syudou | ダークな世界観でシーンを席巻! 超人気ボカロPの経歴・魅力を徹底解説

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syudouのおすすめ楽曲7選 Part.1

ビターチョコデコレーション

『邪魔』から約1年後の2019年1月に投稿された楽曲です。
YouTubeでは2200万回再生を超える大ヒット曲で、syudouの代表曲のひとつ。

ダークな雰囲気を感じるヒップホップ調のナンバーで、どこか調子はずれな笛の音怪しさを感じる音楽、相反したかわいいミクの声が聞く人の不安を誘います。
それでいてサビ部分にはポップさがあり、耳に残る曲調となっているのが魅力のひとつです。

また、歌詞を見てみると、冒頭から「人を過度に信じないように」と人間不信に陥っている人のような記述があり、本当の自分を隠しながら社会で生きる人々を指しているようにも読み取れます。

MVにはオレンジ色のつなぎ(アメリカの囚人服とされるもの)を着ている人物が登場し、音楽や歌詞、MVが交錯してさまざまな考察が誕生している一曲です。


ちなみに裏話としては、仕事終わりの深夜にイントロが完成し、寝ずに制作していたとか。
仕事に追われながらも楽曲制作がやめられないというテンションのまま、ほぼ1週間で完成させてしまったそうです。

コールボーイ

2019年4月に投稿され、YouTubeでは4000万回再生を突破した大ヒット曲。
「お酒に酔った人」をテーマにした楽曲で、中毒性の高いメロディーが魅力です。

終始聞こえるタンバリンのような音が、夜の街の華やかで軽快な雰囲気を醸し出しているのが印象的。
楽曲からは、さまざまな人が集まる安い酒場でヤケ酒をしているような、一夜限りの楽しさや、やるせない空気を感じられます。

「飲まなきゃその明日すらもねぇんだよ」というサビの歌詞だけを見ても、酒に頼って生きている人物なのが読み取れるでしょう。
実は、合いの手は酔っぱらった状態のsyudou本人の声となっており、歌詞にも実話が盛り込まれているとか……。

ちなみにsyudouは、本楽曲を投稿する前に『コールガール』という楽曲も制作。

本楽曲はこのアンサーソングともされており、一部似た歌詞や曲調が用いられています。まだ聞いたことがない方は、こちらも併せて聞いてみてください!

キュートなカノジョ

こちらは2021年2月に投稿されたsyudouの大ヒット曲のひとつ。
YouTubeでは3000万回再生を突破し、多くの歌ってみた動画も投稿されています。

楽曲は「浮気」をテーマにしたアップテンポのもの。
低音の効いた音楽に、アコーディオン風の音ハサミでなにかを切るような効果音が盛り込まれており、ハサミを持った女の子のサムネイルも相まって狂気を感じる楽曲となっています。
幼い女の子のような可不のかわいい歌唱も魅力のひとつです。


余談ですが、本楽曲はsyudouが初めて初音ミク以外の声で制作した、まさに「浮気」の楽曲。
日頃から“初音ミクが好き”と公言している彼が本楽曲に可不を用いているのが、なんとも罪深いポイントです。
考察の域を出ませんが、「だってこの声は……めちゃくちゃかわいいでしょ?」という歌詞も、可不の声として考えるとぞくっとするものがあります。

対となる『カレシのジュード』や2人のその後を描いた『デイバイデイズ』など、シリーズ楽曲も投稿されているため、こちらもぜひチェックしてみてください!

アルカホリックエレジー

“最近の曲はもう大体知っている”という方におすすめなのが、2016年に投稿された本楽曲。

近年のsyudou楽曲とは異なる雰囲気を持つオルタナティブロックで、重ためのロックサウンドに繊細なピアノ音が映えるかっこいい楽曲です。

子どもの頃、家族の影響でASIAN KUNG-FU GENERATIONBUMP OF CHICKENをよく聞いており、バンドでドラムをしていたこともあるというsyudouの片鱗が垣間見える1曲でもあります。

だんだんと高音になっていくサビなど、いかにもボカロらしいフレーズも登場し、ボカロック好きやsyudou楽曲好きには一度聞いていただきたい楽曲です。

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