメ「クロックワーク・プラネット」EDテーマとして書き下ろされた楽曲。2017年7月には実写版MVと、そらる・まふまふが描かれたアニメーションMVがYouTubeで公開されました。

「クロックワーク・プラネット」は、榎宮祐(かみやゆう)・暇奈椿(ひまなつばき)が共に執筆したライトノベルが原作。“Y”と呼ばれる時計技師が一度滅んだ地球を再構築したという設定から物語はスタートし、機械オタクの高校生・見浦ナオトや、自動人形(オートマタ)のリューズが世界の命運に巻き込まれていく姿が描かれています。

After the Rainが歌う「アンチクロックワイズ」は、作品の壮大な世界観を盛り上げるハードロックナンバー。悲痛な叫びにも聞こえるまふまふの高音ボイスと、切なく訴えるようなそらるの歌声によるハーモニーに惹き込まれること間違いなしです。

また、「クロックワーク・プラネット」のストーリーを存分にリスペクトした音作りも注目ポイント。曲中に繰り返し登場する不気味な音階のピアノや、時計の秒針音などにぜひ耳を傾けてみてください。

桜花ニ月夜ト袖シグレ

2016年1月にニコニコ動画・YouTubeへ投稿された楽曲。アルバム「クロクレストストーリー」にも収録されており、リリースから7年以上の時を経た今でも、After the Rainの名曲として多くのファンに愛されています。

曲を作る時はいつも、自分の身の回りで起きたことや感じたことを元にしているというまふまふ。「桜花ニ月夜ト袖シグレ」では、自分と異なる世界の人に恋をしてしまった切なさや、どれだけ想いを募らせても届くことがない苦しさが描かれています。

アップテンポで爽やかな反面、どこか物悲しい雰囲気も漂うサウンドも聴きどころ。イラストレーター・hatsuko(はつこ)が担当した美麗なMVとあわせて何度でも味わいたい作品です。

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