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阪神タイガース
トラッキー
1985年に誕生した阪神タイガースの球団マスコット、トラッキー。背番号は1985番。
モチーフはもはや言う必要もないかと思いますが、トラです。
名前の由来は「トラ」と「ラッキー」をかけ合わせたもので、英語表記では「TO LUCKY」と表記されます。
元気溌剌な性格で、無邪気な仕草に子供や女性からの人気が高いキャラクターです。
しかし、誕生当初は凶暴化するなどの一面があったために、2003年に改造手術を施されました。
その結果、おとなしくはなったものの、熱い阪神ファンからはおとなしくなりすぎ、と不評を買ってしまい、再度の改造出術を施して今に至ります。
激しいアクロバティックを得意としており、ドアラと同じくバク転を得意としています。
ドアラが骨折でバク転をできない時には、代わって連続バク転を見せるなど、訪れたファンを大いに盛り上げました。
また、ものまねをすることが多く、スタメン発表時には選手の名前が挙がるとその選手になりきってフォームを真似するなど、なかなか器用なマスコットでもあります。
ものまねも様になっています。
そんなトラッキーですが、皆にいじられることが多いキャラクターとしても有名です。
甲子園球場ではよくスワローズの球団マスコットのつば九郎に帽子をパクられたり、始球式ではドアラに盾にされたりなど、実に様々です。
もちろん、度が過ぎたことはしませんのでご安心ください。
ファンの間ではいじられて落ち込むトラッキーが一種の名物にすらなっています。
これからもみんなの愛されキャラとして頑張ってもらいたいですね。
左からラッキー、トラッキー、キー太です。
広島東洋カープ
スラィリー(スライリー)
1995年に誕生した広島東洋カープの球団マスコット、スラィリー(スライリー)。
全身青緑のけむくじゃらの巨体で、カープのホームユニフォームを着ています。
背番号は何故か番号ではなく「!」と、謎の多いマスコットキャラクターです。
よく名前を間違えられ、本来は「スラィリー」の筈が「スライリー」と呼ばれてしまいます。今では間違えられている名前が独り歩きしている状態です。
ちなみにセサミストリートのフィリー・ファナティックとは親戚で、日本に遊びに来たこともあります。ちなみにその時は、つば九郎とドアラが日本式のおもてなしで歓迎をしました。
喋ることはできませんが、喜びを感じると鼻の穴からピロピロとした触角が伸びてきます。
そしてチームの大量得点や大型連勝など、チームがハッピーな時は、自身も興奮してピンク色に変色。ハッピースラィリーとしてファンの前に現れます。
サヨナラじゃ~っ\(^o^)/
みよし~っ❗️ようやった✌️初のサヨナラおめでとう🎊誠也のスリーランもしびれたし😍サンタナも初ヒット&タイムリーおめでとう🎉みんな雨の中頑張ってくれてホンマにありがとう😂
カーチカチ!でハイライト動画どんどんあげていくんでお楽しみに😉#カープ #カーチカチ! pic.twitter.com/XpfBjPFxqC— カープ公式アプリ カーチカチ! (@rcccarp) August 20, 2019
想像以上にピンク色ですね。
また、その見た目からは想像ができませんが、意外と身体能力が高く、突き出たお腹を揺らしながらバク転をすることができます。
バッティングにも定評があり、一度だけ元プロ野球選手の古田敦也と勝負したことがあります。ファンが見守る中、なんと流し打ちでヒットを決めてしまいます。これには投げた本人の古田さんも大爆笑でした。
その他にもダンスやセグウェイを乗りこなし、球場を沸かせてくれます。
子供たちにも大人気で、今もファンに笑顔を届けていることでしょう。
しかし、アクティブ過ぎるのもなかなか困りもの。全身びしょ濡れです。
横浜DeNAベイスターズ
DB.スターマン
2012年に誕生した横浜DeNAベイスターズの球団マスコット、DB.スターマン。背番号は☆(1スター)。
前球団マスコットのホッシーファミリーの後を引き継ぎ、球団マスコットとして活動するようになりました。
星型のデザインがトレードマークのハムスターなのですが、第一印象はびっくりするほどのメタボ。つば九郎やスラィリーもなかなかでしたが、スターマンは一言で言えば樽のような姿。
他のマスコットのようにアクロバティックはできず、なんとか手を動かせる程度。登場当初はファンも戸惑いがありましたが、しかし、実際に見ると仕草の可愛さにすぐさまファンを虜にしてしまいました。
ただ、見た目のせいでハムスターの筈なのに、たぬきと間違われてしまいます。
しかもファンだけでなく、公式チャンネルでとあるアナウンサーも「たぬきさん」と呼んでしまう始末……。
また、他球団のマスコットと絡むとよく転がされていることも……なんとも不遇なマスコットキャラクターでもあります。
しかし、その愛くるしさは本物で、子供や女性に人気の高いキャラクターです。最近では、つば九郎からマスコットのいろはを教えてもらっているそうですが、相手が相手だけに少し心配です。
ちなみにプロレス好きなようで、武藤敬司のモノマネをよく披露しています。
バッティングでもDB.キララ先生の特別レッスンが必要🤭⁉️#baystars pic.twitter.com/kF2LytjPXC
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) March 20, 2020
スターマンのバッティング風景。ちなみにスターマンはDB.キララに片思い中とのことですが……キララの方が打ちますね。スターマンには頑張ってもらいたいです。