RAISE A SUILEN【超詳細解説】バンドリ!から生まれたリアルバンド! メンバーや経歴を徹底解説

RAISE A SUILEN【超詳細解説】バンドリ!から生まれたリアルバンド! メンバーや経歴を徹底解説

アニメ・ゲーム・漫画など、様々なメディアミックスを展開するプロジェクト「BanG Dream!」、通称バンドリ!。個性豊かなキャラクター達が、バンドを通して成長する様を描く大人気作品です。

出演声優が実際に演奏を行うリアルバンドとしての活動も盛んに行っているバンドリ!。その中でも特に卓越した演奏技術を誇り、多方面から注目を集めているのが、RAISE A SUILEN(レイズ ア スイレン)です

本記事では、そんなRAISE A SUILENの魅力を徹底解説。意外な結成の経緯や、おすすめの楽曲を紹介します。

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RAISE A SUILENとは

RAISE A SUILENは、Raychell(Ba.&Vo./LAYER(レイヤ)役)、小原莉子(Gt./LOCK(ロック)役)、夏芽(Dr./MASKING(マスキング)役)、倉知玲鳳(Key./PAREO(パレオ)役)、紡木吏佐(DJ/CHU²(チュチュ)役)の5人のメンバーから構成されています

所属レーベルはブシロードミュージック。RAISE A SUILENの頭文字を取って、RAS(ラス)の愛称でも親しまれています。

彼女達の特徴は、EDMの要素を取り入れたラウドでダンサブルなロックサウンドと、確かなテクニックとダイナミックなパフォーマンスで会場を盛り上げまくるライブの完成度

ヘヴィロックにメロディアスなシンセやダブステップのビートなどを織り交ぜた楽曲は、時にヘドバン、時にダンスと、リスナーをあの手この手で楽しませ、決して飽きさせません。

そんな楽曲を演奏するのは、結成以前にも豊富なミュージシャン経験を持つメンバーも含む、実力派の5人。そのパフォーマンス力はバンドリ!内でも随一で、RASの真価はライブにあるとしばしば語られています。

RAISE A SUILENの経歴

バンドリ!内バックバンド・THE THIRD(仮)として結成

株式会社ブシロード代表・木谷高明の発案で、2015年から始動したバンドリ!。プロジェクト発足当初からPoppin’Partyが、続いて2017年2月からはRoseliaが、声優が楽器を演奏するリアルバンドとしてライブ活動を展開しました。

一方で、作中の全てのバンドが出演声優の演奏のみでライブを行うのが困難だったことから、一部バンドのイベント出演時にはバックバンドを起用することに。そうして結成されたのが、Raychell・夏芽・倉知の3名によるバンド・THE THIRD(仮)でした

THE THIRD(仮)は、2018年1月13日・14日、東京ビッグサイトで開催された「ガルパライブ&ガルパーティ!in東京」にて、Poppin’Partyのメンバーである大塚紗英をサポートギターに迎えた4人編成で出演。Pastel*Palettesハロー、ハッピーワールド!Afterglowの3組のバックバンドとして、初めてステージに立ちました。

同年3月25日に、下北沢GARDENにて「THE THIRD(仮)1st Live」を開催。前述の3組のカバー曲のほか、初のオリジナル曲「R・I・O・T」を披露し、大きな反響を呼びました。また、この日、新メンバーとして小原の加入が発表されました。

7月17日には、マイナビBLITZ赤坂にて、「THE THIRD(仮)2nd Live」を開催。紡木の加入と、RAISE A SUILENへの改名が発表されました。

実は元々、バンドリ!のイベントを支えるバックバンドとして出発したRAISE A SUILEN。キャラクター設定を基にして結成される他のバンドリ!関連バンドとは異なる成り立ちを持っています

ガールズバンド史上最速での武道館公演

2018年12月7日に両国国技館で開催された単独イベント「BanG Dream! 6th☆LIVE Day1:RAISE A SUILEN Brave New World」にて、キャラクターとしての作品展開を発表。翌年1月から放送開始するテレビアニメ第2期「BanG Dream! 2nd Season」への登場が告知されました。

12月12日には、1stシングル「R・I・O・T」をリリース。2019年2月22日には、日本武道館にて単独イベント「BanG Dream! 7th☆LIVE Day2『Genesis』」を開催し、ガールズバンドとして史上最速となるCDデビューから73日での武道館公演を成功させました

バンドリ!の世界と強くリンクしていく一方で、楽曲「UNSTOPPABLE」が2019年2月からアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」のエンディングテーマに起用されるなど、他作品とのタイアップでも話題に。

また、ライブ活動の幅をさらに広げ、単独公演やアニメイベントのみならず、9月29日には「山小屋・ばさらか presents 阿蘇ロックフェスティバル2019 in北九州」に出演。初のロックフェス出演ながら、同フェスの発起人である泉谷しげるも絶賛する熱いステージを繰り広げました。

こうしてRAISE A SUILENは、キャラクター展開や武道館公演を通しバンドリ!ファンとの絆を深めつつ、作品の枠に囚われない活動で更なる支持を獲得していきました

バンドリ!初の舞台や配信ライブにも挑戦

2020年5月3日にメットライフドームにて開催されるバンドリ!内の6バンド合同ライブ「BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020」への出演を予定していたRAISE A SUILENですが、新型コロナウイルスの影響で開催が延期に。

ステージに立てない苦しい状況となってしまった5人ですが、それでも時間が出来たことをポジティブに捉え、トレーニングや演技の勉強に励みました。

7月15日から19日にかけては、バンドリ!初の舞台「We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜」全9公演を上演。メンバー5人がそのままキャストとして出演したことでも話題となり、インターネット配信や全国の映画館でのライブ・ビューイングを合わせ、累計1万人以上が観劇しました。

8月19には待望の1stアルバム「ERA」をリリースし、オリコンデイリーアルバムランキング1位を獲得。リリース直後の8月22日には、富士急ハイランド・コニファーフォレストにて「『BanG Dream! 8th☆LIVE』夏の野外3DAYS」の2日目に単独公演を行い、約半年ぶりにファンの前でステージに立ちました。

12月12日には、バンドリ!史上初の無観客配信ライブ「Rausch und/and Craziness-interlude-」をRoseliaと合同で開催。コロナ禍でも新たな挑戦を続け、大きな成長を遂げました

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フェスや対バンでロックシーンにも進出

2021年からは再び精力的なライブ活動を行い、5月から6月にかけ、東名阪を周る初のライブツアー「RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2021『BE LIGHT』」を開催。さらに、11月から12月に同ツアーの追加公演を札幌・福岡・横浜で開催し、1年間で実質2本のツアーを成功させました。

全国のライブハウスを沸かせたRAISE A SUILENは、ロックシーンへの本格進出を開始。2022年2月17日には、Zepp DiverCityにて、「RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE『Repaint』」を開催しました。Fear, and Loathing in Las Vegasをゲストに迎えた本公演は、RAISE A SUILENにとって初のバンドリ!外のアーティストとのツーマンライブ。SNSでも大きな話題となりました。

さらに、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」「SUMMER SONIC 2022」「COUNTDOWN JAPAN 22/23」など、大規模ロックフェスに次々に出演(「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」は台風のため中止)。アウェイな会場をあっという間にRAS色に染め上げる圧巻のステージを披露しました。

2023年3月には、Fear, and Loathing in Las Vegas主催のフェス「MEGA VEGAS 2023」への出演も決定しており、RASのライブが生み出す熱狂は、これからも広がっていくことでしょう。

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