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ガルナ(オワタP)のおすすめ人気楽曲5選 Part.2
3分の曲を聴くのにかかる時間は3分
『3分の曲を聴くのにかかる時間は3分』は、2020年8月に投稿された比較的新しいオワタP楽曲。
YouTubeの再生数は146万回を突破しており、高い中毒性を誇る楽曲です。
歌唱はボーカロイド亜種の弱音ハク・亞北ネルが担当。
ネットで流行した“小泉構文”を彷彿とさせるタイトルのとおり、風刺の効いた楽曲となっています。
タイトルで“3分”という時間を提示しているにもかかわらず、再生時間は1:53。
歌詞にも、忙しい現代人を皮肉る言葉が込められています。
「大切なのは印象さ 頭に残れば構わない」という歌詞のとおり、中世的な雰囲気を感じるミステリアスな曲調が耳に残るのも、作者の狙いどおりなのでしょう。
後半に進むにつれて「いらないね」とAメロ、Bメロを削っているのにもかかわらず、曲として成立しているのも、技量の高さを感じられるポイントです。
ボーナスステージ
『ボーナスステージ』は、2011年5月に投稿された楽曲。
鏡音リン・レンの同人CD「kagamination」のために書き下ろされた楽曲で、日頃のネタっぽい雰囲気とは異なる“ガチ曲”となっています。
楽曲は、ピアノやアコギ、ストリングスなどを用いたミステリアスな雰囲気を感じるもの。
リズムが心地よく、何年経っても耳に残るような高い中毒性のある楽曲です。
10年以上前の動画にもかかわらず最近でもコメントが書き込まれており、人気の高さがうかがえます。
一方で、「毎日毎日来る日も来る日も一緒」など、リアルな闇を感じる歌詞が書かれているのも印象的。
テーマには「有名投稿者が、そのブームが去り落ちぶれるまでの歌」というのが掲げられており、音楽からもどこか寂しさが感じられます。
なお、オワタPは本テーマを楽曲発表10年目にしてブログで公表。
あまりに暗いテーマだったため、MVではあえて表現しなかったと述べています。
テーマを知る前と後で、さまざまな受け取り方ができる楽曲です。
幻想論ラスタンベルジェ
『幻想論ラスタンベルジェ』は、2023年3月現在オワタPの最新オリジナル楽曲です。
ニコニコ動画のボカロ企画「ボカコレ2023春」にも参加している楽曲で、初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカの珍しい4ボーカル歌唱が特徴のひとつ。
楽曲はファンタジー感満載の幻想的な雰囲気のものとなっています。
緩急の激しい曲調と歌詞、MVから、なにやらストーリーがありそうと考察できるのも魅力。
2011年に投稿された楽曲『アンデルツェ』を彷彿とさせるフレーズも登場し、ファンの間では関連性があるのではと予想されています。
オワタP本人も「この曲はアップロードするまでに10年かかりました」というコメントを残しており、意味深な楽曲です。
まとめ
今回は、今年活動15周年を迎える社会人ボカロP・ガルナ(オワタP)をご紹介しました。
ガルナ(オワタP)の魅力は、インターネットネタを取り入れたポップな曲からかっこいい曲まで、さまざまな音楽制作を行っていること。
好きを前面に押し出した活動も、見ていて楽しそうに感じられます。
配信等も行っているので、気になる方はYouTubeチャンネルを覗いてみてください!