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松井裕樹のプロ入り前の経歴は?
ここからはプロ入り前の経歴について紹介していきます!
松井裕樹の名を全国に轟かせた高校時代についても解説していくので、ぜひご覧ください。
甲子園出場は?松井裕樹の高校時代について解説!
横浜ベイスターズジュニアの一員としてNPB12球団ジュニアトーナメントへ出場、青葉緑東シニアでの全国制覇など、輝かしい実績を引っさげて神奈川の名門、桐光学園高校の門を叩きます。
入学後、1年夏から主戦投手として活躍します。
順調に神奈川県大会を勝ち上がりますが、決勝戦で、近藤健介(現:福岡ソフトバンクホークス)や柳裕也(現:中日ドラゴンズ)を擁する横浜高校に敗れ、甲子園出場を逃しました。
冬場にトレーニングを重ねた結果、2年夏にはエースとしてチームを甲子園出場に導きます。
1回戦の今治西高校戦では1試合22奪三振を記録し、大会新記録を樹立。
また、2回戦の常総学院戦でも19奪三振を挙げるなど、全国にその名を轟かせました。
高校3年時には、甲子園出場こそ逃しましたが、高校日本代表に選出され、
山岡泰輔(現:オリックス・バファローズ)や高橋光成(現:埼玉西武ライオンズ)らとともに世界野球選手権大会での準優勝に貢献しました。
これらの実績が評価され、2013年のドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスを含む5球団から1位指名を受けるなど、争奪戦となりました。
松井裕樹のNPB時代について
松井裕樹のNPB時代の個人成績
東北楽天ゴールデンイーグルスで主にクローザーとして活躍した松井裕樹。
キレのある直球と多彩な変化球のコンビネーションを駆使し、NPB通算で860もの三振を奪い、236セーブ、76ホールド、防御率2.40という成績を残しています。
2年目からクローザーを務め、最多セーブのタイトルを3度獲得するなど、チームを牽引しました。
また、2023年には27歳5ヶ月で通算200セーブを達成。
横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃が持つ29歳10ヶ月の最年少記録を更新し、名実ともに球界を代表するクローザーとなったのです。
NPB時代のチーム成績
東北楽天ゴールデンイーグルスは、2013年に田中将大、則本昂大などの強力投手陣を擁し日本一を達成しますが、松井裕樹が入団した2014年から3年間はBクラスに低迷します。
2017年、2019年、2021年はクライマックスシリーズに進出しますが、いずれも敗退し、日本シリーズへの出場を果たすことはできませんでした。
2023年は松井裕樹が最多セーブのタイトルを獲得したものの、チームはBクラスに低迷。
松井投手が所属していた10年間でリーグ優勝を達成することはできませんでした。
NPB時代に獲得したタイトル
松井裕樹は最多セーブ投手のタイトルを3回(2019年、2022年、2023年)獲得しています。
クローザーだけでなく、先発やリリーフをこなしていた時期もありましたが、獲得したタイトルはクローザーとしてのタイトルのみとなっています。
念願のメジャー移籍!松井裕樹の背番号や成績について解説
ここからは、松井裕樹のMLB移籍について解説します。
海外FA権を行使!サンディエゴ・パドレスへ移籍!
松井裕樹は2023年のシーズンオフに海外FA権を行使。
複数の球団が獲得に向け調査を行っていましたが、5年総額約40億円の契約を提示したサンディエゴ・パドレスと契約を結んでいます。
背番号は東北楽天ゴールデンイーグルス時代からなじみのある「1」が用意されたことから期待度の高さがうかがえます。
2024年シーズン途中の成績は?
3月20日に行われたロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦で2/3回を無失点に抑え、ホールドをマークするなど上々のスタートを切りました。
2024年5月27日現在、24試合に登板し、5ホールドをマークするなど活躍しています。
現在、サンディエゴ・パドレスのクローザーはNPBでも活躍したロベルト・スアレスが務めていることから、クローザー争いにも注目が集まっています。