米津玄師 – ボカロP・ハチ時代の経歴と名曲を総まとめ

米津玄師 – ボカロP・ハチ時代の経歴と名曲を総まとめ

ハチ・オススメ楽曲

マトリョシカ

初音ミクとGUMIのデュエットソング。

ハチを代表する楽曲の1つであり、「ハチといえばこの曲」と言っても過言ではない人気楽曲です。

ハチいわく「馬鹿っぽくて、どんちゃんしたのを作りました。」とのこと。

その言葉通り、どこか不穏な雰囲気を醸し出しながら、思わず身体を揺らしてノリたくなる愉快さも持ち合わせた不思議でカオスな旋律が特徴的な1曲となっています。

米津玄師特有の独特な世界観をもって作られた、謎めいた歌詞にも心惹かれるものがあります。

ハチ作の奇妙な入れ墨を顔に施したミクとGUMIが登場するMVも、楽曲の不気味で愉快なカオスな世界観に深みを与えているといえるでしょう。

パンダヒーロー

公開されてから10年が経った今でも、多くの歌い手達からカバーをされ続けているハチの人気ソング。

退廃的な世界を舞台に活躍する「パンダヒーロー」について歌った楽曲であり、ヒーローでありながら金属バットで戦ったり、正義感が曖昧だったりと、イかれたパンダヒーローの設定や、謎の擬音語が多い不可思議な歌詞が持つ中毒性の高さに惹かれる不気味なヒーローソングとなっています。

なお、もとはハチの2ndアルバム「OFFICIAL ORANGE」に収録されていた楽曲でした。

動画で公開したものは、CDに収録したもののロックアレンジ版となっています。

CD版と動画版を聴き比べて、違いを調べてみるのもまた本楽曲を聴く上での楽しみ方の1つかもしれません。

砂の惑星

2017年に開催された初音ミク達ボカロの複合型イベント『マジカルミライ2017』のテーマソングとして制作された楽曲。

後に米津玄師によるセルフカバー版が、アルバム「BOOTLEG」に収録されました。

『マジカルミライ2017』の公式サイトにて掲載されたコメントによると「自分が見てきたボーカロイドの原風景」を思い出しながら制作したとのこと。

そのような制作過程があったからか、歌詞の内容もハチ特有の独特な言葉センスは残したまま、今のボカロ音楽の現状を比喩的に表現したと思われる内容に仕上がっており、ファンから多くの考察が行なわれる1曲となっています。

南方研究所による「砂の惑星」を旅する初音ミクと仲間達の軌跡を描いたアニメーションMVも、楽曲の世界観考察を深める内容となっていますので注目です。

米津玄師(ハチ)・まとめ

さまざまな名曲・功績を生み出し続けてきたボカロP・ハチ。

米津玄師の名で活動を始めて以降は、ハチとしての活動は途絶えてしまったため、一時期は活動の停止も囁かれていましたが、2014年にGUMI歌唱楽曲「ドーナツホール」が公開されたことで、その活動が続いている事が判明します。

それから再び活動が途絶えたため、「今度こそ本当にやめたのではないか」と騒がれてしまいますが、3年後の2017年に『マジカルミライ2017』のテーマソングとして、ハチ名義の楽曲「砂の惑星」が公開された事で活動の継続が再確認されます。

米津玄師いわくハチの名前は「やりたくなったときにやれる場所として残しておいてる」との事です。

つまり、活動の停止も休止もしていないということ。

昔のような定期的な楽曲公開が行なわれる事はないのでしょうが、米津玄師がボカロ曲を作りたくなった時に限り、今後もハチとしての楽曲公開が行なわれていくのでしょう。

ハチの楽曲投稿は突然前触れなく行われる傾向があるため、いつ来てもいいように注意深く米津玄師の活動を追いかけていく必要があるでしょう。

ソロアーティスト米津玄師としても、ボカロP・ハチとしても、今後の活動から目が離せません!

あわせて読みたい!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事